プレスリリースで読むモバイルHDスナップカメラ『bloggie』

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ソニーからモバイルHDスナップカメラ「bloggie」が発表になりました。

実は一昨日のソニースタイルミーティングの時に、最初にこの「bloggie」の実機が出てきて、バンバン写真も撮ってきたし、一通り操作もしてきたんですが。。。

 

まだ試作モデルとのことで、写真掲載を控えるように最後の最後に釘を刺されてしまいました。(T_T) 日本最速実機レポートをここでやるはずだったんですが、ま、そこは写真無しで言葉だけ、メーカーさんの資料を基にご案内をしていきたいと思います。 

 

☆ソニープレスリリースはこちらから

 

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さて、今回のモデルですが、先週、アメリカのInternational CES 2010で発表になったのと同じモノが日本で発表ということになります。ソニースタイルでの本体価格は26,800円での登場になりました。

昨年まではアメリカではwebbieというブランド名で展開していたモノの後継モデルという感じ。

日本ではハンディカムがあって、サイバーショットがあって、という感じですが、その中間に位置するような動画カメラになります。記録形式がMP4(H.264)になっていて、よりWEBとの親和性が高いとか。

最新版のVAIOを使っているとAVCHDの方が編集もしやすいし、eyeVioとかはAVCHDファイルがそのままアップロード出来たりしていたので、私個人的にはAVCHDの方がWEBとの親和性も高く感じられていたんですが、一般のPCではMP4の方が一般的らしく、アメリカではこのMP4カメラというのがずいぶんシェアを伸ばしているんだそうです。

具体的な数字を書くと問題がありそうなのですが、日本の10倍くらいの市場があるんだとか。

日本ではデジタル一眼レフがブームになっていますが、もしかするとそのノリでアメリカではMP4カメラのブームがきているのかな?

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お手軽に撮影ができるMP4カメラですが、アメリカよりもやや早くハイビジョン化が進んでいる日本ではフルハイビジョン、1920×1080解像度での記録が主流になっている事情もあります。

記録形式はMP4ですが、解像度が1920×1080ドットの30P記録が可能なので、変換をすればハンディカムで普通に使われているAVCHDにもすることができます。手軽だけど高画質記録、これができてやっと日本での発売にGOサインが出た、って感じなのかも。

 

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登場したのは「MHS-PM5K」と「MHS-CM5」という2モデルなんですが、まずは回転レンズを搭載した「MHS-PM5K」の紹介からしてみましょう。

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回転レンズというと、サイバーショット初代機のDSC-F1が思い出されますが、そうです、最大の特徴は自分撮りが出来るところになります。モニターがこちらを向いていて、カメラが向こうを向いていれば通常のカメラとして、カメラがこっちを向けば自分撮りカメラとして利用が可能。 

光学ズームも、光学手ぶれ補正も搭載していないのですが、1280×720/30p記録であれば電子手ぶれ補正機能も使えるそうです。

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試用機ではありますが、このレンズ部分をボディ側に隠してしまうと、それがスイッチになっていて自動で電源が切れます。レンズを回転させるとそれもスイッチになっていて、電源オンになります。ボディ脇に電源ボタンがあることはあるんですが、それを使う機会はほとんどないかも。

録画する際は画面は縦使いをします。メニューなどもすべて縦向きになっていて、操作感はハンディカムというよりはサイバーショットのメニューに近く、ボディ下部にある「MENU」ボタンで画面左側にアイコンが出てきてそれを十字キーで操作する感じ。

ソニーのサイバーショットを使っている方でしたら、おそらくなんの説明を受けなくてもすぐに使いこなせると思います。

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三角マークの再生ボタンを押すと、今度は再生モードに切り替わりますが画面の向きもここで強制的に今度は横使いになります。最初は戸惑いましたが、そういうものだ、と理解するとこの方がより大きな画面で再生映像を見られます。

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本体下部にはUSB端子を内蔵しています。下面にレバーがあり、それをスライドさせるとUSB端子が飛び出す仕組み。試作機はやたらここが堅くなっていたんですが、製品版ではおそらく、スムーズに出てくるようになるんだろうなぁ。

端子はやや長目になっていて、根本までPCのUSB端子には埋まりません。いろんな形状の本体に対応できるように5mmほどゆとりを作っているのかも。

このUSB端子接続でデータ転送はもちろん、ブロジー本体の充電もできます。

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以前、DSC-T2というサイバーショットにこの機能が搭載されていましたが、本体内にソフトウェア「PMB Portable」を内蔵。PCにソフトウェアをインストールしていなくてもYouTubeへの動画アップロードが可能。

私もYouTubeの利用を最近になって始めたんですが、写真を含めてこうした共有サイトへのアップロードってサイトによって方法が違うのでやり方を覚えるのが本当に面倒。それをソニーのPicture Motion Browserだけでアップロード作業をしてくれるというのは、実はかなり便利なことなんだなぁ、とか思うようになりました。

