ソニー防災ラジオ7年ぶりの新型モデル『ICF-B300』登場
ソニーから防災ラジオの新商品が発表になりました。プレスリリースなどはなく商品情報ページに新製品が掲載されているだけですが、8月26日発売で7年ぶりのニューモデルが登場します。
こんにちは、店員佐藤です。
防災ラジオのフラッグシップモデル「ICF-B99」が7年ぶりにモデルチェンジします。ICF-B99は太陽光パネルを内蔵した防災ラジオで非常時には手回しハンドルで充電が出来る他、ラジオ、ライト機能などが利用できます。内蔵充電池での駆動の他、単3電池駆動もできるので非常時だけではなくキャンプなどのアウトドアでも使えるラジオになっています。
新型モデルではバリコンチューニング方式から電気的チューニング方式に変更されたとのことで、より正確な周波数選択ができるようになりました。
バリコンチューナーでは、自分の耳で周波数感度の一番高いところを探しでダイヤルで調整を行いますが、電気的チューナーではデジタルで周波数感度の一番高いところを探して合わせてくれるので、より雑音の少ない綺麗な音質でラジオ音声が楽しめます。
代わりに消費電力はやや大きくなるのですが表で見比べると5～20％ほどの違いが出るようです。
| ICF-B09 | ICF-B99 | ICF-B300 | |
| ストア価格 | 9,900円 | 10,175円 | 16,500円 |
| 発売日 | 2015.11.7 | 2015.11.7 | 2022.8.26 |
| アルカリ電池 | FM:80時間 AM:100時間 ライト:50時間 |
FM:77時間 AM:90時間 ライト:50時間 |
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| 充電式電池 | FM:32時間 AM:40時間 ライト:20時間 |
FM:30時間 AM:36時間 ライト:20時間 |
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| USB充電時間 | 約3時間 | 約4時間 | |
| 手回し充電（1分） | FM:50分 AM:75分 ライト:15分 |
FM:41分 AM:61分 ライト:15分 |
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| 太陽光充電（60分） | 非搭載 | FM:40分 AM:60分 ライト:10分 |
FM:32分 AM:49分 ライト:10分 |
| チューニング方式 | バリアブルコンデンサー | 電気的チューニング | |
| 防水 | IPX4 | ||
| 質量 | 376g | 385g | 395g |
| その他 | マイクロUSB ケーブル付属 |
マイクロUSB USC type C ケーブル付属 |
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シンセサイザーチューナーの搭載だけでICF-B99からだいぶ値上がりする印象ですが、下位機種の「ICF-B09」は4月1日にソニー製品一斉値上げで価格変更になっているモデルです。今回の新型モデル「ICF-B300」は部材価格上昇、輸送コストアップを織り込んだ価格になっているものと思われます。
なお、従来モデルの「ICF-B99」ですが、こちらは現時点ではまだソニーストアに在庫があります。こちらのモデルはICF-B300の登場と共に販売終了になる予定なのですが、今ならまだ購入が可能ですので、太陽光電池パネル搭載モデルを安価に手に入れておきたい、という方は最後のチャンスになるかと思います。
なお、みなさん興味があるのは手回し充電や太陽光パネルでスマートフォンの充電が実際にできるのか、という話ですが、ICF-B99で実際に試したコトがあります。大体想像がつくと思うのですが、スマートフォンは本当に電池食いなので、太陽光パネルでの充電はほぼ不可能です。
ですが手回し充電については意外にも効率がよく、15分も本気でハンドルを回せば緊急時の通信くらいはできそうです。計算上はXperia 1だと5時間ほどハンドルを回せば満タン近くなる計算でした。
ICF-B99の内蔵電池を充電して、そこからスマートフォンに充電するよりも直接ハンドルを回しながら充電した方が充電効率ははるかに良いので、緊急時はこの方法で電池の切れたスマートフォンを一時的に復活させることは可能です。
詳しくは上記の記事にてどうぞ。
新型「ICF-B300」では従来別途用意しなくてはいけなかった「USV type C」ケーブルも同梱されるようになっています。
3年ほど前に「家電批評」で防災ラジオのベストバイの記事がありましたが、ソニーの 防災ラジオは手回しハンドルの充電効率が非常に良い、ということが伝えられていました。
私も自宅に「防災パック」として購入したパッケージに入っていた防災ラジオを試用したことがありますが、数回回しただけでトルクが抜けて充電が一切出来なくなっていたり、ハンドルがポキッと折れてしまったラジオも使った事があります。台風接近時にテストで使ってみたときだったから良かったモノの、これが本当の災害時だったらショックが大きかったでしょうね。（今はICF-B99を置いています）
9月1日は防災の日、ということで、それに合わせてご用意になってみてはいかがでしょうか？
※2023年2月1日価格改定がありました
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| FM/AMポータブルラジオ ICF-B300 |
ソニーストア価格： 19,800円 税込 |
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| 発売日 | 2022年8月26日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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| テックスタッフ 店頭入特典 |
8月31日までサマーフェア延長モード開催中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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| FM/AMポータブルラジオ ICF-B09 |
ソニーストア価格： 16,500円 税込 |
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| 発売日 | 2015年11月7日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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| テックスタッフ 店頭入特典 |
8月31日までサマーフェア延長モード開催中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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2024年3月5日 @ PM 4:32
コメント欄に入りきれないほど言いたいことがあるが、新発売されたICF-B300のパッケージには、iPhone用のケーブルについて何と説明されているだろうか。2021年5月にICF-B99を購入したとき、パッケージにiPhoneの充電にも対応、と書いてあったので、これで災害に遭っても安心、と思って帰り、中を見たら、iPhoneのUSBケーブルとは違うものしか入っていなかった｡虚偽広告ではないか。今どきのモバイルバッテリーのパッケージには、中身を開ける前に、入っているのはC TYPEケーブルで、それ以外のケーブルが必要な場合はお買い求めください、と書いてある。
取説について、説明が技術者目線で書かれていて、消費者にどうしたらわかりやすいか、という視点が欠けている。外国人ユーザーなら尚のことだろう。中に入っているオレンジ色の笛を、何かの部品と勘違いしているらしいレビューもあった。DCIN5Vなんて書かれても、何のことかわかる人は少ないだろうし、ラジオを実際使うのに必要な知識とも思えない｡
2024年3月5日 @ PM 5:42
ICF-B99、ICF-B300ともに「iPhoneなど、マイクロUSB端子非搭載のスマートフォンには、スマートフォンに付属のUSBケーブルをご使用ください」とパッケージに記載があります。
iPhone用のUSBケーブルが同梱になっているという説明はありませんので虚偽記載にはならないかと思います。
DC IN 5Vは標準的なUSBの電源出力になります。記載されているのは電気用品安全法などで記載を義務づけられているかもしれないですね。（すみません、私も詳しい事はわからないのですが）
よりわかりやすい取扱説明書については実際にそれを作ってみてソニーさんに提案されてみてはいかがでしょうか？