ブラビア『F5』シリーズが受注開始になりました
ソニースタイルにて新型ブラビアF5シリーズの受注がスタートしました。
テレビのラインナップって、ご存じない方には本当にご存じないと思うんですが、高画質処理エンジンの最高峰モデルを搭載しているのがX1、XR1シリーズ。4倍速のなめらか映像に加工するのがW5、F5シリーズになります。
通常、テレビ放送で送られてくる秒60コマの映像から新たに秒180コマの映像を作成。1秒間に240コマの映像を表示することでなめらかな動きを再現します。これ、見てみると気持ち悪いくらいなめらかに動きます。
テレビの映像って見慣れてしまっていて、60コマでもパタパタとした感じがするのをすっかり気にせず見ているものですから、このモーションフローの映像をみると、なんていうか現実との区別がつかないくらいの映像に見えてしまいます。私は120HzのX1シリーズで使っています。映画ソフトなどでシーンによってはやや不自然に見えることがあるんですが、デメリットはほとんど感じられません。
地上デジタル放送はほぼ全部、モーションフローを使って視聴しています。世界最速の240Hz駆動であればもっとなめらかに見えるんでしょうね。。。(32型F5のみ、240Hz駆動はせず、120Hz駆動になります。)
価格も安く、32型以外はフルHD解像度の1920×1080ドットを実現。狭額縁デザインというか、液晶の周りの縁が極端に薄く作られています。普及型の大ヒットモデルとして、今回も大人気で相当売れるとは思うんですが、一応実機をみてきているので、ちょっとデメリットというか、セールスポイントにならないところを探してみると。。。
この写真はホームシアターシステムの「HT-CT500」をセットしているところの図です。下部の黒いバーはこれ、HT-CT500のスピーカー部になります。上のディスプレイはF5の40型ものです。
で、よく見るとそのF5ディスプレイの底面になるところにスリットが見えます。これが実はスピーカーになります。デザイン優先というか、狭額縁モデルにするためにスピーカーをこうして見えないところに持ってくる必要があるわけです。
このまま使っても特に問題があるわけではないんですが、音というのは高域の音になればなるほど直進性が高まります。原理的にはスピーカーは視聴者側を向いていて欲しいところ。音にこだわる方でしたら、おそらくテレビのスピーカーではなく、こうして外部スピーカー&アンプを用意されるとは思うんですが、このF5シリーズなどは特にそうやってホームシアターシステム、シアタースタンドシステムとのセットでの購入をお勧めいたします。
それとメリットの方の話をすると、テレビって年に2回の新製品発表をします。秋には高画質・高級モデル。春にはスタンダードタイプの新機能モデル。今回の春モデルでは省エネ機能が浸透際されているのがトレンド。昨年秋発売のX1、XR1、W1シリーズと比べると、省エネ機能がふんだんに搭載されているのがメリットです。
「アクトビラ」などのweb動画サービスについても従来はSD画質にしか対応ができなかった(HD画質にするためにはオプション製品が必要)ものが、この春モデルからはHD画質にも最初から対応しています。
昨年の秋にX1を買ったばかりの私から見ても、なんか機能面ではうらやましいものが多数、新搭載されています。
そういえば政府でエコポイントという家電の購入補助の法案が提出されています。地上デジタルテレビの場合は販売価格の10%がポイント還元されるそうですね。09年度限定の措置となるそうです。これの話が出てしまっているので、正直なところテレビは現在買い控えモードになっていると思います。(^_^;) 私でしたら買いません。今は。
補正予算は27日に国会に提出されるんですが、最大限引き延ばすと決定は7月中旬頃までずれ込むとのこと。これ、完全に買い控えにつながっていますので、個人的にも、店員的にもなんとか早期の可決を願うばかりです。
ソニースタイルでは3年修理保証サービスと、基本設置サービス付きで販売中。是非、補正予算案が通り次第、ご検討ください。m(_ _)m
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