2012年3月9日

Eマウント単焦点レンズ『SEL50F18』の開梱レポート

tecstaff デジタル一眼“α”, カメラ開梱レポート, SEL50F18 0 Comments

今日はαレンズ、Eマウントの単焦点レンズ「SEL50F18」の発売日です。早速、朝から入荷していますので開梱レポートをお届けしたいと思います。

購入はソニーストアにて。販売店経由での取り寄せでしたら1日早く入荷する可能性があったんですが、出荷数が少なかったりすると当店みたいな零細ショップだと発売日に入ってこなかったりする可能性があるので、確実性をとるとうちみたいな販売店でもソニーストアさんにオーダーする方が確実なんです。

さらに魅力的なのが「ワイド保証」です。ソニーストアのαレンズはすべて3年ワイド保証が無料でついてきますが、これを同様の保険にかけようとすると本体価格の5%程度の値付けになるんです。もともと希望小売価格の2割引なんですが、そこに3年ワイドをつけると25%も安くなる計算。

さらにストアメンバーさんでしたらAV商品10%オフクーポンが使えるので35%引きという感覚になるんです。

なお、今回は+3,000円で5年ワイド保証にアップグレードすることが可能。ボディは3年も経つと新しいボディに乗り換えてしまう可能性がありますが、レンズはなかなかモデルチェンジしません。レンズの5年なんてあっという間。

せっかくソニーストアで購入するなら5年ワイドがお勧めなんですが。。。今回は当店オーダー状況をみると約3割くらいの方しか加入されていないようです。(^^;)　ま、単価の安いレンズなので落として割ったらまた買い直し、ですかね。

毎度おなじみでのお知らせですが、落下、水没でも対応してくれるソニーストアのワイド保証サービスは、この「購入明細書兼納品書」が保証書の代わりになります。

単に内容物のチェックだけではなく、大事に納品書もとっておいてください。

こちらはレンズの同梱品一式です。あいにくαレンズはアクセサリー扱いになるため、いつもの「購入宣言」の対象製品ではないのですが、製品登録をすることでソニーポイント500円分がもらえる特典が用意されています。

忘れずに製品登録をしましょう。製品登録の際にはこのオレンジの用紙を使います。

さて、そんなわけでまずはレンズ装着です。こちらはNEX-5Nに装着してみたところ。本体をシルバーカラーにしているのですが、違和感なく使えそう。

これですよね、これが良いんですよね。NEXシリーズって。

こちらはボディがブラックになるNEX-7に装着した図です。イメージは30mmマクロレンズを装着したのと同じ感じですけど、大きな違いはこちらの50mm単焦点には手ぶれ補正機能が搭載されていること。

そうそう、他のレンズとサイズなどを比べてみましょう。

写真左から標準ズームレンズの「SEL1855」、50mm単焦点レンズ、30mmマクロレンズになります。長さはやや50mm単焦点が長いんですね。フォーカスリングは3本の中で一番太めになります。

こちらはボディ側の面になるんですが、この写真でわかりますかね。。。F1.8という非常に明るいレンズなのでボディ側の開口部も広いんです。一番左のSEL1855と比べるとレンズの大きさは4倍くらいありそうです。右にあるSEL30M35も手前側のレンズの直径は大きいんですがずいぶん奥まったところにあります。

で、これにより開放F値1.8という設定が可能。絞り優先にして絞り値を小さくする（背景ぼかしをぼかす方向にいっぱい回す）と、被写界深度の浅い、背景のぼけた写真が撮れる様になります。

カメラの仕組みをご存じの方はおわかりになると思いますが、Twitterとかを見ていると30mmマクロの方が背景のボケを作りやすい、と思っている方とかいらっしゃるようですし、ここで簡単にどれくらいぼけるのか実験をしてみましょう。

NEX-7＋SEL1855　F5.6　1/100秒　ISO1250　絞り優先　焦点距離55mm

まずはこれが標準ズームレンズ「SEL1855」で撮影した写真です。ズームは55mmという一番望遠側にして、絞り値をテレ側で一番小さな「5.6」にして撮影しています。

これがいわゆる背景ぼかしで一番ぼけている状態になります。後ろにいるモモちゃんがもっと離れて遠くにいるとよりぼけるんですが、ここは同じ条件で他のレンズと比較してみるためにあえて、大きな距離を取っていません。

NEX-7＋SEL30M35　F3.5　1/60秒　ISO400　絞り優先

続いては30mmマクロレンズの「SEL30M35」です。絞りは開放のF3.5にしています。焦点距離がちょっと短いのでコモモちゃんにちょっと近づいてシャッターを切りました。被写体にやや寄ったことにより背景がちょっと割合として遠くなったこと、それとF値がより小さくなっているので先ほどの写真よりも背景がぼけている感じになります。

で、新発売の50mm単焦点レンズでF値1.8にすると。。。

NEX-7＋SEL50F18　F1.8　1/80秒　ISO125　絞り優先

どうでしょう？　背景のボケ方が水彩画で描いたみたいなじんわりとにじんだ感じになりました。こういうクセのないボケ方が良いボケになります。

コモモちゃんのぬいぐるみですが、体長30cmちょっと。頭でっかちなぬいぐるみのぬいぐるみ（モモちゃん達はクマのぬいぐるみではありません。クマのぬいぐるみのぬいぐるみなんです。）なので、赤ちゃんや子供くらいの顔の大きさがあります。

こんな風に顔をアップで撮ってあげるとモデルさんを撮影した写真みたいにこんな背景のぼけた写真になるですよ。コツはピントを目に合わせること。これでNEXを使ってモデルさん撮影風写真が感単に撮れる様になります。

NEXのズームレンズを使って背景ぼかしがあまりうまくいかないんだよなぁ。。。という方、それは腕のせいではありません。レンズの特性なんです。

人物撮影をする機会の多い方は是非！

なお、このレンズは前玉が結構大きいのでMCプロテクターは装着しておいた方がよいかも。ソニーストアさんに今は在庫がないので、私はとりあえず30mmマクロにつけていたプロテクターを装着して当面は使うつもりです。

さぁ、これ持って旅に出るぞ！


APS-C用 50mm単焦点レンズ SEL50F18		ソニーストア価格： 30,800円税込

発売日	2012年3月9日	メーカー商品情報ページこちら
長期保証サービス	5年ワイド：3,143円(税込) 3年ワイド／5年ベーシック：2,200円(税込) 3年ベーシック：無償
ソニーストア購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
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