SanDisk『200GB microSDXC』カードの話
こんにちは、店員佐藤です。
microSDカードの200GBモデルがSanDiskから発売になり、これってウォークマンで使えるの!?というお問い合わせをいただきました。
当店で聞いているところでは128GBまでの対応となっていますが、実際のところはどうなのか買ってみて試してみました。動作保証を当店がするわけではありませんが、実験レポートをお届けします。
カードはUHS-IのClass 10カードと言うことで、最悪、SDカードの変換アダプターを使えば4Kハンディカムとか”α”で使えるかも、という思いでオーダー。
200GBの大容量をなにに生かせるものなのか、あまり考えずにとりあえず動作検証してみます。
microSDカードスロットを搭載しているソニー製品で思い当たるものをいくつか集めてみました。これらで片っ端から試してみます。
まずはSanDiskのmicroSDXCカードをパッケージから取り出します。どうやって取り出せばよいものかわからないんですが、上部のハサミマークのある破線をカッターで切ってみると、中からカードを取り出せました。
日本向けのパッケージと違って海外製は開けたらもう元には戻せない作りになっています。文化の違いなんでしょうけど、こうした海外向けのメモリーカードで痛い目にあったことがあるので、返品できるように慎重に開封していきます。
こちらが200GBのmicroSDXCカードになります。手持ちにあるのは64GBのものが最大なので、これで3倍の容量を利用することができるようになります。
まずはウォークマンの「NW-ZX100」で試してみます。仕様をみても「128GBまで対応」という文言はなく、ニュースサイトなどで128GBまでと書かれているのを確認できるだけでした。
まだ未使用のカードですが、NW-ZX100に挿してみると、ご覧の通り、メモリーカードとしては認識をしていて正確には183.3GBで認識されるようです。
ふむふむ、こうして容量が認識できたと言うことは使えそうですね。メモリーカード自体に不具合がなければ。
ついでにNW-A25でも試してみるのですが、こちらも183GBで認識しました。大丈夫そうです。
さらに2014年モデルのNW-A16でも使えたし、今年の2月に発売されたAndroid OS搭載のNW-ZX2でもOS上で183GBを認識してます。
大丈夫そうですね。
続いてはアクションカムでも試してみます。
XAVC Sによる4K動画の撮影が可能なFDR-X1000Vですが、64GBのカードの場合で録画可能時間は2時間11分となっています。
200GBカードを入れてみると6時間51分になります。4K撮影だとバッテリーが50分くらいしか持たないのでこんなにいっぱいは撮れないんですが、外部電源で給電しながらの撮影ができるので、そういう向きには良いかも。
なお、100Mbpsでの撮影ではSpeed Class 3のカードが必要になるため、今回のSanDiskのカードでは設定はできません。上記の時間は60Mbpsでの撮影の場合になります。
こちらはHDR-ZX1です。XAVC SのHD 50Mbpsモードで497分の撮影時間になっています。64GBだと160分なので、こちらも3倍ほどの容量になっています。
やはりバッテリーがそこまでもたないので、長時間撮影のニーズがそこまであるのかというとあまりない気がしますが、ま、使えると言うことで。8時間以上の記録ができるので、給電しながら使えば東京マラソンが全部撮れるかな。
続いてはXperia Tabletを試します。OS 4.2のNW-ZX2が認識できたので、当店店頭にある現行モデルのXperia Tablet なら全部使えそうな気はしますが。。。
まずはXperia Z4 Tabletです。空き容量183GBになっています。認識できました。
こちらはXperia Z3 Tablet Compactです。4K動画の再生ができるので、自分の4K動画作品をそのまま入れておくことがあり、常に容量がカスカスで個人的にはタブレットに入れて使いたいなぁ。
スマートフォンの「Xperia J1 Compact」でも認識可能でした。本体16GBメモリーのモデルなのに、このカード1枚で200GBになっちゃうってすごい威力です。
Tabletなどもハイレゾ再生に対応しているモデルなら、ここにハイレゾ楽曲を入れると一気にライブラリーが増やせます。
カメラだと「そこまで容量が必要か?」になってしまいますが、こと、ハイレゾ対応のウォークマン、スマートフォンだと非常にありがたいメディアになります。
動作検証(メモリー認識)をして、そこにハイレゾ楽曲をフル満タンにすべく楽曲転送をしているのですが、メモリーカードをいっぱいにするのに4時間くらいかかりました。
当店の楽曲ライブラリーのほとんど全部を転送することが可能な容量。今まではVAIOに入れて管理していたんですが、ウォークマン1台で全部持ち運べるとはびっくりです。
フル満タンになった200GBのmicroSDXCカードですが、データベース作成に時間はかかるものの楽曲認識もできました。このあと、Xperia Z4 Tabletでも試しましたが特にハイレゾ曲の再生に支障はありません
。
普通に使える様です。
動作をソニー及び当店が保証できるものではありませんが、試用レポートでした。リッチなハイレゾ楽曲ライブラリーをお持ちの方はご参考までに。
サンディスク SanDisk Ultra 200GB MicroSDXC Micro SDカード 90MB/s Premium Edition Class10 UHS-1 CardSDXC変換アダプタ
- 出版社/メーカー: SanDisk
- メディア: エレクトロニクス
ウォークマンZXシリーズ [メモリータイプ] NW-ZX100 |
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ストア価格:66,880円+税 | |
ソニーストア長期保証選択 ・5年ワイド:7,000円+税 ・3年ワイド:4,000円+税 ・5年ベーシック:4,000円+税 ・3年ベーシック:無償 |
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メーカー商品情報ページはこちら 製品サポートページはこちら |
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発売日:2015年10月10日 | |
ソニーストア購入特典: 3年ベーシック無償 ソメスサドル製NW-ZX100専用ケース同時購入で 通常販売価格よりケースが4,000円OFF 送料無料 ソニーカード決済で3%オフ |
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☆当店blog 15.10.24「新型ウォークマン本体がファームウェアアップデート」
☆当店blog 15.10.7「Android非搭載『NW-ZX100』開梱&展示レポート」
☆当店blog 15.9.11「『NW-ZX100』ショールーム展示レポート」
☆当店blog 15.9.8「Android非搭載の高音質モデル『NW-ZX100』発表」
七紙
2016年9月2日 @ AM 5:13
よくわからないけど
200ギガのカードなのに183ギガってどういうこと
店員佐藤
2016年9月2日 @ AM 8:21
♪七紙さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
私も理由はわからないのですが販売する際はメーカーは
1GB=1000×1000×1000 Byteとして計算をします。
PC上は1GB=1024×1024×1024 Byteとして計算をする
ため誤差が出ます。販売されているときよりもやや
少なく表示されるんです。
このカードに限らずHDDやSSDなどのストレージでも
同様になります。ややこしいので統一してくれると
いいんですけどね。
タロ
2017年2月26日 @ PM 6:56
大変参考になります。
ウォークマンで250Gのmicrosdも認識できるか検証されたら記事にしていただけると嬉しいです。
店員佐藤
2017年2月28日 @ AM 7:04
♪タロさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
早速オーダーしました。近日中にレポート
したいと思います。少々お待ちくださいませ。