『PSP go』と『Media Go』の話

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昨日、ニュースでも新型PSPの画像が流出したということで話題になっていましたが、アメリカで開催されているゲームショー「E3」にて『PSP Go』が発表されました。

 

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日本でも同時にプレスリリースが出されており、こちらのページでご覧いただくのが現時点では一番正確な情報が得られると思います。 

要約すると、日本では11月1日発売。希望小売価格は26,800円。

UMDドライブに代わり16GBのフラッシュメモリーを内蔵しさらなる小型・軽量化を実現したモデルになります。

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スライド式デザインになっており、ディスプレイを上下してボタン部が登場する仕組み。これって先日販売が終了してしまいましたがパーソナルコミュニケーター「mylo」にそっくりのデザイン。

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もしかすると、こういう販売台数が極端に多いモデルの発売前に、ボディの安全性などを検証するためにmylo、mylo2で動作確認をしていたのか? なんて深読みをしたくなるくらいです。

myloは07年2月に1号機が、08年3月に2号機が発売になったものの短命に終わってしまったパーソナルコミュニケーター機です。いろいろな可能性がつまった製品だっただけに販売が終了してしまったのが非常に悔しかったんですが、なるほど、こういうカタチで復活してくるとは!という感じです。

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Bluetooth機能を搭載し、ボディカラーは当初、ブラックとホワイトが用意されるとのこと。

ディスプレイは3.8インチの16:9、480×272ピクセルということで、従来のPSPで採用している4.3インチディスプレイよりは一回り小さなサイズになります。

使用するメモリースティックがちょっと要注意なんですが、このPSP goでは通常のメモリースティックデュオではなく、メモリースティックM2というちょっと変わったモノを使います。

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日本ではほとんど使われていないメモリースティックマイクロですが、海外ではこれ、結構普及しているんでしょうか? 日本のソニースタイルでも販売はしていますが、これを利用することになります。

内蔵メモリ16GBをメインで使うことになるとは言え、ちょっと、これはややこしくなりそうです。

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そのほか、PCとの連携のために「Media Go」というソフトウェアを用意しており、これでゲームソフト、音楽、動画データの転送を行うとのこと。で、このソフトなんですが、実は今日からダウンロードが可能になっているというので、早速試してみました。

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PlyaStation Storeのページからダウンロードが可能。PSPのデータ管理ができるって、こんあソフトウェアがあるんですね。

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ダウンロードファイルは約122MBとなっており、やや大きめ。

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私が使っている64ビット版OSのWindows Vistaでもインストールはできました。というか、この春から使っているWindows Vista 64ビット版ですが、こうして新しいソフトウェアを使っている分にはまったく問題は起こっていません。

今のところ問題が起こったのは2回だけ。ひとつはblogソフトウェアで64ビット版へのインストールを保証しないということで入れられなかったケース。それと会社にある10年前のレーザープリンタのドライバが対応してくれなくて使えなかったという件だけです。

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「Media Go」のインストールを続けましょう。言語選択では日本語を選択。

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インストールの際はQuickTimeが一緒に入ってしまいます。QuickTimeを入れるとやれプロ版にしないかとか、アップグレードしないかと、アナウンスがやたら出るので、今までインストールしないようにしていたんですが、この場合は仕方がありません。アナウンスを全部オフにしてインストール。

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インストールが終わるとこんな基本画面になります。全く使い方がわかっていないのと、事情があってPSPを接続できないので(やりかけのファイナルファンタジー7が、セーブできない場面になっていて、PSPをUSB接続モードに切り替えられないんです)、PC単独での動作確認だけしておきましょう。

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転送管理できるのはとりあえず、PC内にある動画、音楽、写真ファイルの転送など。写真ファイルだけはやたらとあるので中身をのぞくのですが、なるほど管理用に使うのには十分そうです。

音楽転送に関してはAAC、WMA、MP3などに対応するものの、ATRAC3の転送はできないそうです。PSP-3000自体はATRAC3に再生対応しているんですけど、ここで初めて、ATRAC3非対応ソフトが日本のソニーから出てきてしまいました。

ビデオに関してはフォーマットの変換機能などはないようで、PC内の動画ファイルを転送するだけ、ということになるんだと思います。

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実際に試してはいないんですが、ヘルプファイルを読むとPSPの中にあるゲームのセーブデータをコピー管理することもできるようです。

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実際に試してみようと思って、PSPからメモリースティックを抜いてPCに入れてみたりはしたんですが、残念ながらメモリースティックスロットからはこれらのデータにはアクセスができませんでした。PSPを使ってUSB接続する必要があるようです。

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インターネット経由でゲームソフトをダウンロード購入できるPlayStation Storeにもアクセス可能。PS3でおなじみのこの画面がPCで見られるのってなんか新鮮です。

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そして、これがソニー独自開発の「12音解析技術」を使っておまかせチャンネルをPSPで再現するための「SensMe」の画面。PC内の楽曲を分析して曲調を数値化してくれています。この中から円を移動させて似た様な曲調のものを選択してプレイリストを作ることが現段階でできるようです。

秋になるとPSP側の再生プレーヤーのソフトウェアも公開されるそうで、それがあるとPSPでVAIOみたいに「おまかせチャンネル」の利用ができるそうです。

現時点でも曲の分析がどういう風に行われるのかのぞけるので、これはこれでおもしろいかも。会社のVAIOにはサンプル曲しか入っていませんが、自宅でインストールして試してみよっと。

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以上、新型「PSP go」と「Midia Go」の情報でした。

 

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なお新型の「PSP go」も楽しみですが、個人的にはいよいよ登場するグランツーリスモ・ポータブルの発表も嬉しかった!!

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10月8日発売予定で800種類以上、35コース60レイアウトという内容。「PSP go」と一緒の発表なのでUMDではなくダウンロードソフトとして提供にもちろんなるわけですよね。UMDの容量1.8GBを超えたゲーム内容にすることもできるわけで、それも楽しみです。

 

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