サイバーショット『DSC-RX100M3』と行く西穂高~上高地の旅

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2週間ほど時間が経ってしまいましたが夏休みに行ってきた、西穂高~上高地の1泊2日のキャンプ旅の写真日記をお届けします。今回は豪華なバス旅で行ってきましたので前後の交通機関から紹介します。

今回は雨もあったので写真が少なめなんですが、夏休みの思い出、ということで私の日記レポートとさせてください。

 

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さて、今回の旅の出発は8月17日の日曜日でした。7月に行った木曽駒ヶ岳の時に味を占めたというか、新宿駅西口バスターミナルから各地に出発する高速バスでの旅です。

インターネットから予約が可能で行き帰りの予約を入力し、その後の支払いは出発日に新宿駅西口の高速バスターミナルの受付で済ませられる、というお手軽さが気に入っています。WEB上での決済もできるんですが、その際はキャンセルをすると100円程度ですがキャンセル料がかかるものの、窓口支払いだとそれも発生しません。その代わりバスの出発15分前までに行かないと自動キャンセルになってしまうんですが、ゆとりを持って移動すれば大丈夫。

今回の旅は西穂山荘へのキャンプが目的。まずは上高地をすぎて平湯温泉バスターミナルを目指し、そこから西穂高ロープウェイにバスを乗り継ぎ、そこからロープウェイで上がって西穂山荘まで歩き。宿泊後、西穂山荘から上高地へ下山して、そこからまたまた高速バスで新宿へ帰ってくる、という旅になります。

平湯温泉バスターミナルまで約5時間のバス旅になるということで、今回は奮発しました。

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普通運賃だと5,860円なんですが、そこに2,000円追加すると「ひとりだけシート」という2席を使っても良い権利を買えるので、そういう申し込みをしています。

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こちらがその「ひとりだけシート」です。最後列のシートだけ二つのシートを一人で占有してよいことになっていて、ここを今回は買いました。ちなみにバスは満席でしたので「ひとりだけシート」にしなかったら知らない人と席を並べることになります。

5時間のバス旅でそれはつらい。。。しかも隣が屈強な男性だったりするとさらにつらいことになります。見ていると女性同士、男性同士で席は隣り合うように設定されるみたいなので、屈強な男性同士で座る確率って高いんです。

長距離の時はこれに限ります。

平湯バスターミナルまで渋滞もあり今回は5時間半ほどかかっています。朝7時に出発して到着したのは12時半でした。ひとりだけシートに感謝。

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途中、2カ所のサービスエリア休憩をはさみまます。高速バスが駐まるエリアというのがあって、こういう旅を経験するとたくさんの高速バスが走っていることを実感するんですが、これ、休憩所でトイレとか利用して戻ってくるときにたくさんのバスが駐まっているので、どれが自分のバスだかわからなくなることがあります。

高速バス利用の鉄則ですが、乗ったバスのナンバープレートは暗記しておきましょう。スマホでバスの写真を撮っておくのも良いかも。

これで迷わずに帰ってくることができます。(バスにもトイレはついているんですが、利用する人は少ないんです。)

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松本インターで高速を降りて、そこから山道に入っていって1時間以上のドライブ。マイカー規制されている上高地の入口、釜トンネルの前も過ぎていきます。

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そして、上高地の向こう、平湯温泉バスターミナルに到着。ここまでが高速バスの旅でした。

ここで新穂高ロープウェイ行きのローカルバスに乗り換えます。バスがやや遅れたせいもあって乗り継ぎはギリギリ。1時間に1本しかないバスに4分の乗り継ぎ時間しかなく急いで切符を買って乗り換えます。ここからのバス代は890円だったかな。

終点の新穂高ロープウェイまで行ったのは私と同じ様な山登りの格好をした人、4人だけでした。

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ロープウェイは毎時0分と30分に運行されています。晴れていたら、登ってから景色の良いところでお昼ご飯でも、と、思っていたんですが、この日は雨。周期的に強くなったり弱くなったりしているのと、隣の高山の方では道路が水没していてバスも運休しているとかいう話を聞いていました。

現地での情報収集もしつつ、ここでまずはお昼ご飯にします。

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ロープウェイ駅に喫茶・笠ヶ岳というところがあったので、ここでカレーをいただきました。

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奥飛騨牛コロッケカレーです。今回は1泊2日だけなので、ここで栄養をつけておかなくては!とかいうのはないんですが、周りの人が食べているカレーが美味しそうでつられてカレーになりました。

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ロープウェイは2本乗り継いでいきます。片道1,600円ですが、それ以外に荷物代もかかります。6kg以上の荷物があると荷物券として300円必要になります。一緒に券売機で購入。

