2025年6月3日

VLOGCAM「ZV-1M2」「ZV-1F」本体ソフトウェアアップデートのお知らせとミニTips

サイバーショットベースのお手軽Vlogcam「ZV-1M2」と「ZV-1F」に本体ソフトウェアのアップデートが公開されました。

「WPA」「WEP」機能の非対応と、動作安定性の改善プログラムとなっています。それに加えて少しだけ小さなTipsをお届けしたいと思います。

こんにちは、店員佐藤です。

先日からデジタル一眼”α”でも行われている「WPA」「WEP」機能の非対応のアップデートですが、ソニーのデジタルイメージング製品の末っ子とも言える「ZV-1M2」と「ZV-1F」にもやってきました。

アップデートはPCの場合、プログラムをダウンロードしてメモリーカードのルートに置いて、カメラに読み込ませる方法があるのと、今はCreators’ Appでもダウンロードしてカメラのメモリーカードに書き込むことができるのでPC無しに、スマートフォンだけでもアップデートができます。

画面はデジタル一眼カメラ”α9”のものになりますが、アクセスポイントの手動登録の際にセキュリティ方式として「WPA」と「WEP」の二択になっています。

アップデートした「ZV-1M2」では「WPA2」の選択のみとなります。

Wi-Fiのセキュリティ技術は「WEP」（1999年）→「WPA」（2002年）→「WPA2」（2004年）→「WPA3」（2018年）と進化しており「WEP」と「WPA」についてはすぐに解読されてしまうという脆弱性が指摘されていました。

Wi-Fiは見えない電波で360度拡散するので暗号化せずに送信することは考えられず、このタイミングで「WEP」と「WPA」は使えないようにしよう、ということになったんでしょうね。

利用するWi-FiルーターもWPA2に対応している必要があるんですが、規格が策定されたのは2004年ですから、さすがに20年以上前のルーターを今も使っているケースは少ないと思います。今回のアップデートによりWi-Fiが利用できなくなった際は、ルーターの買い換えをすることになります。

さて、VlogcamのミニTipsなんですがこれです。

初代ZV-1の時はフワフワしたウインドスクリーンが付属していたんですけど、いつの頃からか再生プラスチックを原料にしたときから繊維が塊みたいになってしまっているものがついてくるようになっています。

このケバケバしたものをどうにか、フワフワにできないか、歯ブラシを叩くようにしてほぐしてみたら、見事、写真左の様にフワフワにすることができました。

ZV-E1やZV-E10M2のユーザーさんもこの技、使えると思いますので、お試しになってみてください。


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