カールツァイス『SAL1680Z』開梱レポート

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ソニーハイビジョンフェアの話題がまだ当店blogではしばらく続きます。

これも実はソニーハイビジョンフェアネタです。ソニーデジタル一眼のαレンズ、その中でももっとも人気があるレンズのひとつになりますが、カールツァイスのズームレンズ「SAL1680Z」をついに当店でも展示を始めました!

で、今回のソニーハイビジョンフェアのスナップ写真はすべて、このカールツァイス「SAL1680Z」を使って撮影していたんです。そのレンズの開梱から使い始めまでを今回はレポートしたいと思います。

 

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基本的に出たとこ勝負の当店blogなんですが、一応、大きな流れでの販売戦略というか紹介する製品の流れは考えています。エコポイントの締め切りがあったので、この秋は3Dブラビアの紹介を中心に考えていたんですが、急遽、11月末でエコポイントが半減されることが判明。

本当は12月末までかけてゆっくりと3Dブラビアの機能を案内していくはずだったのが、もうご存じの通り、主力モデルが先週末で「入荷未定」になってしまいました。実店舗よりもやや、余裕のあるように見えたソニーストアのブラビア在庫もついに底をつきてしまい、これで12月、1月くらいまでは在庫復活が難しいかと。。。

そうなると、品切れ商品の紹介は基本的に控える、という当店のモットーがあるので、紹介する製品がなくなってしまうんです。そこで、その空いた11月~12月の紹介製品を方向転換して、ついに、カールツァイスレンズ、Gレンズの人気モデルの紹介に挑戦することにしました。

まずは、その第一弾で、今回はカールツァイスの16-80mmズームレンズ「SAL1680Z」の開梱レポートをお届けします。

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カールツァイス・バリオゾナー「SAL1680Z」は発売以来、大人気のヒットモデル。2007年にα700が登場した際に「SAL16105」という、これまた人気のレンズが登場していて当店では主にこちらの「SAL16105」を中心に案内をしておりました。

先日、お客様からの問い合わせで「カラーテックでは過去記事を探してもSAL1680Zのレビューレポートなどがないようですが何か問題があるんですか?」ということを聞かれたんですが、そんなわけがありません。

ステップアップするときの定番レンズで当店で紹介をしなくても、常にオーダーの多いレンズですし、そして何よりもいつまで経っても初級者の腕しかない私には猫に小判状態になるのが目に見えていて、それで手を付けられずにいたというのが本当のところ。

2006年にα100でデジタル一眼デビューして、今年ですでに5年生になった私です。そろそろ、ステップアップして中級者が狙うレンズをレビューしてみても良いんじゃないの!?というタイミングでもあるかと。

まぁ、そんな想いを胸に秘めつつ開梱していくわけです。

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おお、さすがカールツァイスです。レンズポーチが付属していて、最初からポーチに収納されてパッケージングされていました。

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カールツァイスレンズの場合、こうした検査証も同梱されます。レンズを磨き上げる職人さんは何人かいらっしゃるようですが、自分で作られたレンズは後から見ても判断ができるんだそうです。どういう感覚でレンズを目にしているんでしょうね。

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そして、レンズポーチからずっしりとするレンズを引き出してみると。。。

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これがカールツァイスのバリオゾナー、SAL1680Zです。税抜き希望小売価格:99,000円で税込みだと103,950円。

ソニーストアでは93,555円(税込)で、それに3年ワイド保証付き。そしてついに今回は使いました。ソニーストア記念クーポン+5%オフクーポンで20%オフ。これで74,844円です。

選択すれば+9,000円で5年ワイド保証にアップグレードすることもできます。当然、私も入りました。価格が1割アップしてしまいますが、これで購入3年目以降も安心して持ち歩く事ができます。αレンズはめったにモデルチェンジをしませんし、一度買ったらずーっと使い続けます。3年ワイドなんてあっという間に期限を迎えますからね。(現に、α700の時に買ったレンズはもう3年ワイドの終了になります。)

製品価格の1割もしますが、5年ワイドは高額レンズの場合は絶対に入っておいた方がオトクです。これがあるからソニーストアのαレンズがオススメなわけですし。(^_^)v

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カールツァイスのレンズキャップだけというのも販売しているので、実はそれを買ってSAL18250とかに付けて、なんちゃってカールツァイスレンズにしたことはあるんですが、これは本物。本物のカールツァイスレンズにカールツァイスブランドのレンズキャップです。

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ボディにもこの青いロゴマークがしっかり入っているんですが。。。むむむ、レンズフードを付けると隠れてしまうのか。これは考え物だな。レンズフードは別途持ち歩く事にするか。(^_^)v