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第一ロープウェイ、第二ロープウェイと乗り継ぎ標高2156mにある西穂高口駅まで一気に登ります。

ロープウェイの窓からは先ほど乗ってきたバスのルートが見えます。なるほど、こういう感じの雲で雨が降るんですか。

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ロープウェイのりば「西穂高口駅」に到着。4F建ての建物になっていて最上階が出口になっています。水場もあるので、ここで水筒を満タンにして出発することが可能。

私は自宅から1.5リットルの水をしょってきてしまいました。ま、なにかのための保険の水です。このままキャンプ場まで持って行きます。

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外は断続的に雨が降っていて、ここでレインスーツで身をくるみます。ザックにもレインカバーがあるのですっぽりとカバー。

昨年、ちゃんとしたレインスーツを買っているんですが、今までそれを使った事はなくお守りみたいに持ち歩いているだけでした。こうして雨のシーンで実際に使うのは初めて。ゴアテックスのレインスーツがどれほど快適なものなのかをこれからの1時間でたっぷり味わうことになります。

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では、いざ、出発! ここからは雨ということもあってサイバーショットはリュックの中にある防水ケースに入れてしまうので写真もなし。

ただ、防水仕様のアクションカム「HDR-AS100V」を持ってきているので、道中は動画で記録をしてきました。ダイジェストに編集したのがこちらです。

ルートタイム90分のところをリュックをしょった状態で雨の中、70分で到着しました。ジョギングの成果がこういうところにちょっと出ているのかも。上りは得意なんです。

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そんなわけであっという間に到着した西穂山荘。ガイドブックによると冬でも営業している珍しい山荘だそうですが、こうしてロープウェイ駅から1時間ちょっとで来られるので、そういうのが可能なんですね。中はわかりませんが外観はこんなログハウス風の素敵な山荘です。

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テントは1泊1000円で利用が可能。まずは別館にある受付で申し込みをします。申し込みをすると自宅の住所などの連絡先を記入するのと、ここでは珍しくキャンプ撤収後の下山ルートの確認などもされました。

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それと山荘に泊まる方を優先するので売店や食堂の利用については17時前までに終わらせてもらうようにお願いされます。ええ?そんなこと言われるの初めてだな、とか、思っていたんですが、来る最中に読んでいた山の本に、まさにそういう事が書かれていて納得。

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テントやクッカー、寝袋などのギアが今はすごく軽くなってきていてソロキャンプのブームがあってキャンプ客が急増しているんだそうです。で、そういう人たちが山荘で普通にサービスを要求するケースがあるそうで、そういうのはマナー的にどうかな?ということが書かれていました。キャンプ客は基本的には自分で全て持ってきて自分のことは全て自己完結していく、というのがマナーみたいです。

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テントにつけておいてください、という札をもらって、雨が上がっているウチにテントを張ってしまいました。このあたりは写真を撮る余裕もなく、大急ぎ。場所も前回は写真を夜中に撮りまくるので他の方からなるべく離れたところ、とか選んでいたんですが今日は水はけの良さそうなところに設営。

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そして西穂高は水が貴重みたいです。前回は水は使い放題だったんですけど、ここでは水は有料。先ほどのテントの受付のところで水をもらうんですが100mlが20円、500mlが100円となっています。

自宅から持ってきた水1.5リットルは無駄にはなりませんでした。これで300円分です。というか、そういうことなら水筒いっぱいに水を入れてくれば良かった。(満タンで2.5リットル)

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なお、ミネラルウォーターは500mlで300円。ビールは350mlが500円で500mlは700円です。そういう価格体系だったらビールを買うに決まってます。

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ですがビールは買わず、まずはここで水筒をいっぱいに満たして300円払ってきました。これで明日の朝の出発まで水はもちます。あとは明日の朝の出発時に水の残量を見て追加購入。なんせ、上高地まで途中に水場はないそうですから。

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テントに水を運んで、これでお泊まりする準備は完了。断続的に雨は降ったりやんだりしていますが晴れているウチに近くを探検します。

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西穂山荘のトイレは裏にあります。キャンプ場利用者は無料で利用ができます。それ以外の方はチップ制で1回100円。

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中は非常に清潔なトイレ。水洗とかではないですし、もちろんシャワー付きとかではありませんが、気持ちよく使わせていただきました。

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トイレに水道はあるんですが、この水は飲めないことになっています。

キャンプ場で大学生のO君という子に教わったんですが、ここは雨水をタンクにためて使っていて、トイレの水はそれをそのまま使っているはず。飲み水にしているのは浄水しているとの話でした。

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キャンプ場からの眺めはあまりなく、焼岳がかろうじて見えるくらい。

ここから15分ほど登ったところに丸山というところがあり、そこからだと上高地も見えるし周囲の山が展望できるとのこと。雨さえなければ見てくるところですが、かなり雲が厚いので今日は断念。(写真は雲の切れ間を狙って撮っていますが、ほとんど視界はありませんでした。)

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探検している最中に雨が強くなってきたのでテントに戻って、かなり早めの夕食です。今回のメインディッシュはこれ。

塩バターコーンラーメンです。玉子とわけぎも持ってきて、超豪華バージョンを作ってみました。

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こちらが完成品。サッポロ一番の塩ラーメンって年に一度は食べたくなる味です。テントの中で食べるラーメン、最高!