私なんて、仕事でこういうことをやっていて、それでもそう思うくらいなんですから普通の方にはこういう機能、もっとありがたいんだろうなぁ。

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さて、一番の注目機能としては、こんなものもあります。360度パノラマ動画。

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回転レンズ部に魚眼レンズを装着して周りの風景を360度すべて撮影してしまおう、という感じ。

サイバーショットにはオプションで「パーティーショット」というアクセサリーがあり、サイバーショットが回転して周りの人物を撮影して回るというものがありましたが、これはそういう次元ではなく、もうまとめて全部撮っちゃえ!的な、これまた、使い方次第でかなり楽しそうな撮影方法になります。

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レンズ自体はプラスチック製のもので、回転レンズにパチンとはめ込んで使います。見ると、なるほどこういう作りか、とすぐにわかります。

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録画するファイル自体はこういう動画になります。レンズを通して見える風景はこういうドーナツ型の映像になるんです。試してみたところ鏡に映る映像になるので左右が逆になっているみたいでした。

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これをPCに移して付属のPMBで再生をするとこういうパノラマ映像になり、360度の景色が動画で見られるようになると。先ほどのドーナツ型の映像を左右に広げてくれた感じにしてくれるみたいです。

自分の車に取り付けて、一人で勝手にGoogleマップ、ストリートビューごっことかしてみたいかも。

 

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そしてもうひとつのbloggieが「MHS-CM5」です。こちらは通常の縦型ハンディカムスタイル。回転レンズの装備などはありませんが。。。

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光学5倍ズームレンズを搭載しているので、正直、普通にビデオカメラとして使うならこっちの方が便利そう。ただ、こういうスタイルで撮影するならハンディカムで良いんじゃない?という気もするので、なるほど、そういうことに気づかせてくれるためのモデルの様な気がしてきました。

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CM5にはミニHDMI端子も装備しており、ブラビアと直接接続して動画再生をすることもできます。こういうところでも性格付けがあって、CM5はブラビアとつなぐ高画質モデル、PM5は動画アップロードに向けたWEBカメラモデルってことなんでしょう。

その他、PM5Kには4GBメモリースティックが付属するんですが、CM5にはメモリースティックはつかないそうです。またメモリースロットはSDカードも挿すことができるデュアル対応になっているのが共通。

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☆ソニー製品情報 bloggie製品ページはこちらから

ソニー製品ページにはbloggie製品ページの用意もあり、こちらではいろんな使い方提案があります。

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PMBを使ってのYouTubeのデモをしている様子などが動画で紹介されていますが、これの便利さは自分で設定してみないとわからないかな。

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MHS-PM5Kの360度映像のデモもありました。フリスビーを3人で投げ合っているシーンがあって、それを取り込んだ様子が掲載されています。

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まさに百聞は一見にしかずなんですが、独特の映像になっています。こんなカメラをピッチャーマウンドに置いてみたり、サッカーのセンターサークルに置いてみたら、臨場感のある映像が楽しめそうです。 

【追記】

そういえばCESでは「PMB Ver.5.0」が付属するという話でしたが、日本での発表ではPMBについて、なんの記述もしませんでしたねぇ。(^_-)

 

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★ソニースタイル bloggie特別コンテンツページはこちらから

そして、ソニースタイルにもbloggieの特別コンテンツがほぼ同時に掲載されています。やはりメインは回転レンズのPM5Kの方になるんですが、アメリカでは4色展開していたモデルが、日本では3色が通常販売、ダークバイオレットがソニースタイルの限定モデルとしての販売になるそうです。

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私が実機を拝見させてもらったのもこのダークバイオレットカラー。写真を掲載できないのが残念なんですが、バイオレットと言っても、かなりブラックに近いカラーかも。

ブラックと見間違えることはない色ではありますが、本体カラーに一番人気になりそうなブラックカラーの用意がないので、案外、このバイオレットカラーにオーダーが集中するような気もします。

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ブロギー「MHS-PM5K」本体の販売価格は26,800円と掲載があったのですが、ソニーポイントのプレゼント特典などはまだ未発表。正確な販売条件が実はまだわからないのですが、販売店の聞いている話では、オリジナルのストラップとのセット販売を行い、最終的には約1,000円ほど、ソニースタイルモデルの方がお得になるようにします、とは聞いています。

本体価格26,800円+ストラップ1,796円=28,596円

AV製品10%オフクーポン、eLIO決済3%オフ、ソニーポイント984円特典を計算すると実質23,980円くらいでスタイルメンバーさんは購入することができそうです。

すでにソニースタイルでは発売時期をお知らせするメール登録を始めているのと、それとは別に楽しい時間プレゼントで、10名様当選でモニター企画を今回も行うそうです。 

1月21日締切でスタイルメンバーさんから募集を行ってます。ご興味ある方は両方ともまずは応募してしまいましょう!

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★ソニースタイル 楽しい時間「bloggie モニタープレゼント」の応募はこちらから

 

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★ソニースタイル 回転レンズ搭載bloggie「MHS-PM5K」のメール登録はこちらから

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★ソニースタイル 光学5倍ズームbloggie「MHS-CM5」のご案内はこちらから

 

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