2019年5月7日

動物瞳AFで撮影する『赤ちゃんシマリス』

tecstaff デジタル一眼“α”, カメラ, ☆テックスタッフ店舗情報 SEL70300G, シマリス, α7R3 0 Comments

ゴールデンウイーク最終日は、またまた見沼グリーンセンターへ赤ちゃんシマリス撮影にお邪魔してきました。今年は昨年よりも早めにたくさんの赤ちゃんシマリスが巣から出てきているみたいです。

こんにちは、店員佐藤です。

シマリス撮影で1年のうち、もっとも可愛らしい姿、バリエーションが撮れるのが5月なんじゃないかと思います。

たくさんの花が咲いているのと、巣の中でおおきくなった赤ちゃんシマリスがいよいよ巣から出てきてヨチヨチと歩き始めてくれるからです。まだ動きがゆっくりな赤ちゃんシマリスは撮影がしやすいのもありますし、まだ外の世界で初めての体験をしているので、大人のシマリスではまずしないような行動をいろいろしてくれます。

5月11日（土）には、ここ「見沼グリーンセンター・りすの家」で撮影会を開催します。シマリス撮影のご案内をしつつ、グループで撮影すると撮りどころがあったときに教えっこすることで撮影チャンスを増やすことができます。かわいいベイビーシマリスをみんなで撮りまくりましょう♪

それと、“α7R3”と“α7Ⅲ”のファームウェアアップデートで実装された「動物対応瞳AF」をシマリスでも試してみたい！という方のご参加もあるかと思います。一足先に試させてもらってきましたが、シマリスでも動物瞳AFは発動します。

あいにく、今まで試した中ではシマリスは発動率は低く2～3割程度という感じです。当初思っていた「正面から」でないと認識しないのでは？ということはなく、両目が見えていなくても片側しか見えていないシーンでも瞳AFが作動することがあります。

どうも体全体のシルエットを捕らえて、それで瞳の位置を割り出している、という動作もあるような気がします。体全体が見えているときだと横顔でも瞳AFがバッチリくることがあります。

瞳AFが作動していなくても、大体、顔の周りに被写体があることを“α”は認識していて、瞳の部分が一番コントラストが高いこともあって、ほぼ瞳にAFが合っている様な撮影ができます。

動物瞳AFが発動しないと撮影できない、というわけではないので、瞳AFが発動されているときは最強にAFがあっている状態で、それ以外のときもほとんど合っている、という状況になります。図ではAFエリアにゾーンAFを使っていますが、スポットAFを使っている時もエリアに瞳が来れば瞳AFが発動しますので、スポットAFを使って撮影してシャッターチャンスにはジャンジャンシャッターを切っていき、瞳AFが発動したらボーナスタイム突入！という感じで撮影する事になります。

たまに瞳AFがこうして大きな枠で発動することもあります。ケースとしては少なくて、この日に大きな枠の瞳AFが観られたのはこのシーンだけでした。どういう仕組みで枠のサイズが決まるのかは、まだ謎です。

見沼グリーンセンター・リスの家での赤ちゃんシマリス撮影シーンでは、かなり寄った状態でのシマリス撮影が可能です。瞳AFが作動してくれると被写界深度の浅いシーンですごく助かります。

動きの素早い野生動物であるシマリスの可愛い姿のベストショットの瞬間に、しっかりと“α”のシャッターが切れる状態になっているかどうかをいかに確率上げていくか、というのがシマリス撮影ですからね♪

ということで、昨日のシマリス撮影の私のベストショットはこちら。

前回、平成最後のシマリス撮影にお邪魔した4月29日に巣箱の中から顔を出していたシマリスの赤ちゃんがすっかり行動的になって巣の外を駆け回るようになっていました。まだまだ体が小さく、一目で赤ちゃんリスというのがわかりますが、動きはもうすばしっこくなっています。

行動範囲も広くなって、見つけるのが大変です。

こちらも兄弟のシマリスです。

開いたタンポポをむしゃむしゃ食べています。クチの中の水分を全部持って行かれそうな感じですが咳き込むこともなく全部食べてしまいました。よく見かけるシマリス撮影の達人の方に聞いたら、まだ開く前のタンポポを食べるシーンはよく見るけど、開いたあとのタンポポの綿を食べているのは見たことがないとのこと。

激レアシーンが撮影できたようです。

こちらは入口付近の木組みのところに巣があるご家族の赤ちゃんです。私の知る限り、こちらが今年誕生した赤ちゃんの3組目のファミリーです。

大きくなってしまうと、こんな風に仲良く絡んでいるシーンを撮影する事はできません。赤ちゃんシマリスが遊んでいる今だけのシーンです。

その後、2匹ともお腹いっぱいになっていたようで、並んで昼寝に。

ゴールデンウイークは「リスの家」はお休みなしで10連勤だったそうです。疲れちゃいますよね。

こちらはヘビイチゴを食べているところ。一説によると、ヘビイチゴは蛇がいそうなところにある植物で、ヘビイチゴを食べている小動物を狙うことから命名されたという説があるようです。ここには蛇はいないので、安心してモグモグタイムが過ごせますね。

ということで、今週月曜日の「リスの家」の様子でした。

撮影会の参加メンバーさんを連休前から募集していますが、もうそろそろ満席になりそうです。後ほど、ご参加申し込みをいただいている方へご案内のメールをお送りいたします。

天気も曇り空でシマリス撮影には絶好の天気になりそうです。（晴天だとあまり出てきてくれません、昨日もそうでしたが曇り空だとシマリス達は活発に遊んでくれます。）

望遠レンズを持って、是非、一緒にシマリス撮影に行きましょう！　「動物瞳AFを試してみたい」という方もお気軽にご参加ください。当店のα7R3、α7Ⅲに望遠レンズを装着して体験撮影ができるよう機材をご用意いたします。

お申し込みはこちらからどうぞ。
※満席になりましたため締め切らせていただきました。


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