VAIOの「x.v.Color」対応について

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このエントリー、ちょっと難しい話になるんですが、新型ハイビジョンハンディカム「HDR-HC7・UX7・UX5」で撮影した映像のハイビジョン編集をお考えの方にはちょっと重要な話。


VAIOが「x.v.Color」に対応できちゃう!って話です!!





えーと、実はコレ、VAIOのサポートページで探しても私は見つけられず、今日、たまたま旧型「VAIO type L」のVAIO Updateをしていて気がついたんですが、「VAIO Edit Components」がVer.6.2にバージョンアップしていたんです。


VAIO Edit Components」というのは、VAIOに「Adobe Premiere」をインストールした際に、ソニーのハイビジョンハンディカムの映像をプロキシファイル作成して編集時だけ画質を落として、レスポンス良く編集するためのアドオンソフト。ソニーの映像フォーマットをAdobe Premiereで使うために搭載されているVAIOのオリジナルソフトウェアになります。


★実際の編集作業の様子は「VAIO type A」レビューの際に記事で紹介しています。


 


で、話は変わって「x.v.Color」の話になりますが、こちらは1/26に配信したメルマガで詳しくご案内をしていますが、新型ハイビジョン・ハンディカム「HDR-HC7・UX7・UX5」で新搭載された、新しい規格。


色のパレットをハイビジョンに最適化したというか、色再現性が広がってきた液晶、リアプロテレビ向けに、さらに色域を増やしたフォーマット。


MPEG規格などでは従来のsRGBの上位互換になっているため、従来機種でもそのまま自然に見られるようにはなっているものの、「x.v.Color」本来の色を利用するためには、撮影機器、テレビ機器まですべて「x.v.Color」に対応する必要があります。


現時点ではブラビアのX2500シリーズに新型ハイビジョン・ハンディカム「HDR-HC7・UX7・UX5」を直接HDMIケーブルで接続して再生するしか(もしくは間にブルーレイレコーダー「MDZ-V9」が入っても可)方法がなかったんですが、ハイビジョン編集を行うVAIOも「VAIO Edit Components Ver.6.2」へアップデートすることで「x.v.Color」に対応できるようになるようです。


アップデート自体は2/2から公開されていたようなんですが、「VAIO Edit Components」のVer.4.2.02~Ver.6.1.01がインストールされているVAIOを対象にアップデートされるようです。


Ver.6.2によって追加される機能として。。。


・Windows Vistaに対応


・Adobe Premiere 3.0に対応


・AVCHD形式のファイル書き出し性能機能を改善


・業務用HDVハンディカム「HVR-V1J」のプログレッシブスキャン映像の編集に対応(Premiere Pro 2.0使用時のみ)


・x.v.Colorの編集に対応


となっています。


 


新型ハイビジョンハンディカム「HDR-HC7・UX7・UX5」のVAIOでの編集対応について、なんのアナウンスもなかったのですが、これで安心ですね。


 


★Adobe Premiere Pro 2.0 / Elements 2.0 / Elements 3.0プラグイン「VAIO Edit Components Ver.6.2」アップグレードプログラム


 



ちなみに、先週日曜日に銀座ソニーショールームへ行ったら、そのx.v.Colorの説明展示ブースがありました。α100でその様子を撮影してきたんですが、今回は色の違いがおかわりいただけるでしょうか?


 sRGB


 x.v.Color


違いは手前左にある濃い色の方の青いティーパックなんですが、箱に入っているホンモノのティーパックに近い色になっているのは明らかに「x.v.Color」です。


色が派手になるわけではなく、よりリアルな再現ができる、というのが「x.v.Color」のウリなんですが、これはやはり実物を見ないと、違いがわからないですかね!?(^_^;)


 

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