HDDコンポ「NAS-D5HD」開梱レビュー

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拝啓、Direction編集部様、お世話になります。このたびは「対決monoバトル!」で見事勝利した、ソニーのHDDコンポ「NAS-D5HD」を私、店員佐藤に抽選の上、プレゼントいただき、誠にありがとうございました。


連休明けになるのかと思いきや、早速、本日到着しましたので、お礼の気持ちをこめつつ、途中でそれを忘れつつ、当店の店員レビューをさせていただこうと思います。


デザイン面についてはDirection編集部さんの「対決monoバトル!」の赤コーナーでたくさんの写真が掲載されていますので、ここでは機能面というか、個人的に猛烈に感動しまくった部分がありますので、そんな開梱してから今現在の感動の経緯などをご案内したいと思います。


かなり長いエントリーになっておりますので、気合いを入れて「続きを読む」リンクを押下してくださいませ!! 写真を50枚以上使っていますので、ダイヤルアップの方は覚悟してご覧ください。モバイル中の方も相当な時間のダウンロードタイムがかかります。料金プランが使い放題の方のみ、ご覧くださいませ。





さて、開梱した「NAS-D5HD」ですが、一度レビューのため、開梱されています。なので、どこかに開梱された雰囲気が残っているものの、ものすごく丁寧に最梱包してくださっており、言われなければ新品だと思ったかも。。。


Direction編集部様、重ね重ね、ありがとうございます。



ということで、開梱した結果。箱から出てきたものはこんな感じ。



本体、スピーカー以外にはAMアンテナ、FMアンテナ、LANケーブル、スピーカーケーブルなども同梱。電源とLAN端子が届けば、特に何も用意する必要もなく、そのまま使える様になっています。



ちょっと気になっていたスピーカーケーブルなんですが、本体側の接続が専用端子になっています。ホームシアターセットなどだと、このケーブルを自分で抜き差しできるタイプのものがあるのですが、NAS-D5HD付属のケーブルはちゃんとかしめてあるので、これは抜き差しすることはできそうもありません。ケーブルを換えたいときは出てきた線を半田でつなぎ直すことになりそうですね。



結線は簡単なもので、コンセント、LAN端子を挿せばあとはスピーカーケーブルで、スピーカー側の色を合わせるのに注意する位のものです。ラジオは聴かないからなぁ。。。と、言いつつもFMくらいは受信させておきましょうか。


本当はここにテレビのアンテナ線をつないでしまうと、簡単に受信ができてしまうんですけど、ちょっと、この場所までテレビアンテナを這わせるのが大変なので、とりあえず、付属のFMアンテナをスコッとさしておきましょう。



ということで、結線した結果はこんな感じ。普段、もっとスゴいパソコンとかホームシアターの背面ばかりみているので、なんか妙にスッキリした感じに見えます。


後で棚の一番奥までコンポを押してしまえば、ほとんど配線を気にする必要はなさそうです。


 


さて、とりあえず設置が済んだところで記念撮影です。私は172cm、80.2kgのデブです。なんとなく、こうしてみてみると小さそうな感じに見えますが、正面から見ると、確かにコンパクトに見えるんですよ。



さて、まずは、どうしましょうか。最初はCDでも鳴らしてみましょうか。その後、CDをHDDに取り込んでみて、ちょっと操作の練習。その後、エニーミュージックを使って、曲のダウンロードまでして、ウォークマンコネクトに曲転送ができるところまで行けたら、最高ですね。


えーと、まず、は。。。あ、あった、あった。



とりあえず、電源を入れないといけませんよね。向かって左にある丸いボタンが電源ボタンみたいです。



プチッと押すと、なになに、インターネットを介して時刻情報を取得しますか?と来たもんだ。


この当店スタジオはルーターを置いておりDHCPがあるおかげで、IPアドレスとか自動取得にしておけば、こうしてLAN端子をつなぐだけですぐにインターネット接続ができてしまいます。ここは当然取得すると。


 


お、そうするとなにやらでもムービーが流れていますよ。おそらくこれは店頭展示されているときのデモモードなんでしょうね。なんかカッチョ良いなぁ。


 


