夏休み6日目「50mm単焦点だけで嵐山渓谷を撮る!」

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妻の夏休みが昨日で終わりました。今日と明日は私、ひとりだけの夏休みです。


週末に向かってだんだん天気が悪くなる、とのことでしたので、今日は一人でハイキングに行くことに決定。テーマは「50mm単焦点だけで嵐山渓谷を撮る!」です。


さぁ、張り切って行ってみましょう!!





ちなみに、その行きの時に普段出来ない夢のようなことができました。


いつもはギュウギュウ詰めの上り電車で通勤するわけですが、下り電車っていつもガラガラなんですよね。いつかあの、ガラガラの電車に乗ってみたい!って思っていたんですが、今日はその夢がかなりました。ガラガラの電車で下りまくりデス。



電車に乗ること1時間。到着したのは「武蔵嵐山」という駅でした。ここから13km、4時間のハイキングコースです。JTBパブリッシングのおとなのえんそくブックに掲載されているルートを参考に山歩きです。


秩父・奥武蔵をあるく

秩父・奥武蔵をあるく



  • 作者:
  • 出版社/メーカー: JTB
  • 発売日: 2003/10/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


飲み物も食べ物も現地の駅前コンビニで手に入れよう、なんて思っていたんですが、この商店街にそんなものはありませんでした。自動販売機があるので、飲み物は手に入りますが、お弁当屋さんなんてあるような雰囲気ではないですよ!?


まぁ、食べなくてもなんとかなるだろう、と思いつつ、歩を進めると、バイパス沿いにコンビニがあり、そこでお弁当を買えました。こっちの方にくると、駅前よりもバイパス道路なんですねぇ。



さて、そうこうしているうちに最初の目標地点「道標」に到着。50mm単焦点レンズをαに装着して持ってきているんですが、これしか本当にもってきていません。「道標」の全体像を撮影しようにも、いつもならワイドズームで広角にして一発で撮影できるところも、引きの画が欲しいときは、こうして道を渡って反対側から撮影したり。。。うぉぉぉ、これは今日は足を使いそうです。



お地蔵さんのポートレートとかも撮ってみたりして。。。



で、α100に装着すると35mm換算で75mm相当になります。中望遠域になり、こうして記録写真ではないんですが、被写体をはっきりどれか、って撮影するのには最適。メモ代わりに良いかも。まずは大平山を目指してミニ登山です。


 


登山と言っても標高差はたった100m程度。こんな風に花とか撮ったりして楽勝ムードで登っていくんですが。。。



これが、虫というか蚊がすごくて、ちょっと閉口。探検家気取りで半ズボンできてしまったんですが、大失敗です。しかも途中で雨も降ってきました。


どうにか山頂までは行ったんですが。。。



この時期は木が生い茂っていて、武蔵嵐山の街を一望できるという視界も全部遮られている感じ。しかも雨がドンドン強くなってきます。


うう、良いことないなぁ。。。



まぁ、空は明るかったので、すぐやみそう。そういうときはレインコートとかわざわざ出さずに傘だけで乗り切ってしまいます。



次の目的地はいよいよ嵐山渓谷です。渓谷下流の橋にさしかかると。。。うわぁ、一面川遊びをしているキャンプ場です。楽しそうですねぇ。



キャンプ場を尻目に、テクテク歩いていきます。この嵐山渓谷の矢印だけを追っていきます。



最後はこんな砂利道になっていきますが、この道を抜けると。。。



閑静な嵐山渓谷に到着。ここの上流もキャンプ場だし、下流もキャンプ場で、両方ともお金がかかります。この案内看板のところに来たところだけ、無料で渓谷に降りられるって仕組みですね。



ここで、休憩です。ちょっとだけある砂利の川岸に降りていって。。。



買ってきたお弁当を食べたり、お茶を飲んだり。。。



それと、あまりにも暑かったので、足だけ水浴び。極楽です。。。帰るとき用に着替えとか持ってきていたんですが、ここで着替えてサッパリさせてもらいました。夏場のハイキングでは、こういう水場をコースに入れると楽ですね。



川辺にはお尻が水色をした、変わったトンボがいっぱい飛んでいました。とても警戒心が強いようで、なかなか近寄れません。近寄ってこなくても良い蚊ばっかりやってきます。


 


渓谷からあがると、あとはひたすらハイキング、ハイキング。


 


これらはすべて農家の庭に咲いている花なんですが、見たこともないものばかり咲いています。



渓谷遊びの後は、コースにあまり面白いモノはなく、この辺りのゆかりのあるお寺さんとかを巡るコースになっています。木曽義仲の妻、山吹姫のお墓を巡ったり。。。



木曽義仲が産湯につかったという、わき水があったりするんですが、そもそも木曽義仲の事を全然知らないので、全然感慨深いモノがありません。


ただ、900年も前のお墓がこうして残っているということには、ちょっと驚きますねぇ。



で、コースも終盤です。実はこの最後の目的地に来たくて、今回のルートを選んだいきさつがあったりします。



最後の目的地はなんと「大蔵神社」なんです!!



えーと私の名前「店員佐藤」というのは実は本名ではなくて、私、本当の名前は佐藤大蔵っていうんです。で、この辺りは大蔵地区というらしく、漢字だけ見るとまるで私の町みたいなものになっているのかと。。。



ちなみに呼び名は「オークラ地区」とか「オークラ神社」となっています。「ダイゾー地区」だったり「ダイゾー神社」だったりすると、もっと面白いんですけどね。



今日は朝から小泉総理が靖国参拝で大ニュースになっていましたが。。。



密かに、大蔵が大蔵神社を参拝していたことは、ここだけの話です。



さて、せっかくですので、「大蔵バス停」からバスに乗って帰ろうかな?と思ったらバスが来るまで40分ほどかかることが判明。歩いたら30分の距離なので、最後もズルすることなく、完走を目指して歩き始めます。



そういえば、いつもは他のハイカーさんと挨拶をすることが多いのですが、今日の嵐山トレッキング、他のハイカーさんを一人もみかけませんでした。


こんな暑い日にハイキングをしている人なんて、滅多にいないわけですね。(^_^;)



帰りの急行電車の冷房が、この夏、一番ありがたい冷房だったことは言うまでもありません。


 



で、帰ってくる途中にまたまた食材を買い込んできました。そうです。私はひとつ覚えると、もうそればっかりやる人なんです。今日も燻製です。



実家で食べたりなかったエビとイカの燻製を大量生産し。。。



ここで、ビールが登場! 味見としょうして即席おつまみに。ビールも燻製もう・ま・い!! 今日はこの一瞬のために生きて来たんだと思います。



で、さらにししゃも、鮭の燻製も第2弾で製作。今週の酒肴の作り置きです。



こうして夏休み6日目も終わっていくのでした。さぁ、明日は最終日です。


 



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