Wi-Fi内蔵のAVアンプ新型3機種発表

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本日のプレスリリースでWi-Fi機能を内蔵したネットワーク対応モデルなどの新型AVアンプ3機種を発表しました。

AVアンプにもスマートフォン対応の波がやってきた、というところですが、驚きはそれだけではありませんでした。

 

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まずは、この価格に注目。シリーズ3モデルですが7.1chのマルチチャンネルアンプがなんと29,800円、39,800円、49,800円です。

DVD創世記の2000年前後に5.1chサラウンドが登場してきて、こうしたホームシアターが一大ブームになったことがありましたが、その当時は10万円前後していて、5万円以下のアンプだとかなりの妥協をしたモデルしかなかったような記憶があるんですが、Wi-Fi対応でなくていいや、ということであれば29,800円。流行のハイレゾ音楽を楽しみたい、ということであれば39,800円出すと、それだけで本格的なAVマルチアンプが手に入ってしまいます。

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下位機種のDH740だけは無線LANやホームネットワークに非対応なのと、それともうひとつ。192kHz/24bit 2chのハイレゾ音源にも非対応になります。

実質、STR-DN840以上が今回のおすすめモデルになりそうです。

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ハイレゾ音源についてはポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1」の時に私も体験させてもらったことがあります。

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★ソニーストア ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1」のご購入はこちらから

☆当店blog 12.10.25「『PHA-1』実機レビュー ハイレゾ音源再生してみました」 

普通に流通している音源ではないので「e-onkyo music」などで音源をダウンロード購入することになるのですが、そのファイルをDLNAを使ったり、USBメモリーから鳴らしたりすることができるとのこと。

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本体を見ると、前面にUSB端子があります。小さくて読めませんが付属のリモコンの入力選択ボタンには「USB」という項目があり、これを選択するとポケットビットに入れたWAV、FLACフォーマットのハイレゾ音源の再生ができます。

音楽再生をするのにプレーヤーを必要とせず、アンプだけで再生ができるわけです。

で、今日も午前中は夏の新製品内覧会が開催されていて、その会場でアンプの実機を触らせてもらってきました。192kHz/24bitのイーグルス「ホテルカリフォルニア」の前奏部分をCDと聞き比べてきましたが、聞き比べるまでもなく、今まで何度も聞いたその曲と聞こえ方が全然違います。

ちなみに鳴らしていたスピーカーは「SS-F6000(18,800円)」です。STR-DN840と合わせても58,600円です。すごいデフレ感を味わってしまいました。((+_+))

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商品ページを見るとアンプの背面などを見ることもできるんですが、なるほど、安価になっているのはこういうところもあるのかも。映像も音もアナログ系の入力端子がほとんどなくなっていて、HDMI端子が並び、昔のアンプみたいなYMOの操作パネル感はもうなくなっています。

写真上はSTR-DN840で、下はSTR-DN1040です。

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上位機種のSTR-DN1040だとコンポーネント端子がまだ残っている模様。D端子はついになくなってしまっていますね。

バータイプのホームシアターシステム全盛ではあるんですが、2chの音楽もしっとりと楽しんでみたいんだけどなぁ。という方はこちらで検討された方が幸せになれるかも。

まだ予定価格ではありますが、ここから大きく販売価格は変わらないでしょうしね。うわー、なんか欲しいものが増えてきてしまいました。

 

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★ソニーストア AVマルチアンプ一覧はこちらから

☆ソニープレスリリース「Wi-Fiを内蔵し、パソコンやネットワーク接続ストレージなどに保存した音楽を手軽に楽しめるネットワーク対応モデルなどマルチチャンネルインテグレートアンプ3機種発売」  

 

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