おお! ネットジュークの宣伝コマーシャルになってますよ。こういうの、実際に商品を購入すると、ちょっと嬉しいかも。何年か経って、この画面を再生するとミニ・ソニー・クロニクルって感じになるかもしれません。ウォークマンコネクトがいっぱい映ってますから。。。



って、ことで、CDのスロットがありますから、ここにCDを入れてみましょう。当然、最初に再生するのはフランツ・フェルディナンドの音楽CDです。


 


CD再生ボタンを押すと。。。と、その前に勝手にインターネットにCD情報を検索しにいってくれているみたいですね。アルバムタイトルとか曲タイトルがさも当たり前のように表示されています。


で、そのまま再生開始。



基本、操作はこのリングで行います。中心のリングを回せばボリューム調整。外側のリングを押せば十時キーの代わりって感じ。十時キーを使って曲飛ばしとかサーチをするみたいですね。



そのリング十時キーの上には「ファンクション」「ツール」「戻る」「決定」などのボタンがあります。なんかパソコンチックな感じですが、これで操作系のボタンは全部。上面にCD再生とかHDD再生のボタンがありますが、それらは速攻モード変更&再生停止ボタン的なもの。


うん、シンプル、シンプル。



と、このとき、突然、体が勝手に動き出してしまいました。う、なんだなんだ!



一応、お約束で、エアギター&壁歩き、天井歩きもしておかないとね。



という、ことで、危険なので、フランツの音楽CD再生はこの辺りで終了しておかないと。次は、この音楽CDをHDDに取り込むことに挑戦です。


 


えーと、どうやってHDD録音するんだ? 説明書を今のところ、全く読んでいなくて、あてずっぽで操作しているんですが、果たして説明書無しでやりたいことを全部できるかどうかのテストも今回兼ねています。


ファンクションキー、ツールキーを押していき、全部のメニューを確認していきます。あ、ビットレート設定とかもありましたが、ATRAC3 Plusでは48、64、256kbpsの3通りからしか選べないみたいですね。ちょっと前のSonicStageみたいな感じです。


で、これらメニュー操作の中にはそれらしい項目が見つからないんですけど。。。



あ、あった。なんだハードウェアとしてボタンが用意されているのか。灯台もと暗しでした。



で、録音設定を先ほど、メニューいじりしているときに行っていますので、あとはそのまま録音、録音。取りこみ時の再生ONにしておいたんですが、そうすると1曲ずつ、取り込んでいる最中の曲の頭部分だけ再生してくれたりするギミックがあります。


なんかアルバムの全体プレビューみたいな感じで面白いですね。ということで、あっけなくHDD録音も出来てしまいました。


続いてはエニーミュージックからの楽曲ダウンロード購入に挑戦です。



インターネットにつながっているので、なんの問題もなく「AnyMusic」を利用できるんだろう、と思ったら、ふむふむ、これ、会員登録が必要なんですね。デモンストレーションということで、一応、疑似体験できるような画面が用意されていて、それをちょっと楽しんでみるのですが。。。やるやる、会員登録やる。だって、これ、ちょっと面白そうですよ。



こんな小さな画面でもちゃんとニュースリリースとかがされていて、



これはデモ画面ですが、曲を選択する度に、その曲のサンプルが再生できるんです。曲を購入しなくても、ランキング情報とかみているだけで楽しそうです。



ということで、会員登録するんですが、ここからは有料です。月315円かかって、あとは曲をダウンロード購入する度に都度、課金。なので、個人情報+クレジット情報の登録も必要になります。



で、この手の製品で会員登録とかさせられると、登録だけで1時間くらいかかってしまうようなイメージなんですが、これが結構スカッと済みました。


その秘密は。。。



これ、リモコンにあります。テンキーが見えると思うんですが、これが携帯電話の文字入力と同じ感じで文字を打てるんです。「サ」「ト」「ウ」って打ちたかったら「3」を3回、「4」を5回、「1」を3回押す感じ。変換も自動で候補があがってくるので、これは文字入力が思ったよりも大変ではないかも。



あと、お得情報として、今ならキャンペーンで当月、翌月の基本料は無料になるんですって。今日は5/2だから、まるまる2ヶ月間、タダで利用できるってわけですね。ラッキー!(当然、ダウンロード購入には課金されます。)


で、私は早速購入したい曲があるんですよ。えーと、あれはどこから探せばいいのかな。。。


 


って、よく見たら、トップページにニューリリースってことで、アーティストが出ていました。そう、購入したかったのはゴスペラッツの「ハリケーン」だったんです。例によって曲選択をすると、その段階でサンプルサウンドがします。


「あぁのぉこぉさぁがすのっさ~」が懐かしさを漂わせつつ、ファンキーに流れてきました。買う、買う!!


