「当店のテレワーク業務はクリーン電力にてまかなわれています」とか言いたくて、先日のamazon プライムセールでポータブル電源と太陽光発電パネルを自宅で買ってみました。

まだ使い始めですがその様子を紹介したいと思います。今回はソニー製品、登場しません。

 

こんにちは、店員佐藤です。

マンション暮らしの我が家ですが、やはり3.11を経験してから防災意識が高まり、なにかしら災害が起こるたびに防災グッズの見直しをしています。今回は停電になったときの電源確保をどうしよう、ということでポータブル電源と太陽光パネルを買ってみました。

停電のときの電源確保としては、大容量のポータブルバッテリーがあるので、それを常に満タン充電しておくことで1～2日分はなんとかなるんだろう、とか思っていたんですが、それが数日続くような状態の場合はどうしよう。長期にわたる場合は電源の充電だけではなく太陽光などを使った発電ができないと困るのでは？ということで、割と値がはるんですが、やや大型のものを購入しています。

購入したのは「Jackery ポータブル電源 708」という製品で191400mAh/708Whの電力が充電出来るもの。5000mAhとか10000mAhくらいの容量のモノが多いポータブルバッテリーですが、小型ポータブルのものの20～40倍くらいの容量があり、AC電源の出力も可能になっています。

災害時になにの電力が欲しいってスマートフォンなどの通信機器の電力が一番困りそうですが、これがあれば大容量バッテリのXperiaでも20～30回の充電ができそう。

ポーチが付属するのですが、ここにケーブル類が収納されていてACアダプターを使ってコンセントから充電出来るほか、シガーライターソケットを使って車から充電することもできます。

そして、こちらが100wの出力ができるという太陽光パネルです。重量が6kgあるとのことですが、割と重いです。

見た目よりスカスカの重さとかを期待していたのですが、見た目どおりかもしくはそれ以上の重量感があります。紙製とかではなくなにか金属が入っているような重さ感。

こちらも収納バッグが本体についていて、ここを開くと直接USBケーブルを挿して、携帯電話などが充電出来る端子があるほか、ポータブル電源へつなぐ長いケーブルも収納されています。

さすが純正メーカーで揃えただけあって付属のケーブルだけで完結。ポータブル電源の充電を早速はじめてみます。まだ未充電ですが最初から49％の充電がされているようです。

しかし、まだ陽が射していない段階でもすでに4Wの充電をしているそうで、これは期待ができます。

うちのベランダは南西を向いていて、朝一番の朝日は冬場でないと入ってきません。10時過ぎになるとやっと出っ張りの方のベランダに陽が射してきたので、ここにパネルを設置。

 

むむむ、7月の天気の良い直射日光なんですが、それで36Wしか発電してないですか。そうですか。

100Wの発電ができるそうですが、本気をまだ出していない感じですね。

太陽がどんどん天頂に向かって移動していきます。ここでもっと上を向かせてあげようということで、より太陽の光が直角で入る角度に直してみます。

あれれ？　さっきよりも発電効率が悪くなっているみたいです。

角度的にはこの方が有利なはずなんですが、手すりの影が問題なのかなー。

お昼くらいになりました。今が一番、太陽光が強力なはずなんですが、上階の日影が入ってきてしまい、太陽があたる面積はだいぶ少なくなってきてしまっています。

発電はやはり17W とかなり低め。それでもここまでの時間でバッテリー充電量は49％→53％に4％増量です。うーん、すでに2時間は充電しているんですが、それでたった4％かー。

午後からは手前のベランダの方が陽が当たるようになります。なので、発電パネルとポータブル電源を大移動して、ベランダに床置き設置です。

洗濯物の影になっている部分があるんですが、光の量はこれが一番多いはず。

あれれ、発電量は11W と今までで一番少ないかも。

これ、本当に100W の発電ができるのか？という疑惑がフツフツとわいてきてしまうんですが、ここで置き方を大幅チェンジ。

アウトドアテーブルに載せて100％の面積で太陽光が当たるようにしてみました。角度的にはあまり有利ではないんですが、これが一番発電量が多い置き方になったもよう。

すごい、60W の発電ができるようになりました。

そうか、こうしてテーブルなり台なりを用意して手すりにかからないように、パネルの面積全部に光が当たるようにした方が発電量が増えることがわかりました。

ということで、ここからは30分おきに太陽の様子を見て、パネルの角度と受光量を調整します。

自動でこうして向きを変えてくれるシステムとか欲しくなりますが、そこはあれです。テレワーク中、1時間に一度くらい、ベランダに出て太陽光パネルの位置を微調整すれば、発電効率は多少良くなるかな。

ということで、このまま30W 前後の発電量で充電をしていきます。

最後はこんな感じで直射日光がなくなってしまいました。

あ、そうか。雲が出てきて太陽をかくしてしまっていますね。

1日目はここまでやって49％→64％と、15％の発電ができました。予定していたよりも発電量が少なめなんですが、これは何かしら工夫をして効率をあげていきたいところです。

どこかに銀マットがあったので、あれで光を反射してパネルに当たるようにするとかしたら100W の発電に近くなりますかね？

発電した電力を使うときは「DC」もしくは「AC」のボタンを押して出力させます。

USB PDは60W 出力ができるので、これでVAIOでもXperiaでも充電ができます。

まずはこの3連休のオーダーが絶好調だった「REON POCKET 4」を充電。これはアウトプット4Wとかで満タンにしてもバッテリー残量は全然減らず。うん、これでクリーン電力を使った冷感を得ることができそうです。

Xperiaについては妻と私と、空になった状態で充電をしているのですが、3回くらい充電したところで10％の電力がなくなっていました。ついでにタブレットの充電もしたら51％までバッテリーが減ってしまったので、ほぼ、この日に充電した分は使いきってしまったみたいです。

うーん、テレワーク中に太陽光発電をして、その分だけでVAIOとスマートフォンのバッテリーを補おうと思っていたんですが、充電効率をもう少しあげていかないとダメみたいです。また、次回のテレワークの際にチャレンジしてみます。

※果たして元が取れるのか！？という不安もあるんですが、もともと、これは防災グッズとして購入しているので、飽きるまで遊んでみてダメだったらあきらめます。(^^)

 

 

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