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夕暮れ時間になって雨がやんでくれました。小屋の向こうに夕焼け空が見えます。テントからノコノコと出てきて写真を撮りに行きます。

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わお、絶景!

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ものすごい速さで雲が流れていきます。こういうのタイムラプスで撮れたら面白そうなんですが、今回は大型の三脚を持ってきていないし展望の良いところがないので断念。

この写真はトイレの窓から撮っている写真ですし。さすがにトイレの窓にアクションカムは置けませんからね。

この後、またまた山小屋は霧の中に没してしまい、そのまま夜を迎えました。

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一晩中、雨が私のテントをたたきます。外は大雨なんですがテントの中は快適。布を1枚隔てただけで別世界です。

木曽駒ヶ岳では寒さに震えて、なんとか一晩越した感じだったんですが、湿気もあるのか西穂高はあたたかく、せっかく新しく買いそろえた防寒着は出番がないし、寝袋に入るのも暑いくらい。

そんな感じで雨の音だけ聞きながら一晩過ごします。

 

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翌朝も雨。もしも晴れてくれていたら暗いウチに丸山を経由して西穂独標まで行こうと3時頃に起きて天気を見ていたんですが、朝まで晴れることはありませんでした。

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この天気では写真も撮れないし、それよりもテントの片付けが憂鬱です。濡れたままの撤収も出来る様に大きめのビニール袋などは用意しているんですが、出来ればなるべく綺麗にして畳んで持ち帰りたいところ。

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予定では西穂独標まで行って戻ってきて、朝ご飯、撤収、上高地への下山で15時のバスに乗るつもりだったんですが、家族を含めて複数の方から「遭難に気をつけて」というメッセージをいただいていました。

奥穂高の沢登りをしていた方で3人亡くなられているというニュースがあり、それで心配されてのことでしたが、こちらは沢登りではありませんし危険なルートでもないんです。そこまで雨も強くないんですが、大事を取って西穂独標はキャンセル。

早めの上高地下山をすることにしました。

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朝から降り続いている雨も一時的に上がったので、その瞬間を狙ってテントを撤収。

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その後、強い雨にはならなかったんですが、うまいことパッキングができました。で、このリュックは山荘に預けておいて(山荘の1Fに荷物置き場があり、利用してもよいとのことだったのでそこを利用)、15分で登れるという丸山にだけ行ってきました。

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こちらが丸山の山頂。10分くらいで到着。

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この向こうに西穂高独標、西穂高、奥穂高の山が並んで見えるらしいのですが、こんな状況です。

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ドコモの電波のスピードチェックとかもしてみました。西穂山荘では1Mbps前後の超ナロー状態だったんですが、丸山までくるとどうやら上高地の電波を利用できるようで、かなりの高速通信が可能。

なんてことをやっていたら。。。

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ほんの一瞬だけですが穂高連峰が雲の切れ間から姿を見せてくれました。大空まで見えます。

そう、山の頂上付近だけ雲がかかっていて、これさえ取れれば絶景が楽しめるはずなんですよね。西穂独標はまた機会があるときに来たいと思います。

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キャンプ場まで戻ってきました。大学生のO君が待っていてくれて、一緒に上高地まで降りてくれることになりました。

上高地まで下りで2時間半の道のり。雨の後と言うこともありちょっと心配だったんですが、経験者がいると安心です。一緒に同行してもらいました。

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高低差1000mの下りになります。なかなか急なところもあり、なんどか尻餅をつきつつ下っていきました。

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途中にこんな看板を発見。やや見落としやすそうなところにあるんですが、実はこのルートには1カ所だけ水場があることになっていたんです。見つけられました。

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水場と行ってもこんなところ。水が崖から湧き出していて、それが貯まってチョロチョロと流れていて、これを利用しましょうということになっています。

私は西穂山荘の美味しい水(塩素などが入っていないのか美味しい)があるので、一口だけ飲ませてもらって下りました。

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この道、登りは4時間程度となっていますが、きついなぁ。。。テントをしょって登るのは相当骨が折れそうです。下りでよかった。

