DSC-H1 実機レビュー

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本日、ソニーさんから手ブレ補正機能付きのサイバーショット「DSC-H1」が発表になりました。で、昨日に引き続き、これも実機を触らせてもらっていますので、その威力のほどをカンタンにご覧いただこうと思います。





ところで、私が仕事に使っているのは「DSC-F717」と「DSC-P150」というサイバーショットです。製品レビューとかの関係で、モニターを写すことなどが多く、マニュアル機能は搭載必須で、これらのカメラを選んでいるんですが実際に撮影するときはほとんどオートモードで使っています。


「DSC-F717」についてはソニーさんの中でも評判が良いらしく、あちこちのイベントで記録用としてスタッフの方に使われているのをよく目にします。後継機種で「DSC-F828」というモデルがあり、こちらの方が撮影した写真画質は圧倒的に優れているんですが、私のような素人にはちょっと扱いづらいモデルでもあります。オートモードで使うとF828ではISO感度をなかなか上げてくれなくて、シャッタースピードが犠牲になることが多い感じがするのですが、F717は極端にシャッタースピードが遅くなることがありません。オートモードでの撮影を多用する場合、F717の方が失敗が少なくていいんですよ。


「DSC-P150」も同様。このモデルはカラーバランスが私の好みに近い、というかよりリアルな感じがします。P150を購入したときは正直、これからはサイバーショットのニューモデルが出る度に買い替えていこう!とか思っていたのに、結局、P150よりもカラーバランスに優れたモデルと出会えず、今日にいたっています。


※DSC-P150もDSC-F717もすでにソニースタイルでは販売終了となっています。ご了承ください。


で、そんなところに登場したのが新型の「DSC-H1」です。手ブレ補正が付いたってことはこれで文字通り手ブレを防げますね。ってことは今までみたいにシャッタースピードをそれほど気にしなくても良いのかも! だったらオートモードのチューニングがうんたらかんたら言う必要もなくなります。


今回の「DSC-H1」は私の業務用カメラ買い換えの大チャンスです!


って、ことでその手ブレ補正の威力を試してみるのですが。。。



ね、この写真スゴイでしょ!? ISO64、絞りF2.8、シャッタースピード1/6です。普通に歩いている人はこれだけブレているのに背景はちゃんと撮れています。もちろん、これ、三脚は使っていなくて私の手持ち、しかも手を伸ばして、片手で撮っています。なんか俺ってターミネーターみたい。まぁ、こういう広角側ではあまり手ブレ補正は効かないはずなので、たまたま撮れたもの、って気もしないんですが。。。



これはちょっとズームを使っています。これも手持ち(片手のばし)で撮った写真。比較的明るめの室内ですがそれでも光量が足りないのは写真を見てもおわかりのとおり。フラッシュは発光停止にしています。



で、これは上の写真をトリミングして等ピクセルにした写真です。どうです。バーコード、もうちょっとで読めそうなんですよ!! この写真はオート ISO感度64、絞り値F3.5、シャッタースピード1/6、5Mサイズで撮影しています。手ブレしないシャッタースピードの限界は1/30くらいまでですから、それより5倍もシャッターが開いているのにコレ! 信じられません!!(写真、ちょっとぼけ気味ですがjpegの圧縮率を間違えて下げてしまいました。それも含んでご覧ください。)


実はぼけぼけの写真もいっぱいあったりするんですけど、それは私が操作方法を知らなくて、手ブレ補正をオフにしていたときの写真だと言うことが後でわかりました。上の写真2枚はちゃんと手ブレ補正オンを確認して撮影しています。なので、その効果のほどを私は身をもって体験してしまっています。


DSC-T1以降のサイバーショットのノイズリダクション機能って、それまでのモデルとは見違えるほどの効果を発揮してくれるし、いい加減、F717から乗り換えるのにはちょうど良いモデルなんですよね。


光学ズーム12倍っていうのもスゲェ話だしなぁ。。


ちなみに、このモデルにもソニースタイルでは吉田カバン専用ケースを用意してくれるみたいです。各モデルのレビューをソニースタイルさんのオリジナルケースでしている私としては、今回のモデルこそ!専用ケースが欲しいなぁ、思いまくっております。


よぉーし、午後はこれの稟議を書くぞ!!(自分で買う気ナシ)


DSC-H1の詳細はこちらのページから


本来ならばここで、撮影した写真のオリジナルデータを当店ホームページに掲載したいところなんですが、ここで使わせてもらった機種はまだ試作機段階のもの。それで評価されるのも問題なので、今回はblogでひとまずのご紹介ということにさせてください。また、このblogに掲載されているモデルは仕様変更の可能性もありますことをご了承ください。

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