ズームレンズ『SAL16105』店員の声
α700発売の時に登場したα700の標準ズームレンズが「SAL16105」です。このレンズも私はお世話になること、山のごとしなんです。
カールツァイスレンズのSAL1680Zとライバル的な見られ方をするレンズですが、その特徴はこんな感じ。
α700+SAL16105 F4.5 1/80秒 焦点距離:30mm
16mmから105mmということは35mm換算で24mm~157mmをカバーする6.5倍程度のズームレンズになります。α700が登場したばかりのときは、このSAL16105と、SAL1680Zのセットのどちらかを選ぶことになり、カールツァイスというブランドに引かれるならあっち、実質的にはSAL16105の方が望遠がちょっと伸びるから使いやすいよ、という触れ込みでした。
α700+SAL16105 F5.6 1/160秒 焦点距離:105mm
そのころは私もまだαを使い始めて1年くらいしか経っていないのでレンズの善し悪しもよくわかっていなかったんですが、その後、いろんな評価をみると、このSAL16105はやけに高い評価を受けるレンズで、カールツァイスSAL1680Zにも画質的に負けていない、お買い得レンズという見方になっています。
この夏から秋のα55大ブレイクの中、当店のレンズオーダーを見ると人気第4位のレンズになっていました。SAL18250と競るくらいの人気のあるレンズなんです。
α350+SAL16105 F10 1/125秒 焦点距離:16mm
本当はSAL1680ZとSAL16105の撮り比べみたいなことをして、レンズの違いを見てわかるように案内したいんですが、その時間は結局作れず。。。
ただ、今のところ使っていると、SAL1680Zは広角側で16から18mmの間がやや映像に歪みが出るような気がするところが、SAL16105はそれがなく、広角側がスムーズに使える印象。(まさSAL1680Zは1~2回しか使っていないのでたいした事は言えないんですが。)
両方のレンズに言えるのは普通の標準ズームレンズが18mmまでしか使えないのに、あともうちょっとのゆとりの2mmがあるので、使うのがラクという点。
α350+SAL16105 F5.6 1/160秒 焦点距離:105mm
屋内の撮影でどれくらいの画角のレンズを持って行けばよいかわからないとき、たとえば幕張メッセでのCEATEC JAPANだったりというそういうイベントの時に持って行くのがこのSAL16105です。
遠く離れたものを撮影するシチュエーションがなければ、一番安心して使えるレンズかも。
α350+SAL16105 F5.6 1/1000秒 焦点距離:100mm
一度だけ、レンズ設計者さんとお話をする機会があったんですが、このレンズのことはやはり絶賛していて、魂を込めて設計されたレンズなんだなぁ、とその時にも思いました。
α55に装着した姿もなかなかりりしく、デザインの良いレンズですね。
カールツァイスレンズなどの様な高額なレンズは手が届かないけど、キットレンズでは満足できない、もう1歩前に出て使い勝手の良いズームレンズを使ってみたい、という方にオススメ。
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ちょっとしたパワーアップが出来るレンズです。これで気分は中級機ですね。
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☆当店blog 10.10.12「SAL16105と行く秋の上高地写真散策」
☆当店blog 07.12.21「αレンズコンテンツに「SAL16105」登場」