AIによる被写体認識・AF性能、光学20倍ズームレンズを備え、 撮影から配信までを実現するプロ向けの4Kカムコーダー『PXW-Z200』『HXR-NX800』発表
SONYのニュースリリースにて「AIによる被写体認識・AF性能、光学20倍ズームレンズを備え、撮影から配信までを実現する4Kカムコーダー2機種発売」と発表がありました。
プロ向けにAIによる被写体認識など先進技術を搭載した4K 60p/120p記録対応モデルが満を持して登場です。
こんにちは店員よねっちです。
ソニーより4K 60p/120p記録対応のXDCAMメモリーカムコーダー『PXW-Z200』とNXCAMカムコーダー『HXR-NX800』の2機種が発表になりました。
両機はAIによる被写体認識・AFを搭載し、高精度なAFによる撮影が可能です。
さらに、光学20倍ズームレンズやアサイン可能なリング※2・ボタンなどによる高い機動性や操作性、拡張性を兼ね備えます。
メーカー希望小売価格は『PXW-Z200』が649,000円(税込)、『HXR-NX800』が506,000円(税込)となっています。
昨今、放送局や制作会社、企業、教育機関などでは、高品位なコンテンツを少人数のオペレーションで制作・配信することへの需要が高まっています。
『PXW-Z200』および『HXR-NX800』は、映像制作の現場で広く採用されているイメージング商品群の開発により培った最新技術を搭載し、高画質な撮影やネットワーク接続によるライブ配信を1台で可能にします。
■『PXW-Z200』 『HXR-NX800』の主な特長
1. AIによる被写体認識・AFおよび4K 60p/120p記録が可能にする高画質撮影
AI処理に特化したAIプロセッシングユニットが、画像処理エンジンBIONZ XRにに加えて搭載されています。ディープラーニングなどを用いたAI処理で、骨格や姿勢などの情報に基づいた、高精度な被写体(人物)認識・AFが可能です。
有効画素約1400万画素のセンサー全画素読み出しによる4K 60p記録に加え、4K 120p記録にも対応しています。積層型構造の1.0型CMOSイメージセンサーExmor RSを採用し、高感度・低ノイズ特性による撮影を実現しています。
2. 光学20倍ズームと手ブレ補正で幅広い撮影範囲をカバー
広角24mmから望遠480mm(35mm判換算)をカバーする開放F値F2.8 – F4.5光学20倍パワーズームのソニー製Gレンズを搭載。
独自の画像処理技術による全画素超解像ズーム機能を用いることで、30倍(4K)、40倍(HD)高倍率ズームを高速かつ静粛に実現します。
光学式手ブレ補正に電子補正を加えたアクティブモードで、歩きながらの撮影などにおけるより強い手ブレを補正します。
3. 新設計ビューファインダー・LCDモニターなどによる機動性、操作性
両機はコンパクトに収納できる新設計を採用し、ビューファインダーとLCDモニターを折りたたむことができるほか、マイクホルダーを取り外すことも可能です。
撮影時の外形寸法(幅×高さ×奥行き)約175.6mm × 201.3mm × 371.1mmに対して、収納時の外形寸法(幅×高さ×奥行き)は、約175.6mm × 175.4mm × 285.1mmまでコンパクトになります。
質量は、『PXW-Z200』が約1.96kg(本体のみ)、『HXR-NX800』が約1.93kg(本体のみ)です。
LCDモニターに3.5型 約276万画素の高輝度モニターを搭載。明るい環境下での映像の確認やフォーカシングをサポートします。
電子式可変NDフィルターを搭載し、ND PRESET/VARIABLEスイッチをVARIABLEにすると1/4-1/128NDまでシームレスに濃度変更することが可能です。
フォーカス・ズームの2連リングとIRIS・ND VARIABLEの2連ダイヤルは横並びに配置されており、フォーカス・ズームと同時に明るさの調整も簡単に行うことができます。機能を割り当てられる12個のアサイナブルボタンと同様に、レンズリングにアイリスを割り当てることができます。
4. 新搭載のルックや多彩な記録フォーマット・インターフェースによる拡張性
「ITU709」や「709tone」、「S-Cinetone」、「S-Log3」などのルックを使用できます。これによって業務用カメラやCinema Lineカメラ、αと併用し、色合わせをすることができます。
XAVC HS、XAVC S、XAVC S-Iに加え、最大16 MbpsのXAVC HS Proxyなど、多彩な記録フォーマットに対応します。『PXW-Z200』では、XAVC (MXF) 記録にも対応します。
HDMI Type A、USB Type-C、LAN、REMOTE端子など充実した各種インターフェースを搭載しています。
『PXW-Z200』では、SDI(12G、6G、3G(Level A/B)、HD)入出力、TC入出力に加え、ポストプロダクション時の負担を軽減するプロキシ記録や、複数台のカメラを運用する際に必要なTC/UB記録に対応しています。
5. ネットワーク接続によるライブ配信
カメラをWi-Fiなどのネットワークに接続するだけで、撮影映像をRTMP/RTMPSやSRTで主要なライブストリーミングサービスや動画共有サイトにライブ配信が可能です。
カメラオペレーター1人で撮影から配信までを行う効率的な映像制作を実現します。
さらに、ポータブルデータトランスミッター『PDT-FP1』(別売)とHDMIケーブルで接続することで、法人向け「Creators’ Cloud」 のカメラ連携クラウドサービス「C3 Portal」(有償)への安定したストリーミングや、クラウド中継システム「M2 Live(エムツーライブ)」(有償)でのマルチカメラによるライブ配信が可能になります。
■PXW-Z200、HXR-NX800 仕様の違い
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標準消費電力:本体 XAVC S-L 420、QFHD 59.94P、CFexpress Type Aメモリーカード記録時、LCDモニター/ビューファインダー点灯(デフォルト)、周辺接続機器なし
最大消費電力:本体 XAVC S-I、QFHD 59.94P(S&Q 120fps)、CFexpress Type Aメモリーカード記録時(2枚同時記録)、LCDモニター/ビューファインダー点灯(最大)、周辺接続機器(SDI、HDMI、USB、無線機器)あり
なお、これらの製品のソニーストアでの取り扱いはありません。当店も業務機器取り扱い契約はありませんので当店での取り扱いもできませんのでご了承ください。
★プロフェッショナルの撮影に革新を 先進技術搭載の4Kカムレコーダー登場
★ソニー ニュースリリースにて「AIによる被写体認識・AF性能、光学20倍ズームレンズを備え、撮影から配信までを実現する4Kカムコーダー2機種発売」