このサンプルミュージックを聴きながらダウンロード購入する楽しみこそ、エニーミュージックですよ。



クレジット情報などは、先ほど行った会員登録で入力されていますので、ログインしてしまえば、あとは購入ボタンポチッだけで、すぐにダウンロードがスタート。


ダウンロードが終われば、早速、再生ができます。



レンタルレコード屋さんよりも、若干割高感があるものの、新譜シングルとかの購入なら、これは世の中で一番楽しい購入法方かもしれません。



さぁ、HDDにダウンロードできたので、あとは帰りにウォークマンコネクトで楽しめるよう、曲の転送に挑戦です。


えーと、どうすればいいのかなぁ。。。(って、いい加減、説明書を読みなさいって>自分。)



ん? ファンクションキーを押したら「ネットワークメディア」なんてのがありますね、これかな?



いや、違うぞ! っていうか、これはコレでなんかスゴいことが始まったみたいだぞ!! だって、このグレーとレッドのこのマークが回転しているってことは。。。



バーン!! いきなり、まだ取り込んでもいない楽曲の再生がはじまりました。これ、何がはじまったのかというと。。。



そうなんです。VAIO type Lにため込んである曲の再生がスタートしたんですよ。


これ、VAIO Media のミュージック機能を搭載しているみたいで、ホームネットワークでつながっているVAIOのライブラリーを引っ張ってきて「NAS-D5HD」で楽しむことが出来てしまうんです!!


スッゲェー!!


いやぁ、正直言ってまっさらのHDDを持ってきて、これからライブラリーを作るんだよ、って言われても、今までVAIOで収集してきたライブラリーはどうすんの、まさかCD-Rに焼いて、こんなかに移すの? 超面倒じゃん! まぁ、でも、また最初から作り直すのも楽しいと言えば楽しいかなぁ、とか前向きに思うしかないか、とか思ったりもしていたんですが、これですよ、これ。


VAIO Mediaのごとく、VAIOのライブラリーにアクセス出来ちゃうなんて、この手があったのかぁ。これは、マジメに感動しました。機能説明とか全然読んでいなかったせいで、この場で猛烈に感動してしまいました。


これは、使えますなぁ。


VAIOでライブラリーを作っている人なら、このコンポ、即戦力で使えますよ。



ということで、ウォークマンコネクトの転送をしなければいけません。HDDモードにしておいて、そこでツールボタンを押せば転送メニューが出てきましたね。



これで「ハリケーン」だけ選択して転送すれば完了。なんかあっと言う間に転送できてしまったんですが、これは1曲だけの転送ですからね。



転送が終わったら、USBケーブルをはずしてと。。。


 


うん、確認したら、ちゃんとゴスペラッツのハリケーンが転送できていました。帰りに楽しみたいと思います。



ちなみに、ウォークマンコネクトのお気に入り100曲とかあいうえお検索、再生履歴などの機能は使えなくなります。一度、自宅へ帰ってコネクトプレーヤーと接続しないといけないみたいですね。


 


あ、肝心の音なんですが、このサイズなのに、低音がバリバリと出ます。こうしてスピーカーをくっつけてしまうと、余計にそんな傾向になるみたいですが、このコンパクトボディにしては、私は超満足。


なんか、どこかのブティックの雰囲気になりますね。


とにかく、これでVAIOのミュージックライブラリーにアクセスできるようになったので、ライブラリー構築の必要もなし。いままでの資源を有効に活用しつつ、コンポならではの音が楽しめるようになりました。


他にもFMラジオと合わせて使うと、もうちょっと楽しそうな機能がついているようなので、それも、今度、説明書を読んでから挑戦してみたいと思います。


続きはまた後日!!


 



HDDコンポ「NAS-D5HD」のご案内はこちらから


 

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