2020年1月23日

史上最強映画ソフト『GEMINI MAN』輸入盤が到着

史上最強の映画ソフト「GEMINI MAN」がUSAにて先週より発売開始になりました。日本のamazonでは輸入盤の販売がなかったので、今回は海外のamazon.comで購入。今週到着しています。

早速、当店の有機ELパネル搭載ブラビアA9G＋STR-DN1080によるドルビーアトモス環境で再生して見ました。

こんにちは、店員佐藤です。

昨年秋の話になりますが、さいたま新都心にある映画館で上映された映画「ジェミニマン」を観てきました、というお話しは覚えてらっしゃるでしょうか？　日本では3館でしか上映をしていないという120fpsの3D映像体験をしてきたのですが、早くもそのときの映画がUHD BDソフトで発売になりました。

120fpsで上映中『3D＋in HFR』で観るジェミニマンの話

映画は120fpsという1秒間に120コマでの上映。通常の映画は1秒24コマで撮影されているので、時間軸で見ると実に5倍の情報量になります。このフォーマットでの上映ができる映画館というのが日本には3館しかなくて、それでわざわざ行ってきました。

今のところ、他では見ることのできない貴重な体験をさせてもらってきました。

残念ながら映画館ではHDR上映ではなかったようなので、これをHDR映像で見てみたい。それと映画館では3D上映だったのですが、普通に2Dで見ることもしたいなー、UHD BDソフトが発売されたら絶対に買うぞ！と、思っていたのですがその日が早くも訪れました。

UHD BDソフトは海外で1月14日に発売されていて、ネットでの情報によると120fpsでは記録されていなくて60fpsになっているとのこと。120fpsで発売されても再生する機器がありませんので、仕方がないのですが、それ以外のフォーマットもすごいですよ。

4K UHD BDなので解像度は4Kな上に、ドルビービジョンで記録されているので対応機器を用意すればドルビーの提唱する最高画質での視聴が可能。さらに音声フォーマットも5.1.2chのドルビーアトモスで英語音声なら記録されています。

4K + 60fps + ドルビービジョンHDR + ドルビーアトモスという史上最強の映画ソフトになっています。主演もウィル・スミスというトップクラスの役者さんですから死角なしです。

今回は「ドルビービジョン」対応のプレーヤーと言うことで「UBP-X700」にて再生します。昨年秋に発売された4K対応BDレコーダーでもUHD BDソフトの再生はできますが、あいにくドルビービジョン再生はできません。

こうして映画ソフトを100％楽しむならBDレコーダーの他にBDプレーヤーも揃えたいところ。

再生すると最初に言語選択画面が出るのですが、やりました。海外輸入盤ですが、今回は「日本語」が入っています。

全部が全部ではないのですが、まだUHD BDソフトの流通量が少ないのでコスト削減のため全世界版を作って、それを各国で販売しているんでしょうね。昨年の「ボヘミアン・ラプソディ」も輸入盤を購入していて、まだ映画館で上映しているときに自宅で4K画質で「ボヘミアン・ラプソディ」を楽しむことができました。

4Kブラビアと4K UHD BDソフトの再生環境を持っている人の特権です♪

音声・字幕メニューを見るとドルビーアトモスで収録されているのは英語のオリジナル音声だけ。あとは5.1chのサラウンドになっているようです。日本語吹き替えも入っていました。

字幕に「日本語」があるので、これは字幕版でドルビーアトモスフォーマットでの再生に決まりです。

UHD BDプレーヤー「UBP-X700」をドルビービジョン出力モードに切り替えて再生。やった、来ました、来ました。4K /60PのドルビービジョンHDRで再生されました。

ドルビービジョン再生せず、HDR10で再生してブラビアに補正させた方が派手な色づけにできるのですが、ドルビービジョンによるスクリーンで表示したようなしっとりした映像も良いんですよね。

色彩豊かなシーンから、夜間の暗いいかにもHDRが効きそうなシーンまで、映画全編がテレビメーカーのデモ映像みたいな超高画質の映画です。無茶苦茶キレイです。

見慣れない60Pの映像も、妙にヌルヌル感じるんですが、これはなんでしょうね。普段生活しているリアル映像ではfpsなんて概念はないので全部ヌルヌル動いている様に感じるはずなんですが、テレビ画面に映る60pの映像はどうしても違和感を感じます。

今までのテレビや映画で味わってきた60i、24p、30pという情報量の少ない映像に見慣れすぎてしまっていて、それと違う映像に違和感を感じてしまうのは私の脳がついていけてないんですかね。

あのトム・クルーズでさえ「映画は24pで観るべきだ」という発言をされてそうですが、本当にリアリティを求めた映像になるならこうしてコマ数は増えて行くべきだと思えます。

まー、ハイレゾ音源（というかDSD音声）が出始めたときに当店で試聴してもらっていたときに「CDの方が音質が良い」っておっしゃっている方もいらしたし、技術の切り替わりで感じ方がそれぞれ違う感じがします。

今週土曜日にはこちらの「GIMINI MAN」の輸入盤を使って、4K + ドルビービジョンHDR + ドルビーアトモス + 60fpsの高画質＆高音質のブラビア体験会を開催します。

60fpsで感じる違和感の原因を一緒に探ってみましょう！（ブラビアでモーションフローを常時使っている方はあまり違和感を感じないかも！？）

ご興味のある方は店頭でご覧になってみてください。


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発売日	2019年6月8日	メーカー商品情報ページこちら
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