2019年7月24日

【レビュー】ウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」専用カバー『CKS-SRSWS1』開梱レポート

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ウェアラブルネックスピーカー専用のカバーとしてソニーから「CKS-SRSWS1」が発売になりました。元々、テレビ用のアクセサリー製品として発売された「SRS-WS1」なのですが、アクセサリー製品のアクセサリーというちょっと珍しい？製品です。

しかもサードパーティー製のアクセサリーの販売ではなく、これは「ソニー製品」として販売されています。実物を私も購入してみましたので紹介したいと思います。

こんにちは、店員佐藤です。

「SRS-WS1」は2017年に発売されたテレビ用のアクセサリー製品です。首にかけて使うネックスピーカーとしては10年以上前からソニーにあるのですが、どうしても音像が下にいってしまって音の広がりが作れなかったことで製品としては一時的になくなっていた製品。

それがデザイナーから「スピーカーを立ててみたら？」という提案があり、これをついたてを作って試してみたところ音像が上にあがってきて「これは面白い！」ということで開発が始まった製品です。

結果的に管楽器の断面に似たスリットを作ることで音質を損なわずに音像をあげて、自分の頭自体がセパレーターの役割を果たし、ステレオ感、サラウンド感のあるネックスピーカーとして登場をしました。

2018年春に「アメトーーク！」の家電芸人の回で紹介されてから半年間、市場から在庫が消えてしまう大ヒットを記録しています。

//tecstaff.jp/2018-03-07_srs-ws1-kadengeinin.html

宮迫さんも、志田未来さんもリアクションがすごく良くて「まるで映画館！」を連発していましたが、まさにそういうスピーカーです。ヘッドホンと違って音が回りにまったく聞こえない、というものではなく、音量を上げるとそれなりに回りにも音が聞こえてしまいますが、本人の耳を塞がないで済むので、自宅で使っていて宅急便やお客さんのピンポンがちゃんと耳に届くし、長時間使っても耳が蒸れないなどの利点は数多く、快適に使えます。

また、音質も胸元から聞こえてくる感じがなく目の前に広がった空間から聞こえてくるよう音場が作られています。サラウンド機能は搭載されていませんが、自然にステレオ音声が回り込んで聞こえる不思議なネックスピーカーになっています。

テレビからの伝送方法も独自のモノを使っていてBluetoothは利用していません。テレビ事業部発の製品らしく「遅延したらテレビアクセサリーとしては致命的」なんだそうで、遅延の少ない独自方式での伝送にこだわるなど、ソニーらしさが光る製品。

たまたまですが、デザインされた方がPlayStation VRのヘッドセットをデザインされた方と同じ方がされているそうで、キラリと光るデザインの良さも感じられます。

私も発表時に買わせていただき、自宅で使わせてもらっています。

その「SRS-WS1」の発売から間もなく2年近く経とうというこのタイミングで専用のアクセサリー製品が発売になりました。ソニーストアでよくあるパターンのサードパーティー製の他社製品ではなく、ソニー製品として発売されています。

箱にもしっかりと「SONY」ロゴが入っているし、ソニーストアで購入する際にはAV商品10％オフクーポンも使わせてもらうことができました。

SRS-WS1専用カバーで他に使い道はありません。装着しても音質が損なわれることはなく、外して手洗いすることができます。

もちろんカバーをつけたままでの操作ができて、充電を行うこともできます。と、なっています。

実物を開梱してみます。

こちらが専用カバー「CKS-SRSWS1」の本体です。フニョフニョの素材で若干ストレッチするカバーでした。

チャックがついているので、これを開いてSRS-WS1本体を中に入れていきます。本当にピッタリサイズで遊びがなく、装着にはちょっと苦労しますが、これ、そんな頻繁に脱着することはないですからね。

普通だったら一度装着してそのまま使い続けるのでは！？

装着してみると、なるほど、よく考えられています。首のところには電源の入り切りがわかるパイロットランプがついているのですが、そこだけ窓がくりぬかれていて、正しい位置に装着ができると、ランプが見える様になっています。

電源ボタンや、バイブレーター機能の強弱スイッチにもマークが入っています。

SRS-WS1は専用の充電スタンドがついている他、マイクロUSB充電ができるようになっています。マイクロUSB端子にもちゃんと窓が用意されていて、カバーを装着したままでの充電ができます。

充電スタンドを使うためには首の後ろの部分のブリッジにある充電端子を使うことになるのですが、そこはチャックが邪魔をしています。充電スタンドを使う場合はチャックを開けてください、ということになっているのですが、それをする人は少ないかなー。

なんせ、充電スタンドを使うとSRS-WS1を平たく置かなくてはいけなくて場所を取るんですよね。私はもっぱらマイクロUSBケーブルを使って立てている状態でSRS-WS1を充電しています。

こうして見てみるとわかると思いますが、SRS-WS1のスピーカーが仕込まれているスリット部分は完全に布で覆われてしまうんですが、非常に薄い生地を使っているため、特に音質について変化はないように思えます。

こんなスピーカーにカバーが必要なの？　これ、たまに取って洗うことあるの？　と思われる方は、たぶんSRS-WS1を使ったことがない方 or 持っていても使っていない方かも。

自宅でも会社でも使っているSRS-WS1ですが、もともと本体がファブリック地になっているので、使っているうちにうっすらと黒ずんできているんですよね。新品の時と比べると使用感が出てきてしまったなー、とは思っていたのですが、この専用カバー「CKS-SRSWS1」のおかげで再び新品になった気がします。

SRS-WS1の汚れを防ぐ製品、というよりもすでに汚れてしまったSRS-WS1の汚れを隠す製品なのかもしれません。

うん、これは買って大正解です。

アメトーーク！を観て、SRS-WS1を購入された方もすでに使い始めて1年近く経ってきていて内側のファブリック部分がちょっと黒ずんできていませんか？　ボディが白いのでそういうのが目立つんですよね。

それが気になる方は是非、専用カバーを追加購入してみてはいかがでしょうか？

これからウェアラブルネックスピーカー「SRS-WS1」を購入される方は同時購入だと+500円だけで買えますので、絶対に一緒に買った方がオトクです。

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