2023年4月30日

販売終了間近？着るクーラー『REON POCKET 4』異常なオーダー数はこれが原因だった！？　裏話まとめ

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ここ20日ほど、毎日の様に「REON POCKET 4」についての情報をお届けしていて、すっかりソニーショップではなくREON POCKET SHOPになってしまっている感じですが、昨日でセンシングデバイス「RNPT-1」が完売したこともあり、これで最新納期情報はお休みになるかもしれません。

納期情報と「REON POCKET 4」の裏話をまとめてご案内したいと思います。

こんにちは、店員佐藤です。

4月20日にプレスリリースになった「REON POCKET 4」にものすごい勢いのオーダーが入り、たった3日で当店の2023年のオーダー数ナンバーワンになり、現在、第2位の原神コラボLinkBuds Sにダブルマークをつけるほどになって、オーダーがますます盛り上がっています。

昨日の朝10時時点でセンシングデバイスがセットになった「RNPK-4T」がソニーストアで入荷終了になり、それまで最大で88％までオーダー数が偏っていたのでオーダーが落ち着くかと思いきや、昨日も本体のみの「RNPK-4」がそれまでの勢いを引き継いで大量注文されています。

なのでセンシングデバイスのタグが登場したことでREON POCKET 4が大ブレイクしたわけではなく、+2,200円でタグが買えるならそっちにしよう、というだけだったみたいで、単純にバッテリー容量2倍になった「REON POCKET 4」に人気が集中しているという状況のようです。

モデル名	受注開始日	販売終了日
REON POCKET 4 本体のみ	2023.4.20	絶賛販売中
REON POCKET 4 タグ付き	2023.4.20	2023.4.29
REON POCKET 3	2022.4.21	2020.6.30
REON POCKET 2	2021.4.22	2021.8.12
REON POCKET	2020.7.1	2020.7.2

..
現在は、まだ在庫販売されている「RNPK-4」ですが、こちらも時間の問題かもしれません。今回も販売終了は早そうですね。

そして、こちらは当店の独自調査の結果なので、ここだけの話にしていただきたいんですが、REON POCKET 4のオーダー数に、なんと東京都の気温が関係していたことが判明しました！

下記は当店でのREON POCKET 4のオーダー数（棒グラフ）と、東京の最高気温、最低気温を平均した数値（折れ線グラフ）なんですが、こんな関係になっていました。

最初の4日間は発表が間もないのでオーダーが多めにはなっているんですが、その後の数値を比較してみると気温が下降するとオーダーが減り、気温が上昇するとオーダーが増えるという関係になっています。

なんとなく気持ちはわかるというか、暑くなると「REON POCKET」を検索したくなるんですかね！？(^_-)

昨日などはタグ付きキットが朝の時点で完売しているので、これでオーダー数が減るかと思いきや、さらにオーダーが増えているのは天気が良くて気温も高めだったから、なのかもしれません。

ちなみに、この理論で行くと、これから夏に向かって気温はどんどん上昇していくので、オーダー数も増えて行きます。本体のみの「RNPK-4」の総出荷数などはデータがないのですが、例年、夏本番前に販売終了になってしまっているので、今回は5月の早い段階で完売してしまうかもしれませんね。

なお、名誉のためにお伝えしておきますが、関係筋の話によると、毎年REON POCKETの生産は全開で行っており、今回もかなりの数の作り置きをしていたものが、想定を上回るオーダーにより完売してしまっているそうです。季節商品ではないし品薄商法をしたいわけでもなく、毎年、クチコミ？の広がりでこんな状況になっているそうですよ。

さて、完売してしまったデバイスの話をするのは心苦しいのですが、センシングデバイス「RNPK-4T」のレビュー記事のときに「これにストラップがつけられたらなー」という話をしていたのですが、早速、お休みにはいったので100円ショップに行って、ストラップ化できないか、いくつかアイテムを買ってきて試してみました。

まずは、こんな小物ストラップで、タグの所にヒモを結んでストラップ化する作戦を試してみるのですが、これ、やってみるとすぐにわかるんですが、ストラップでは使えないことがすぐにわかりました。

この「RNPT-1」は温度、湿度計の他に加速度センサーと照度センサーを搭載しています。加速度センサーで動きを検知しないときはスリープモードに入るし、照度センサーで暗くなっているときはセンサーが洋服の中やポケットに入っていて、ちゃんと外気に当たっていないという判断をします。

そうなんです。ストラップとしてブラブラさせておくと、50％の可能性でタグが裏を向いてしまい、照度センサーに光があたらなくなり動作しなくなってしまうんです。

なるほど、そうか、クリップ形状になっているのはタグに向きがあって、正面を向かせる必要があったからなのか。

なので、どうしてもストラップを付けて落下防止にしたいという方はクリップを使った上でストラップを付けるか、もしくはこうしたリング状のキーホルダーにして裏返しにならない工夫をして使うことになりそうです。

それとジャケットなどの胸ポケットに装着すると、意外と自分の体温のおかげで気温があがりがちになり、気温が高めになります。普段持ち歩いているバッグなどにつけた方が正確な温度計測ができます。

どうしてもジャケットにつけるというときはアプリの方で設定温度を高めにしてバランスを取る必要があるようです。

そして、運用している上で、動きがないとタグがディープスリープに入り、データ送信を1分に1回程度まで落としてしまいます。

すぐに動作してほしい、というときはペアリングの際に使ったタグについているボタンを押すと、これでBluetooth信号をドバッと出してくれるらしいので、ボタンを一押しするとすぐに動作して気温変化をすぐに反映します。

運良く、センシングデバイスを入手で来た方は、使用時にお試しください。

以上、「REON POCKET 4」の最新情報でした。

タイムラインを見ていると、ようやく「REON POCKET」の製品イメージが正しく伝わってきたようで、いわゆるガテン系の方からの「使い物にならない」という批判も目にしなくなってきました。あくまで「冷感」「温感」を感じるモノなので、夏場の屋外作業で強制的に体温を下げるためには空調服などの大がかりなものが必要になります。

屋内作業や屋内と屋外の出入りがあり、その際の冷感、温感を得て快適な生活のためのデバイスが「REON POCKET」です。

発売が2020年と、コロナ禍まっただ中での製品展開が続き、この夏は初めて迎える「普通の夏」になります。外出される機会も多いでしょうし「REON POCKET 4」のバッテリー容量2倍というのが皆さんの心に刺さっているんでしょうね。

私もこの3日間、装着し続けていますが、あまり気温が高いこともないので一度も充電せずに3日間、使い続けられました。初代モデルでは朝の通勤、夜の通勤のたびに充電をする必要がありましたが、ついに「毎日充電しなくても大丈夫」なところまで来てしまいました。

この夏は「REON POCKET 4」でバッチリ冷感を楽しめそうです。


ウェアラブルサーモデバイス REON POCKET 4 RNPK-4		ソニーストア価格： 16,500円税込

発売日	2023年4月21日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ店頭入特典	テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内


REON POCKET 専用ネックバンド3 専用ネックバンド3 SMALL RNPB-N3		ソニーストア価格： 1,980円税込

発売日	2023年4月21日	メーカー商品情報ページこちら
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