
青空を駆けるブルーインパルスに、夜空いっぱいに広がる大花火!
10月10日に開催された「こうのす花火大会」に、お客様と総勢9名で撮影に行ってきました。
今回持ち込んだのはα7R VIと新しい望遠G Masterレンズ「SEL100400MC」。ブルーインパルスの6機編隊を400mmで追いかけ、魚眼レンズで空に描かれた「さくら」やハートを撮影。そして夜は24mmの広角レンズで大迫力の花火に挑戦です。
当日の撮影レポートと実写作例に加え、ご参加いただいたお客様の力作もご紹介します。

こんにちは、店員佐藤です。
2026年10月10日土曜日に当店の撮影会が開催されました。厳密には当店企画の撮影会ではなく、お客様から「花火大会あるけど行く? ブルーインパルスもくるよ」というお誘いを受け、その場にいたお客様同士で話が広がって、総勢9名で花火大会にいくことになりました。(お仕事の都合で合流できない方もいらっしゃいましたが)
「鴻巣(こうのす)」は埼玉県の真ん中あたりにあるところで、大宮と熊谷の中間地点くらいのところにあります。割と遠いんです。
そこに、今回はブルーインパルスがやってくるということでニュースになっていて、運営側でも今回はかなり混み合うので早めにお越しくださいという告知をされていました。
ブルーインパルスがやってくるのは16時、17時半からドローンショーが始まり18時から20時が花火大会です。
運営側からは15時までには入るようにアナウンスされていましたが、我々は午前中から陣取りに入り、特にkozyさんが朝から会場の下見と場所の確保をしてくださいました。kozyさん、ありがとうございました。

その後、15時までにメンバーさんが続々とやってきてブルーインパルスの登場を待ちます。
会場はものすごい数の観客で、開会前からトイレが使えなくなる事態に。この日は暑かったので、水分を取っていた方も多かったでしょうからね。

当店からはα7R VIと、今年発売の「SEL100400MC」を持ってきました。「SEL100400MC」はF4.5通しで使える望遠ズームレンズです。発売週に飛行機撮影会に持ち出していますが、お客様に使っていただいていたので私は撮っていません。(笑)
そして、ブルーインパルスの撮影も晴れているときに撮影できたことがなくて、今回、晴天での撮影は初めて! ブルーインパルスのイベントのたびに、曇り空の画しか掲載できなかったのですが、これからは晴天のブルーインパルスが掲載できるよう、気合を入れてきました。
あとは花火の距離感がわからないので「SEL2470GM2」「SEL1635GM2」そして「SEL28F20」のフィッシュアイコンバーターで、全画角対応みたいになっています。
なんだかんだと話をしながら時間をつぶしていると、いよいよ16時。ブルーインパルスがやってきます。私は皆さんの場所取りと荷物管理があったので陣地にいましたが、みなさん、コスモスが咲いている場所を見つけて、そこでコスモスを絡めたブルーインパルス撮影に挑戦です。
■青空を駆ける、ブルーインパルス

α7R VI, FE 100-400mm F4.5 GM OSS, 400mm, f/4.5, 1/2000s, ISO 200(トリミングしています)
やってきました。ブルーインパルス。α7R VI+SEL100400MCで撮影開始です。
まずは6機がきれいに並んで飛行するシーン。400mmの望遠端で撮影していますが、スモークまで入れると画面いっぱいです。今回は機体を大きく写したかったので、後から少しトリミングしています。α7R VIの約6680万画素という高画素があると、こういうときに助かります。

こちらは撮影時のAF枠を表示したところです。6機のうち中央付近の機体を捉えていました。
α7R VIにはAI被写体認識の「飛行機」があり、今回はこれを使って撮影しています。
以前、ブルーインパルスはスモークにAFが引っ張られてしまうことがあると聞いていたので心配していましたが、今回はワイドエリアのままでもおおむね機体を追ってくれていました。

もちろん、AF枠が機体に重なっているだけでピントの精度までわかるわけではありませんが、拡大表示してみると機体番号やキャノピーの様子まで確認できます。
高速で移動する飛行機を追いかけるのは大変ですが、カメラにかなり助けてもらった感じです。
それにしても、青空をバックにしたブルーインパルスはやっぱりきれいです。いつも曇り空で撮影していたので、今回はこれだけでも大満足です。
■機体の裏側にこんなディテールが!

