2023年2月10日

【レビュー】新レンズ『SEL2070G』製品版開梱レポート

tecstaff デジタル一眼“α”, カメラ SEL2070G 0 Comments

関東地方に大雪警報が出ていましたが、当店にも無事、新発売のズームレンズ「SEL2070G」が到着しています。早速、開梱レポートをお届けいたします。

こんにちは、店員佐藤です。

今日は大雪警報が出ていてテレビでも不要不急の外出をしないように呼びかけら、できるだけテレワークを活用しましょうということだったのですが、なんせ今日は「SEL2070G」の発売日で出社しないとこのレンズに触れない！ということで、店員よねっちはテレワークにして、楽しみにして店員佐藤は出勤してきました。

ソニーストア銀座さんでちょっとだけ触らせていただきましたが、なんせ、これから自分の？メインレンズになるのではないかという新世代の標準ズームレンズです。一刻も早く触ってみたい！ということで早速開梱。

Gレンズということでキャリングポーチも一緒に入っていました。

これをまずはαに装着して試し撮りするんですが。。。

このレンズ、なんせとにかく寄れる！　もう、これはマクロレンズなんじゃないか！？というほどの近接撮影が可能で、テレ端で0.3m、最大撮影倍率0.39倍までいけます。1/43サイズのミニカーがこのサイズで撮影出来ます。これはもう、マクロレンズの世界です。

ちなみに最短撮影距離0.4m、最大撮影倍率0.2倍のSEL2470Zだとこのサイズになります。

このレンズが今は店内のブツ撮り用レンズとして使っているのですがこの寄れ方の違いは歴然。

全長5cmのチョロQ もこのサイズで撮影ができます。これだけ小物を大きく写せるならテーブルフォトでも威力を発揮しそう。

参考までに、こちらがSEL2470Zでの最短撮影距離でのチョロQ撮影です。最大撮影倍率が0.39倍と0.2倍という差はこれくらいの違いになります。

デジタル一眼カメラもそうですが、スマートフォンとかでも「思いのほか、近寄って撮れない、ピントが合わない」という経験をしたことがあるかと思いますが、このレンズではそういう思いは一切しないで済むかも。

撮りたいモノを自分の感覚で撮れる使いやすいズームレンズになりそうです。

あいにくの天気なのと、今日はお店番を1人でしているので、試し撮りに外出することができないのですが、狭い当店の店内、24mmで撮影するのはちょっと無理があって、いつもはSEL1224GとかSELP1635Gを使って広く見える様に撮影しています。

20mmあるとまぁまぁ入るので、このレンズ1本有ればレンズ交換しないでも土曜日営業のご案内blogエントリー用画像が揃うかも。

広角レンズで便利なのは写真撮影だけではなく動画撮影でも便利。手振れ補正アクティブを使うと画角がやや狭くなりますが、20mmの画角があれば切り取られても24mmほどの広角画角での動画撮影ができます。

しかも広角だと手振れ補正アクティブがよく効くんです。ソニーストア銀座さんで試し撮りさせてもらったときも思ったんですが、このレンズとα7R Vの組み合わせで手振れ補正アクティブを使うと、まるでジンバルに載せているくらいの動画が撮れます。

こちらはサンダル履きで試し撮りをしてきたものなんですが、手振れ補正がめちゃくちゃ効きます。ジンバルもあるんですが、Vlogで普通に歩いているシーンを撮るのなら、これだけでOKかも。

このレンズ、サイズも軽量小型。写真は左からSEL2470GM2、SEL2070G、SEL24105Gなんですが、一番サイズが小さいのがSEL2070Gになります。普段使いで撮影するなら、もうこれがベストに思えます。

SEL24105Gの望遠側も魅力ですが、フォーカス、ズームに加えて絞りリングが搭載された3連リング仕様はSEL2470GM2みたい。フォーカスロックボタン、アイリスロックボタン、クリックオンオフ、AF/MF切替スイッチなど操作系もフル装備です。

サイズ的には単焦点レンズの「SEL24F14GM」と「SEL35F14GM」の中間くらいの重量になります。これらのレンズって重量バランスもいいですが、カメラの見た目にもバランスが良いレンズで、それらとほぼ同等くらいのサイズというのも良いんですよね。

で、今日は別にヒマなわけではないんですが、ちょっと変わった検証もしてみました。

AFスピードがSEL2470Zと比べて最高60％アップというのですが、実際に操作してみるとそんなにAFスピードが速くなっている印象がなくて、AF操作をしているところのモニター画面を録画してスピードを検証してみました。

それがこちら。

SEL2470ZとSEL2470GM2とSEL2070Gの3本を同じところで同じ画角で近いところと遠いところでフォーカスを行ったり来たりさせているところを録画して、並べてみました。

結果、こうしてスポットAFエリアでフォーカス操作をしているときのスピードって変わらないんですね。厳密にはSEL2470GM2が時折、時間がかかっているシーンはあるんですが、誤差の範囲程度。カタログスペックで語られているフォーカススピードの違いはAF-Cで動体を追従させているときなどの違いになるようです。

今度、店内の新幹線で比較して見ようと思います。（いまもプラレールの新幹線はあるんですが中古で買ってきたものですごい遅いんですw　新品買ってきて試します。）

ということで、大雪警報が出ている中での「SEL2070G」の開梱レポートでした。この週末、持ち出して、Vlog撮影などに挑戦してきてみたいと思います。

いやー、新しいレンズが来ると、やっぱりウキウキした週末になりますねー！

あ、ちなみに「SEL2070G」のソニーストアでの在庫状況ですが、数日前に「入荷次第出荷」ステータスになったり復活したりを繰り返していますが今日の所は在庫販売に戻っているようです。ここ最近の傾向ですが、発売日以降に購入者さんがSNSに作例をアップロードして、それで火がついて一気に市場から在庫がなくなる、というのを繰り返しています。迷っている方はお早めのオーダーをどうぞ。


G レンズ標準ズームレンズ SEL2070G		ソニーストア価格： 184,800円税込

発売日	2023年2月10日	メーカー商品情報ページこちら
長期保証サービス	5年ワイド：-18,700 円 3年ワイド／5年ベーシック： 9,900 円 3年ベーシック：無償
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