気配りラジオ『ICF-CA5V』店員の声
今日は発表されたばかりのバイオWシリーズを見るために銀座ソニービルショールームへお邪魔してきました。お台場ソニースタイルショールームでは顔を覚えてくださったスタッフの方もいらしたんですが、銀座はあまり出現頻度も少なく、顔も割れていません。写真を撮っていると「blogとかやられているんですか?」って聞かれました。(^_^)v
そんな新人気分で館内を一周してきたんですが、ちょっと変わったモノを発見。「気配りラジオ」って書かれているんですけど、なんでしょう、それ。
オーディオコーナーのところに「贈り物にも気配りを」ということで、プレゼントに最適なソニー製品の展示があり、その中の一つがこの「気配りラジオ ICF-CA5V」でした。
複雑な操作が苦手、ダイヤル式で操作が簡単。そういえば義理の父がラジオ大好きで、アンテナをちょっと折っちゃったなんて、この間言っていました。なんか良さそうなラジオなんですけど「ICF-CA5V」って型番を見てもなにもイメージがわいてきません。
販売価格は10,479円となっていますが、この販売価格、ソニースタイルでの販売価格になっているみたいです。
結構よい値段のラジオなんですが、どんなラジオなのか見てみると。。。
これがその気配りラジオです。
幅が178.5mm、高さ146mm、奥行き86mmなので目覚まし時計くらい。ハンドルが付いていますが、これがちょうど手で握ったときに良いあんばいになる大きさのものです。
どこが気配りかというと、この選曲ダイヤルと音量ダイヤル。シンセサイザー方式でボタンで押すよりもこの方が直感的でわかりやすい、電波の弱い局でもこれなら探せる、という人向けの操作方法です。
しかもダイヤルがかなりでかいし。
でかいと言えば、この選局窓もかなりの大きさです。で、おもしろいのはバンド切り替えのところで、AM、FM、TV7-12という3つのバンドがあり、これを切り替えると。。。
パタンと、選局窓の表示が切り替わってしまうところ。写真はFMモードになっていますが、これの上にTV 4-12というのがあり、そうするとテレビの4chから12chの音声だけが受信出来るようになります。
なるほど、これは気配りしていますね。
で、ここでピント来る人は鋭いですね。
そう、これアナログテレビ放送の受信をできる機械なんです。アナログテレビ放送はご存じの通り2011年7月で終了しますので、それまでしかテレビ音声の受信はできません。で、機能の大きなところに、このテレビ放送の受信が入ってしまっているので、もしかしたら、これは受信窓の変更では対処ができず、生産終了になる可能性が。。。
もしかしたら、この気配りラジオが購入出来るのはあとわずかなのかもしれないんです。
他にどんな機能がついているかというと。。。この大きなボタンですが、これを押すとランプがともります。暗い室内で時間を確認するときのバックライトになります。
操作ボタンはすべて日本語。ラジオとしての機能を入り切りするのか、目覚まし時計の機能を使うのかが別の設定になっているので、目的別に使える様に考えられています。
めざましの音はブザーにするのか、ラジオにするのかもスライドスイッチで設定が可能。
極めつけは、このタイマーの時間設定なんですが。。。この時計の周りの黒い縁がありますが、これを回転させることで目覚まし時間を変更するようになっています。
なるほど、これは使いやすいというか、ほとんどめざまし時計として設計されているような気がするんですけど、義父には使いやすそうです。こんなラジオが今でも販売されているのか、と、思うと同時に、そうか、こういうモノを探して来ることこそ気配りなんだなぁ、と思いました。
夏休みの帰省の時に買って帰ってあげようかな。
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