α7R VI, FE 100-400mm F4.5 GM OSS, 400mm, f/4.5, 1/2000s, ISO 400
飛行時間は約30分。ブルーインパルスは何度も頭上を飛んできてくれます。
本当は機体の背中側を撮って、キャノピーの中のパイロットさんまで写したいところですが、なかなかチャンスがありません。今回はお腹側の撮影が中心になりました。
ですが、こうして機体の裏側を大きく写してみると、普段は見られない部分がたくさんあるんですね。

こちらは同じ写真を切り出したものです。機体表面のパネルラインや細かなリベット、そしてスモークの噴出口付近までしっかり写っていました。
特に驚いたのが、白い塗装部分に並んでいる細かなリベットです。撮影しているときにはまったく気づかなかったのですが、RAW現像中に拡大してみてびっくり。
α7R VIの約6680万画素とSEL100400MCの組み合わせなら、こんな細かい部分まで確認できるんですね。
400mmのF4.5開放で、しかも高速で飛んでいる機体を撮影していることを考えると、なかなかの描写ではないでしょうか。こういう発見があると、撮影後に写真を拡大して眺めるのも楽しくなります。
■逆光の中でもブルーインパルスを追いかけます

α7R VI, FE 100-400mm F4.5 GM OSS, 400mm, f/14, 1/2000s, ISO 100
夕方になって太陽が低くなってきました。ブルーインパルスが太陽の近くを通過するシーンもあって、これがまた撮影するには難しいんです。今回のように400mmで太陽を画面に入れると、機体はほぼ真っ黒なシルエットになりました。
ここでは絞りをF14まで絞って撮影しています。スモークに光が当たっているところと、影になっているところの差が大きく、昼間の青空で撮影するのとはまったく違う雰囲気になりました。
SEL100400MCの逆光での描写を見ることもできますが、こういう写真だとレンズの解像力よりも光の扱い方の方が難しいですね。
■6機の動きをスモークごと捉える

α7R VI, FE 100-400mm F4.5 GM OSS, 400mm, f/4.5, 1/2000s, ISO 100(トリミングしています)
※一部、写り込んだ鳥を画像処理で除去しています
こちらは6機が大きく旋回するシーンです。
元の写真ではもっと広く撮影していたのですが、今回は思い切ってトリミングしています。α7R VIの約6680万画素という高画素を生かせるところですね。
ブルーインパルスというと、きれいに揃った編隊飛行をイメージしますが、こうして機体がばらけて飛ぶシーンも迫力があります。
特に気に入ったのはスモークの描写。機体の後ろから噴き出した煙が渦を巻き、何重にも重なっている様子がよくわかります。
望遠レンズで機体だけを追いかけるのではなく、スモークの形まで見ながら撮影するというのも面白いものですね。
■363mmで撮影した編隊飛行

α7R VI, FE 100-400mm F4.5 GM OSS, 363mm, f/4.5, 1/2000s, ISO 320(トリミングしています)
こちらは363mmで撮影したカットです。
斜めに駆け上がっていく編隊ですが、実際の撮影ではフレーミングに苦労しました。今回は連写を使わず単写で撮影していたこともあって、機体が画面からはみ出してしまう写真もかなりあります。
この写真もトリミングして構図を整えています。
撮影後に等倍表示してみると、機体番号やキャノピーの様子まで確認できました。これだけ速く動く被写体でも、きちんと捉えられれば細部まで写るものなんですね。
SEL100400MCの描写にも助けられていますが、撮影する側の腕はまだまだです。(笑)
■魚眼レンズで空いっぱいの「さくら」を撮影

α7R VI, FE 28mm F2 + Fisheye Converter, 16mm, f/5, 1/640s, ISO 100
ここでレンズを交換して、FE 28mm F2とフィッシュアイコンバーターの組み合わせです。
ブルーインパルスが空に6つの円を描く「さくら」です。望遠レンズではとても収まりきらない演技なので、魚眼レンズの出番となりました。
今回は縦位置で撮影しています。空いっぱいの桜だけではなく、下には会場の観客も写っています。
魚眼レンズなので地面は大きく湾曲しますが、今回はこれをそのまま生かしています。
上空のスモークは風で薄くなっている部分もありますが、こうして見ると、ブルーインパルスがどれだけ大きな空を使って演技しているのかがわかりますね。
■青空に大きなハートも!