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2時間半、世間話をしながらやっと登山口まで到着。

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上高地の散策は何度かしていますが、こんなところが登山口だったんですね。登山計画書の提出ボックスもあります。二組の登りの登山者さんとすれ違いましたが、このルートは大変ですよ。山荘利用でなら一度挑戦してみてもいいかな。

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ここから一路、上高地の河童橋まで向かいます。梓川に沿って歩いていると穂高の山並みが見えてきました。

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だいぶ雲が取れてきていますが、この時間に西穂独標にいて、そこから上高地まで下山するとなると15時はギリギリ。余裕を見るとこの時間に山頂にいるというのは、ちょっと冒険でした。下山してきて良かったかな。

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河童橋でO君とお別れ。道案内をしてくれたお礼に、私の自慢の「しょうゆバターコーンラーメン」をプレゼント。シェアして半分にして食べて打上げしました。

分かれたあとはまだバスの時間まで4時間以上あるので上高地散策です。上高地のバスターミナルに荷物預かり所があり、600円でリュックを預けられます。カメラ以外のものを預けてフラフラと散策。

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バスターミナル近くに100円で90秒利用できる双眼鏡があったので使ってみました。

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これが西穂独標と西穂高。これを双眼鏡で覗くと山頂に人が立っているところや、稜線を人が歩いているのが見えてしまうんです。顔まではわかりませんが、服の色などはバッチリ。望遠レンズがあったら、そういうのまで撮れるのかなぁ。

DSC-RX100M3の70mm×超解像×デジタルズーム=280mm相当ではちょっと無理でした。

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そしておなじみの河童橋です。持ってきたミニ三脚を使って川を流しながら撮影します。DSC-RX100M3にはNDフィルターが内蔵されているのでそれで暗くしてシャッタースピードを遅くする様にしたり、絞りこんでシャッタースピードを遅くする方法を考えます。

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さらにはDSC-RX100M3にメーカー側では対応をうたっていませんが、RX100M2用のVFA-49R1を使って円偏光フィルターも装着。

これでとにかく光量を落としてシャッター速度を落とした結果がこちら。

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シャッター速度は1/4秒まで落とせました。

サイバーショット+ミニ三脚でもやれますね。

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続いてはちょっと上流に行ってこんなシーンでも撮影します。絵はがきみたいな写真になってしまいますが、それでもこういうシーンは撮らないと気が収まりません。

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水面まで降りていってぱちり。

前回の木曽駒ヶ岳の時は”α7″を2台とレンズ、三脚類を持ってきていてリュックの重量は19~20kgくらいになっていたと思うんですが、今回は12kg前後。

サイバーショットを使って軽量化を図るのもありです。

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まだまだ時間があるんですが、おやつにビール。この日はお盆を過ぎたばかりではありますが夏休み期間中ということもあり、上高地は大盛況。お昼頃になるとどこのお店も長蛇の列になるんですが、うまいこと混み合う前にビールとタコスだけ買えました。

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その後も梓川を下ってぐるりと一周してきてバスターミナルへ。

上高地で時間をもてあましてブラブラできるなんて、リッチ♪

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帰りは「さわやか信州号」を利用します。本当は松本バスターミナルからの高速バスを申し込もうと思っていたんですが、そちらはバスが満席で取れませんでした。

なので、上高地から直行で新宿まで行ける、このバスを利用します。料金はやや高いんですが、本来は上高地から新島々までバスで行き、そこから電車で松本駅まで行く必要があり、その交通費を考えたらそれほど割高な感じでもありません。

で、ここからもバスは5時間ほどかかる予定なので、またまた贅沢をしてしまいます。

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さわやか信州号ですが、15時発のバスは3列シートのデラックスバスと4列シートの普通のバスの2種類があるんです。9,000円払って3列シートにしてもらいました。

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15時に上高地を出発!

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中はこんな感じ。シート幅が広く、さらに枕付きです。

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前後の席の間隔も広く、フットレストも通常の倍くらいの広さ。ブランケットもついていて、乗った瞬間に爆睡してしまいそう。

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このバスで新宿まで2回ほど休憩を入れて走っていきます。窓からは大正池の風景です。また来るよ。

滅多に来られない場所だと思っていたんですが、なんか、ここ最近は毎年やってきています。来年も来られるかなぁ。

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若干渋滞がありましたが、20時半に新宿駅に到着。

いろいろご心配をおかけしましたが、無事に帰宅できました。

デジタル一眼”α”を持ち歩かずにサイバーショットRX100M3だけで旅行するのを一度やってみたかったんですが、荷物の軽減という大きなメリットがあるので、これはありですね。荷物の多いときは。

それと雨対策でアクションカムも手放せない気がしました。バッテリーが両方で共用できるのも良いコンビです。初めての雨キャンプでしたが良い思い出ができました。

 

 

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