VAIOで録画したデジタル放送をVAIOで観たい!【追記あり】

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ちょっと気になるVAIOサポートのお知らせがあって「VAIO Media Ver.5.0~Ver.6.1.01クライアントでDTCP-IP配信対応VAIOからデジタル放送コンテンツを視聴する方法」というのが5月12日に掲載されていました。

DTCP-IP配信対応VAIOというと、あれですよ、デジタル放送番組をホームネットワークを介して別のVAIOから視聴するというもの。そういえば08年夏モデルVAIOから新搭載の「VAIO Media plus」ではデジタル放送コンテンツのDLANに対応(後日アップデート)するんですよね。

それに合わせて旧VAIO Mediaもなにかバージョンアップしたのかな?ということでいろいろ今日はいじってみました。

 

結論から言うと私の全部早とちりで、まず最初にサーバー側(送り出し側)の機種を調べなければいけなかったんですが、送出元のVAIOモデルがかなり限られます。サーバー対象機種はこちらに掲載されているんですが、type R master、type R、type H、type V、type X Livingのデジタルチューナー内蔵モデルに限られるという点。

当店で展示しているデジタルチューナー搭載モデルというのはtype L 15.4型の「VGC-LJ90S」しかなくて、表をみてもtype Lはサーバーマシンとしてひとつも掲載されていないんです。なので、どこをどう調べてもできないんです。DTCP-IP配信というやつが。

一生懸命アップグレードプログラムとか探していたんですが、いまいち意味がわからなくて、今日は無駄な努力をしまくりました。

調べついでにクライアント側(受け側)の対応モデルを調べてみてもちょっとビックリ。type L 15.4型はクライアントとして設定するとデジタルハイビジョン放送の受け側として使えるんですが、写真のVAIO type C「VGN-CR90S」は対象外。

type CはCR71もCR90もC71もC70も全滅です。一クラス上になるホームノートtype FはFZシリーズもそのまえのFEシリーズも含めて必要スペックだけ満たしていればOKというのとはちょっと違います。こういうところで価格差というか、モデルの性格が現れるんですね。

そして不思議なのがtype SのSZシリーズです。当店にあるWindows XPモデルの「SZ90」やSZ91、SZ92は対象モデルなんですが、Windows Vista搭載のSZ93とSZ94は対応外。Vistaはダメなのか?と思うと最新現行モデルSZ95はクライアント対応モデルになっています。

また。。。

ちょっと古いモデルになりますが旧型のtype L 19型も不思議でWindows XP搭載のLA90、LA91は必要スペックを満たしていれば大丈夫。Vista搭載初のLA92世代は対応外(うちのお店の展示機はアウト)。しかし07年夏モデルのVista搭載LA93世代はOKになります。

現行のtype Lシリーズは必要スペックを満たしていればほぼ大丈夫なんですが、08年春モデルの19型「LM91」世代だけは対応外になっています。

こうしてモデルを見ていても規則性がまったくわからず、何がDTCP-IPに対応してどれが非対応なのかがまったくわかりません。(^_^;) 旧VAIO Mediaでデジタル放送をVAIO同士のネットワークで見ようと思うとこれらの対応表をみて両方対応になっている必要があるんですが、かなり複雑な事になります。

該当される方、どれくらいいらっしゃるのかな?

 

で、いろいろ調べている最中にこんなものも見つけました。08年2月の情報なんですが、「VAIO Media Ver.6.0.01とVAIO Media Ver.6.1.02を搭載したVAIOでAVCコンテンツを配信可能なサーバー」というのが掲載されていて、ブルーレイディスコレコーダー「BDZ-X90」「BDZ-L70」からコンテンツ配信が可能なんだそうです。

ちょっとスペック的には厳しいんですが、07年秋モデルの「VAIO type T VGN-TZ91S」がVAIO Media Ver
.6.1.01.10170のアップグレードプログラムをインストールしていて、ソフトウェア的には対応モデルということになりそう。

もう、なんかなにがなんでもVAIOでハイビジョン映像を見るぞ!ってことになってきてしまっていますが、これを今日は自宅に持ち帰って実際に観られるモノなのかテストです。

ちなみにデジタル放送のものはDRモードしかだめで、AVCコンテンツとしては録画したアナログ放送コンテンツのみの対応になるそうです。ちょっとがっかり。

でも、ソニーのブルーレイディスクレコーダーの映像ってこれがOKなら結構、簡単に見られるってことになるんですね。

 


★ソニースタイル「VAIO Style」はこちらから

 

 

【追記】

ということで、先ほど、VAIO type Tを自宅へ持ち帰って、ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」とのDLNA利用に挑戦です。VAIO Media Ver.6.1を起動して、BDZ-X90に接続です。

BDZ-X90との接続もできて、ビデオの中身を見ることもできるのですが。。。お、見ることができるリストはDRモードで録画した番組と、それとAVCHDで撮影しているハイビジョンハンディカムHDR-TG1のファイルのみです。これは期待できそう!

ということで映画「マリーアントワネット」を再生!

うわ! やっぱりだめでした。

デジタル放送プラグインをインストールしてくださいって。。。それ、デジタルチューナーを積んでいないVAIOの場合、どこで手に入るんですか!?

って、VAIOサポートのページで検索したら、一撃で出てきました。なるほど、Windows XP用の「HNPD-VM5」という製品がありましたが、Windows Vista用のものはVAIOカスタマーリンクの方で直接販売しているそうです。

My サポートのページからログインして注文することになっているんですが。。

なるほど、よくできていますね。対応製品をカスタマー登録していないと注文ができないことになっているようです。このVAIO type Tホワイトはソニースタイルさんの借り物。さすがに勝手にカスタマー登録することはできません。(^_^;)

挑戦はここまでかな。。。と、思いきや。

そうそう、AVCHDハンディカムで撮影してきた映像なんですが、これはデジタル放送ではないので再生できるはず。試しに再生してみたら、ちゃんと映像は出てきました。

もっともAVCHDの再生必要条件をまったく満たしていませんので(大体、接続も無線LANだし)こまは落ちまくりなんですが、それでも映像は見られました。

うーん、ハイビジョン映像をVAIOで思い通りに扱えるようになるまで、あと一歩ですね。

 

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