α7R VI, FE 28mm F2 + Fisheye Converter, 16mm, f/8, 1/160s, ISO 100
続いては大きなハートです。これも魚眼レンズで縦位置撮影。ハートの下には観客がずらりと並んでいて、地面の湾曲も相まって、空の広さが感じられる写真になりました。
ただ、こういうスモークで描く演技は、できあがった瞬間から風でどんどん形が崩れていきます。今回も左側の煙が薄くなってしまっていて、完全なハートを撮るのはなかなか難しいですね。
ちなみに、この写真はブルーインパルスの機体そのものはほとんどわかりませんが、魚眼レンズを使うとこうした空全体を使った演技まで1枚に収められます。(今回のハートはあまりに大きすぎてはみ出してしまいましたが)
望遠レンズと魚眼レンズ、まったく正反対のレンズを使う撮影になりました。

ブルーインパルスの演技が終わったら、次はいよいよ花火大会です。
花火撮影用に三脚を準備して、レンズは「SEL2470GM2」に交換しました。今回は花火の大きさや打ち上げ位置が事前にわからなかったので、まずは広角端の24mmで撮影することにしました。カメラの設定はISO100、絞りF13。シャッターはバルブ撮影にして、花火が開いてから光が消えるまでのタイミングを見ながら撮影しています。
α7R VIには背面操作ボタンのイルミネーションが搭載されています。今回は暗い花火会場で、その便利さを実感できました。暗くてもボタンの位置がわかりやすく、これはいいですね。
ピント合わせについては、α7R VIなら花火自体を使ってAFを合わせられます。驚いたのは、打ち上げが終わったあとの煙でもAFが反応したこと。左右で微妙に距離が違うのですが、交互にピントを合わせながら撮影できました。
打ち上げ場所までは距離があり、通常の花火なら35~50mmくらいでも撮影できます。ただ、終盤の「鳳凰乱舞」はスケールが違いました。24mmの広角端でもギリギリです。
■色とりどりの花火を7秒間で撮影

α7R VI, FE 24-70mm F2.8 GM II, 24mm, f/13, 7s, ISO 100(トリミングしています)
こちらは7秒間のバルブ撮影です。赤、青、緑、金色の花火が一度に広がって、画面いっぱいになりました。
花火はたくさん写せばよいというものでもなくて、シャッターを開けている時間が長すぎると光が重なり、白っぽくなってしまいます。今回もRAW現像で明るさや彩度を調整していますが、光の線が一本ずつ見えるようにすることを意識しました。
撮影後に拡大してみると、青や赤の細い光跡まで確認できます。三脚を使ってしっかり固定しておくことの大切さも感じますね。
■金色の花火が空から降ってきました

α7R VI, FE 24-70mm F2.8 GM II, 24mm, f/13, 11s, ISO 100(トリミングしています)
こちらは11秒間のバルブ撮影。先ほどのカラフルな花火とは一転して、金色の光が滝のように降り注ぐシーンです。左右に広がった花火が細い線になって地上近くまで伸びていて、これは見事でした。
実際にはもっと広い範囲で花火が打ち上がっていたのでしょうけど、24mmでもこれだけ画面いっぱいになります。写真の下には観客の姿やスマートフォンの明かりも写っています。今回はそこも残して、会場の雰囲気がわかる写真にしました。
SEL2470GM2での花火撮影でしたが、光の線が細かく残っていて、RAW現像でも比較的素直に仕上げられました。
■ここからはご参加いただいたお客様の作品をご紹介
ここまで私の撮影写真をご覧いただきましたが、今回の撮影会では、ご一緒したお客様もそれぞれの場所やレンズで撮影を楽しんでいらっしゃいました。
なにしろ私が陣地で荷物番をしている間に、皆さんはコスモス畑まで移動してブルーインパルスを撮影されています。
同じ日に同じイベントを撮っていても、撮影場所やレンズ、狙っているシーンが違うと、写真もまったく変わってくるんですよね。
ここからは、お客様がInstagramに公開されている作品をご紹介します。
私の写真とはまた違った「こうのす花火大会」の様子をお楽しみください。
kozyさんのYouTube動画はα7 Vを使ってS-Log 3にて収録しています。編集時に4K HDRで出力してYouTubeにアップロードしていますので、HDR対応デバイスで再生するときれいなHDR画像でご覧になれます。
Xperiaでも高画質ですが、チャンスがあれば、是非、BRAVIAで再生してみてください。

ご参加の皆様、お疲れ様でした。お誘いいただきありがとうございました。また、一緒に写真遊びに行きましょうね!
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ソニーストア価格
319,000円
税込 |
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| 発売日 |
2022年6月10日 |
メーカー商品情報はこちら |
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