新型ハンディカム7機種が日本でも正式発表
CES2012から遅れること1日。日本でも新型ハンディカムが正式発表になりました。
★ソニーストア 3Dハンディカム「HDR-TD20V」のメール登録はこちらから
まずは、注目モデルその1、3Dハンディカム「HDR-TD20V」です。昨年モデルのHDR-TD10からモデルチェンジをしました。
容積比で66%のサイズになったそうで小型化されたのがメリットなのと、個人的にはこちらの方がメリットが大きいと思うんですが、3D動画撮影能力の向上があるそうで、最短撮影距離が80cmから30cmにかなり短くなっています。
3D撮影の場合左右の目の視差を利用して立体に見せるんですが、あまりにも手前にあると3D表示の際に近寄りすぎてしまって目で追うことができないことがあるんです。新型モデルでは3D調整をよりうまくやってくれるみたいで、そういう接近撮影での3Dが可能になるようです。
これなら赤ちゃんを近寄って撮影するなど、日常での撮影がより楽になるはず。万人にお勧めできる撮影技術のいらない3Dカメラの登場になるかも。
ソニーストアではメール登録を開始してます。発売は3月9日予定。
☆ソニーストア ハンディカム「HDR-PJ760V」のメール登録はこちらから
☆ソニーストア ハンディカム「HDR-CX720V」のメール登録はこちらから
そして、ハイビジョンハンディカムも多数登場しているんですが、注目は「HDR-PJ760V」と「HDR-CX720V」になります。760はプロジェクター内蔵モデルで720は非内蔵になるんですが、この2モデルだけ、世界初の「空間光学手ぶれ補正」機能を内蔵するそうです。
「空間光学手ぶれ補正」というのは、従来はレンズの一部を動作してぶれ補正を行っていたところが、光学ユニット全体を動かしてぶれ補正をするそうで、従来よりも手ぶれ補正のエリアが拡大し、とくに望遠ズーム時の手ぶれ補正効果があがるそうです。
光学ユニットの一部レンズを動作してぶれ補正をする従来の方法だとレンズ周辺光量が落ちるとか光学的に画質に影響がでることがあったそうなんですが、新方式だとそれもなくなるそうで画質の向上も期待できるそうです。
6モデルの発表がありましたが「空間光学手ぶれ補正」が搭載されるのは760と720の2モデルだけです。狙いはこの2機種で決まりですね。
その他、ビデオアクセサリーも同時発表になっていて、これらのパーツは組み合わせを工夫すればサイバーショット、デジタル一眼“α”などにも利用が可能。マルチポッド、一脚の「VCT-MP1」は2kg以内のカメラに対応するそうですからデジタル一眼“α77”でも、巨砲を装着しなければ利用が可能そうです。
ハンディカム用スピーカーシステム「RDP-CA1」はプロジェクター上映時の音声再生に使うアクセサリーになるそうで、これでプロジェクター上映時の貧弱な音質をかなり補うことができそう。
なるほど、実際に使ってみて必要そうなアクセサリーというのがこうして思いついて1年後には商品化されてきますね。
アクセサリー類も注目です。(LEDビデオライトはすでに販売がスタートしています)
★ソニーストア LEDビデオライト「HVL-LE1」のご注文はこちらから
※ハンディカム用V型バッテリー、α用M型バッテリー、単3電池4本での駆動が可能。ハンディカムアクセサリーシュー以外にも、α対応のオートロックシューでも利用可能。デジタル一眼“α”での動画撮影にも利用ができます。
★ソニーストア マルチポット「VCT-MP1」のご案内はこちらから
※最大1,535mmから最小585mmまでサイズ変更ができ三脚としても一脚としても利用が可能。カメラ重量2kgまで対応とのこと。
★ソニーストア ポータブルスピーカー「RDP-CA1」のご案内はこちらから
※プロジェクター内蔵ハンディカムとの組み合わせ
で効果を発揮します。
1月20日~3月9日にかけて順次発売されます。当店でも実機をお借りすることができましたら、レビューレポートをしていきます。その前に今日のところで発表になっている情報をご確認ください。
☆ソニープレスリリース「世界最小最軽量を実現し高精細なフルハイビジョン3D/2D動画撮影を楽しめる 3D“ハンディカム”『HDR-TD20V』」
☆ソニープレスリリース「広角から望遠までの全撮影範囲で手ブレ補正能力を向上 世界初「空間光学手ブレ補正」を搭載した“ハンディカム”など 計6機種発売」