ソニーストアの公式ページにて『ミラーレス一眼”α”で作る春の風景ショートムービー』の特集が組まれています。

写真家の清家道子氏による春ならではの自然風景を題材にショートムービーを作るおもしろさや、こだわりの撮影テクニックが掲載されています。

 

■作品解説と撮影テクニック

こんにちは、店員よねっちです。

写真家清家氏による作品「春の森、九州の桜」が「ミラーレス一眼”α”で作る春の風景ショートムービー」の作例として掲載されています。

ほぼすべてのカットを大分で撮影し、撮影期間は3～4日ほどだそう。作品は何カ月もかけて撮ったものを編集することもありますが、できるだけ短い期間で撮ったほうがショートムービーとしてまとめやすく、カットによって季節が変わる違和感も出ないのこと。

なるほど、初めて動画にチャレンジするときは短期間で集中して撮ることから始めてみると良さそうです。

もともと写真をメインに撮るつもりだったそうですが、現場に行ってみたら、鳥のさえずりや水の流れる音がとても心地よくて、結局動画のほうをたくさん撮っていたとのこと。実際撮影をしていると、動画で残したくなることってありますよね。

その場に行ってみて撮影方法を臨機応変に切り替えるのも大事です。

特設サイトでは「春の森、九州の桜」の中からピックアップした各シーンの解説と撮影テクニックについて紹介があります。

 

▶0:55～1:03

はらはらと散りゆく桜を撮影する場合、オートフォーカスだと、散っている花びらのあちこちにピントが動いてしまうので、マニュアルフォーカスで手前の枝にピント位置を固定するのがポイントだそう。あとは桜が散るのを待って、散り出したところで動画ボタンを押します。

 

▶1:23～1:36

春がテーマのショートムービーは桜がメインになりがちですが、それだと見ている人が飽きてしまうので、春の空の透き通った爽やかさによる変化を加えます。

本当はクイックモーションで撮影しようと思ったものの、4K画質で残したかったので、通常モードで少し長めに撮り、編集で4倍速にしているそう。三脚の雲台を真上に向けながら、約10分間撮影しています。

 

▶1:54～2:10

雨上がりで水たまりに桜が映っていたシーンです。この日は動画は撮っていなかったのですが、校庭の白い砂が雪のように見えてとても美しかったので、あえてこの写真を作品に入れたそう。画だけでなく写真も組み合わせながら構成すると、ショートムービーがさらに楽しくなります。

 

▶2:11～2:21

かわいらしいピンクと背景の萌黄色を望遠レンズで融合させながら、春の優しい風をイメージして撮影。ここでは三脚が使えなかったのですが、立ち位置を工夫してスローモーションで撮ると、少々のブレは気にならなくなります。カメラをパンするときは、脚を開いて上半身を回転させるのがコツだそう。

クイックモーションは十分に撮ったつもりでも、「これだけしか撮れていなかった」ということがよくあるので、10分程度長めに撮っておくと良いそうです。逆にスローモーションは長過ぎると編集やシーンのセレクトが大変になるので、撮り過ぎないように注意が必要です。

 

■カメラの設定と撮影機能

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清家氏の動画撮影設定は上記のようになっています。

■フレームレートとシャッタースピード
動画を撮り始めたばかりの頃は「シャッタースピードはフレームレートの2倍の分母分の1」が適していることがわからず、よく失敗していたそうですが、そんなに難しいことではないので、自分がよく使う撮影モードのフレームレートに合ったシャッタースピードを覚えておくと良いとのこと。

■絞り
広角レンズで撮るときは、F16やF18まで絞り込んでいるそう。望遠レンズでぼけを生かした表現を楽しみたいときは、絞りを開放にしますが、明るすぎてシャッタースピードを遅くできなくなるので、NDフィルターで光の量を調節するのがポイントとのこと。

■ISO感度
動画の場合は、絞りを意識してISO感度を決めます。フレームレートによってシャッタースピードが固定されるので、ISO感度はその都度マニュアルで設定しているそうです。

■フォーカスモード
風景ショートムービーを撮影するときは、ピント位置があちこち動いてしまうのを避けるため、マニュアルフォーカスに設定しているとのこと。

■ホワイトバランス
ホワイトバランスは、ほぼ太陽光で、撮影してみてAUTOに設定することもあるそうです。

■撮影機能

清家氏は編集時の画質調整は、ほとんど行なわず、よりイメージに合った画づくりをしたいときは、カメラ内で色合いや明るさ、コントラストなどをコントロールできる「クリエイティブスタイル」を活用して、撮影時に調整しているそうです。

通常は風景モードかニュートラルを使いますが、ポートレートは硬さがなく、優しい雰囲気に仕上がるので、風景ショートムービーでも使っていきたいとのこと。ソニーのミラーレス一眼”α”は被写体がどのように見えるかをファインダーで逐一確認しながら撮影できるのも利点です。

 

■機材と必須アイテム

ショートムービー「春の森、九州の桜」ではカメラボディにα7R IVとα7Cを使用しているそうです。

レンズについては、動画の撮影では、FE 16-35mm F2.8 GM、FE 70-200mm F2.8 GM OSS、FE 100mm F2.8 STF GM OSSを使用することが多いとのこと。特に風景動画では、FE 16-35mm F2.8 GMをよくうそうです。

また、新しい望遠レンズFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIが明るいし色がきれいなので最近のお気に入とのここと。70-200mmのレンズとしてはかなり軽く操作も楽なので、これから風景ショートムービー撮影に活用していきたいと思っているそう。

アクセサリーに関しては外付けのショットガンマイクロホンECM-B1Mを愛用中で、音がとても良いので、無くてはならない存在とのこと。また、撮影時に明るさや色合いを調節したり、シャッタースピードを遅くしたりするためにグラデーションフィルター、NDフィルター、PLフィルターなどを携帯しているそうです。

 

αは写真だけでなく、動画もきれいに撮影できますので、ぜひショートムービー作りにもチャレンジしてみて下さいね♪

 

★ソニー「αで作る春の風景ショートムービー」

 

デジタル一眼カメラ α7R IV ILCE-7RM4A		ソニーストア価格： 438,900円税込
発売日	2019年9月6日	メーカー商品情報ページこちら
延長保証	５年ワイド：44,000円(税込) ３年ワイド/５年ベーシック：22,000円(税込) ３年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン 残価設定クレジット 分割払手数料0％キャンペーン
テックスタッフ 店頭ご利用特典	10%オフクーポン（併用不可）プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典

 

フルサイズデジタル一眼カメラ α7C ILCE-7C		ソニーストア価格： 229,900円 税込
発売日	2020年10月23日	メーカー商品情報ページこちら
延長保証 （予想）	５年ワイド：23,100円 ３年ワイド/５年ベーシック：12,100円 ３年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭ご利用特典	店頭にて実機展示中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典

 

デジタル一眼カメラα [Eマウント]用レンズ SEL1635GM		ソニーストア価格： 294,250円税込
発売日	2017年7月28日	メーカー商品情報ページこちら
長期保証 サービス	5年ワイド：29,700円(税込) 3年ワイド／5年ベーシック：15,400円(税込) 3年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ） 残価設定クレジット 分割払い手数料0%キャンペーン 24回分割払い手数料0%キャンペーン
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ショットガンマイクロホン ECM-B1M		ソニーストア価格： 37,675円税込
発売日	2019年9月6日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭ご利用特典	10%オフクーポン（併用不可）プレゼント中 ☆テックスタッフ店頭ご利用特典

 

 

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