ハイビジョンハンディカム『HDR-CX120』プチレビュー
昨日より受注開始になった09年の新型ハンディカムですが、全然当店のショールームレポートが間に合っていません。m(_ _)m
遅ればせながら、今回はメモリースティック録画のHDR-CX120のプチレビュー紹介です。
展示されていたのはこんな展示台でした。ホームムービーとしてのHDR-XR520V、HDR-XR500Vに対して、このHDR-CX120は旅行目的とか普段使いをターゲットにしているみたいな演出です。
左はHDR-CX120、右は昨年夏に発売されてブレイクした縦型チタンボディのHDR-TG1です。TG1と並べてこのサイズということは、かなり小型に仕上がっていることがわかります。
HDR-TG1は先日値下げになって99,800円になっています。同じ価格でそろったわけですが、HDR-CX120は内蔵メモリが16GB、付属するメモリースティックも16GBという太っ腹ぶり。TG1にも8GBメモリースティックが付属してきていましたが、その当時はそれでもかなり奮発した価格設定だったんですよね。
ここでもメディアの価格下落ぶりがうかがい知れます。
さて、手にとって触ってみるんですが、えらい軽いんです。これもしかしてモックアップ(展示用のダミー)じゃないのか?と、思ったら、本当にモックアップでした。(^_^;)
で、その後、ちゃんと稼働する評価用実機を持ち直してみたんですけど、うん、この実機もモックアップに負けず劣らずの軽さです。本体の質量ってたったの280gなんです。付属のNP-FH50バッテリーを装着しても330gです。
操作系もやや特殊なモノになっていて、ビューファインダーなどはありません。あくまで小型軽量にこだわっていくと、こういう作りになっていくんでしょう。
HDMI、USB端子も本体に内蔵しているため、特になにも用意しなくても、充電だけできれば、どこででも利用が可能。メモリースティックスロットにはこうしてカバーまであるんですけど、このカバーのサイズからもいかに本体が小さいか、ということがわかります。
それと、今回の新型ハンディカムなんですが「なめらかスロー録画」は搭載されていないんですか?というご質問をいただくことが数件ありました。新機能はプレスリリースでも大きく報じてくれるんですが、逆に消えてしまった機能については何も書かれないので、表記がないと不安になるんですよね。
私が実機で確認してきたところではHDR-XR520Vにも、HDR-CX120にも「なめらかスロー録画」の設定ボタンがありましたので、報告いたします。
これはワイドコンバージョンレンズ「VCL-HGA07」を装着したところ。レンズの直径が本体ボディよりも大きくなっています。さらにこれ、金属製なのでかなり重いんです。レンズだけで195gあります。
本体重量が280gなので当然、これで重量バランスが取れるはずもありません。ものすごい前のめりになります。せっかくの軽量モデルなので、大容量バッテリーを装着してバランスを取る、というのも本末転倒な気がしますし。。。
というところに登場するのが新製品のワイドエンドコンバージョンレンズです。ショーケース奥に見える薄いレンズです。これはテレ側(ズームして大きくする方)では使えなくて、ワイド側でだけ利用ができるレンズ。装着したら広角でだけ撮影をするためのものになるんですが、重量はたった65gです。
HDR-CX120で広角撮影をできるようにするために登場したオプションかもしれません。
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さて、最後の大きさ比較ですがこれが本体ボディとα700の比較でした。
こちらは専用アクセサリーのセミキャリングケース「LCM-CXB」と並べたところです。レンズケースと比べるとα700の標準ズームレンズも同じくらいのサイズに見えます。
このボディにGレンズと、高感度Exmor-Rと、手ぶれ補正アクティブを詰め込んでくれたらなぁ。。。というお声も耳にしますが、いやいや、それをやってしまうと、このサイズ、軽さにはならないわけです。思い切り、小型軽量にふったモデルをこうして出してくれるところもラインナップ上、嬉しいところです。
本当は秋田縦貫鉄道の旅のときに、これを持って行けるはずだったんだけどなぁ。。。あー、旅行したい。
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