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そして、いよいよ、現在の愛機、α55にSAL1680Zを装着します。上の写真は標準ズームレンズのSAL1855です。レンズフードも別途購入して装着したままでいつも使っています。

これをカールツァイスに交換してみると。。。

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じゃーん。ちょっと影になってしまいましたが、αのシナバーカラーとカールツァイスのブルーロゴが絶妙な配色になっています。そうそう、これぞ、ソニーのデジタル一眼αですよ。

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カールツァイスブランドのレンズなので、てっきりレンズ筒はメタル製とばかり思っていたんですがどうやら外装はプラみたいですね。ひんやりする感じがありません。その代わり、見ての通り、αボディと同じ質感の凸凹が刻まれていて、この一体感がすごいことになっています。

まさに、αボディと超スーパーマッチングするデザインになっていたんです。

そうか、α55に16-80mmのバリオゾナーを装着した人は、人知れずこんな快感を味わっていたんですねぇ。私も仲間です。

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高額レンズの定番アクセサリーと言えば、こちらのMCプロテクターです。

ソニーのMCプロテクターはカールツァイスブランドになっていることもありサードパーティ製よりもやや高めに価格設定されているしなぁ。。。気をつけて使えばプロテクターは必要ないだろう。。。とか思って、私も初めてレンズなどは最近になって慣れて来てしまってプロテクター無しで使っているんですけど、バリオゾナーにはしっかりと同じブランドでMCプロテクターも用意しないともったいない気がします。

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レンズと一緒に、当たり前の様に62mm径のMCプロテクターを装着しました。

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こちらがその装着した図です。上からみると「T*」のマークがプロテクターのところと、レンズの縁と2カ所に見えます。

こんなことにもだえているのは私だけでしょうか?

 

ということをソニーハイビジョンフェアのスタートするほんの1時間くらい前にやっていて、開梱セッティングが終わったところですぐに、これを持ってソニーハイビジョンフェアへ参加してきました。

今回は会場内の撮影を全部、カールツァイス「SAL1680Z」とα55で撮影してきています。すべてプログラムオート、ホワイトバランスオートでの全自動撮影のスナップ写真ばかりですが、背景のぼけ味が良いですねぇ。

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α55+SAL1680Z F4.5 1/80秒 焦点距離50mm

頭の中で「これはカールツァイスだから!」というのがあるから、というのもあると思うんですが、背景のボケがじわーっとにじんだような自然なボケに。

絞り開放とかで撮影しているわけではないんですが、被写体が自然に浮き出てくるような感じがします。これがカールツァイス・バリオゾナーなのか!

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α55+SAL1680Z F4.5 1/100秒 焦点距離60mm

前ぼけはちょっとうるさそうに見えるんですが、それでも花の輪郭とかはキレイににじんで見えます。今思えば、ちゃんとモデルさんがいたんですから、モデルさんで撮影しないと!と、思うんですが、どうもモモちゃんの方がポーズをとってもらうお願いとかがしやすくて。(^_^;)

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α55+SAL1680Z F4.5 1/125秒 焦点距離80mm

ショーウインドー越しのクロワッサン。最短撮影距離はイメージャーから0.35mとなっています。レンズ先端まで15cmくらいはあるので、レンズから20cmくらいまで寄ることができます。

DTレンズだから、というのもあるんでしょうけど、意外と接写ができるんです。

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α55+SAL1680Z F4.5 1/80秒 焦点距離40mm

こうしてリサイズしてしまうとわかりにくいんですが、オリジナルサイズでみると背景が自然ににじんでくれて、なんか、自分の腕が良くなったような錯覚に陥るかも。

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α55+SAL1680Z F3.5 1/30秒 焦点距離16mm

以上、レンズの特性が多少あるかな?というスナップ写真を5枚ほどピックアップしてみました。今回のソニーハイビジョンフェア関連のスナップ写真はすべてカールツァイス「SAL1680Z」で撮影していますので、イベントレポートの写真なども参考にしてみてください。

今回は、バリオゾナー1本だけで撮影していて比較する写真がないんですが、次回はSAL1855や、SAL16105などの標準ズームレンズを持って3本で試し撮りをしてみたいと思います。

 

なお、当店では先週、こうしてザクッと購入してしまっていますが、皆さんはちょっとお待ちいただいた方がよいと思います。そうそう、ご存じの通り、ボーナスシーズンになるとソニーストアさん(先日まではソニースタイルさん)が何かしらのキャンペーンを行います。

来週末の金曜日とか再来週あたりまで、αレンズの購入はお待ちになった方がよいかなぁ。。。というココロの声が聞こえていますので。m(_ _)m

 

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