2014年モデルの新型ブラビアのメニュー画面
銀座ソニービルショールームにて特別先行展示されている新型ブラビアシリーズ。まだ販売店として新製品の導入会を受けていませんので、新機能、特徴などは私もプレスリリースで読んだことくらいしかわからないんですが、どうも見ていると今年のモデルからまたメニュー画面などのデザインが変更になっている気がするので、それもちょっとだけ試させてもらってきました。
☆ソニープレスリリース『超解像エンジン「X-Reality PRO」を全機種に搭載、液晶テレビ ブラビア 5シリーズ10機種を発売』
2014年モデルのハイビジョンブラビアについては4月2日にプレスリリースがあり5シリーズ10機種が発表になっています。
まだ4K対応ブラビアの発表がありませんので、これらのシリーズの上にもう1クラス登場しますが、デジタルハイビジョンテレビについては、おそらくこれで年内は販売されていくと思います。
最上位シリーズのW920Aが4倍速パネルを搭載した日本だけの展開らしく、6月にワールドカップサッカーがあるので、サッカー用のブラビア!みたいなシリーズになりそう。
あとは32型モデルにフルHDパネル搭載モデル「KDL-32W700B」が用意されていて、遅延のないゲームモードの搭載もあるし、2月22日に発売されたPS4用に良いかも!というのが私の第一印象です。
すでに銀座ソニービルショールームではずらっと新型ブラビアが並んでおり、どれも狭額縁デザインが進みコンパクトになったなぁ、という印象です。
32型フルハイビジョンの「KDL-32W700B」もありました。こちらのモデルはBDレコーダーと接続されて展示されています。せっかくなので、こちらのモデルで操作画面を開いてみます。
リモコンをお借りして、メニューボタンを押してみると。。。
なんと! 見たこともないような画面になっています!! あらら、これが新しいホーム画面ですか!? クロスメディアバーから変形して年々ちょっとずつデザインチェンジしてきましたが、ついに今年のモデルから「ホーム画面」というものがなくなって、いきなりこうしてチャンネルがアイコン表示されるようになったみたいです。
あれです。まるでXperiaでつかっている「TV SideView」みたい。
リモコンの十字キーの下のところが「ホーム」で上のところが「SEN」だったものが、今回は上のところが「番組チェック」というボタンになっています。それを押すと、こうしてテレビ番組、Youtube、そしてテレビが考えるおすすめ番組などの一覧が表示されるようになっています。
ここに表示される項目は自分で設定することもできるそうですが、なにやらずいぶん使い勝手が変わってきそう。
で、一番気になっていたのがネットワークレコーダー「nasne」との連携です。プレスリリースでも「ルームリンク機能の進化」としてわざわざ記載があり、なにか変わっているんだろうと思っていたんですが、こちらも大きく変更。
画面右上までカーソルを移動して「メディアサーバー」を選ぶと、そこにホームネットワークにつながっているDLNAサーバーが表示されます。
ここでは「nasne」だけが接続されているみたいなので、これを選びます。
それで表示されたのがこちら。なるほどー! ここもなんかTV SideViewっぽくなっていますが、録画された番組はすべてアイコン表示されるようになっています。どれも同じマークになっていますが、これは時間をおくとサムネールが表示されるようになったりするんですかね!? Xperiaのムービーアプリでも同じマークが表示されますが、そちらも同じマークでサムネールとかは表示されません。DLANサーバー側の仕様なんでしょうね。
【追記】
翌日、別件で見学しに行ってきたんですが、それぞれの番組がちゃんとサムネール表示になっていました。なにかしら設定が違っていたモデルを私が操作したのかもしれません。なお撮影許可を取ってないので画像はまた後日お見せします。今日のところは撮影ができませんでした。
しかし、この一覧表示はすごいですね。こんなことになっているとは。
で、メニューカーソルをちょっとずつ左に戻して各機能をチェックするんですが、ふむふむ、アプリキャストというか新しいブラビアでは「アプリ」という名称になっていますが、それはまだ健在ですね。アプリ列があり、ここに自分で登録したアプリだけ入れていくことができるようです。
ミュージック列にはおなじみMusic Unlimitedです。30日で980円の定額音楽配信サービス。当店でも職場のBGM代わりに使っていますが、こういうサービスの良いところは自分で選んだモノではない知らない楽曲との出会いがあること。自分で作ったミュージックライブラリーでも四六時中ずーっと聞いていると、結局自分で選んだ曲、アーティストのものしか聞けなくて、新しい出会いがないんです。
ずーっと家にいる方だったら、これでテレビがBGMマシンになります。
で、その一つ隣に「VEVO」というサービスがありました。なんだこれ?と、思ったら、これはソニーミュージ
ックとユニバーサルミュージックが立ち上げたサービスでYoutube上にミュージックビデオを大量に配信しており、それを指すようです。
見たところ日本のアーティストはいなさそうですが、ミュージックビデオのMusic Unlimitedみたいなものになるのかも。
さらにその隣がUSB、ホームネットワークとなっているので、たとえばnasneに自分の音楽ファイルを置いておくと、ここに表示されるのかも。もしくはネットワークにつながっているVAIOのMedia Goの中とか。
アルバムのところには昨日からサービスを再開したPlayMemories Onlineがあり、その隣にはやはりUSB/ホームネットワークがあります。
これで大体のノリがわかるでしょうか? 従来モデルだとクロスメディアバーで機能を選んで、その中の機器に入るとリストが出てくるイメージでしたが、新型ブラビアではいきなりリストの表示が並んでいて、画面を移動するたびに新しいリストが並んでいる画面がいきなり登場する、という作りになっています。
ちなみに操作は早いです。特にカクカクすることもないしスムーズ。データが表示されるスピードはDLNAサーバーやネットワーク環境によるかもしれませんが、特にストレスになる感じもないかも。
なお、これらの新メニューになるのはW800B以下のモデルになります。今回の最上機種になるW920Aについてはメニューは2013年モデルと同様になっており、今回の新メニュー搭載機種にはなっていませんのでご注意ください。
ソニーストアの新型ブラビア販売状況ですが、32型フルHDパネル搭載の「KDL-32W700B」だけ納期が5月になっています。4月19日発売なんですが、どうやら人気集中みたいです。
プライベート用のホームネットワークモニター的にも良いかも!
★ソニーストア 32型フルHDブラビア「KDL-32W700B」のご案内はこちらから
★ソニーストア 40型4倍速ブラビア「KDL-40W920A」のご案内はこちらから
★ソニーストア 40型ブラビア「KDL-40W600B」のご案内はこちらから