20mm単焦点レンズ『SAL20F28』開梱レポート

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久々に当店の店頭展示のαレンズを増やしました。新発売のものでもなんでもないんですが、個人的に非常に興味のあった20mm単焦点レンズの「SAL20F28」です。

3月31日までソニースタイルで長期保証5年ワイドが無償でついてくるキャンペーンをやっていて、それにあわせて買ってみました。今回はこのレンズの開梱レポートです。

 

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開梱レポートなんですが、αレンズの開梱レポートほど、開梱作業だけで終わってしまうとなんの意味もない製品はありません。他のサイバーショット、ウォークマンなどであれば箱を開けて外観をチェックして、セッティングするところまででも見所はあるんですが、レンズの場合、作例を撮ってこないと意味がないんですよね。(^_^;)

ということで、日曜日に届いていたんですが天気の良い日に開梱しよう!ということで、今日までお預けをしていました。

購入したのは20mm単焦点レンズの「SAL20F28」と、MCプロテクターの「VF-72MPAM」です。

以前はレンズ単体で購入される方が多かったんですが、今はレンズと一緒にプロテクターをセットで買われる方がほとんど。レンズは正面に傷がついたらそれで無価値になるというのが常識化してきたのか?というと、そういうわけではなくて、ソニースタイルさんのショッピングシステムが便利になっていて、レンズ本体をカートに入れると続いてあわせられるフィルターを紹介してくれるので、ついポチっとしてしまう、というのが本当のところでしょう。

慣れている人だったらフィルター径を調べておいて、フィルターを探しに行けるんですが、中には焦点距離とフィルター径をごっちゃにしている人もいるので(50mm単焦点レンズに49mm径のフィルターがなぜつくんだ!?とか言われる方もいらっしゃいます。)、こういうシステムは確かにありがたいですね。

ウチもレンズとフィルターをセットで購入させてもらいました。

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フィルターはさすがに対象外になりますが、αレンズはソニースタイルの購入特典でワイド保証が無償でついてきます。しかも明日までは5年ワイド!

通常の販売店では購入額の5%を支払うことでメーカー保証を5年に延長してくれるお店独自の保証とか用意している場合がありますが、ソニースタイルでは無償で保険がついてくる上、メーカー保証に準ずるベーシックではなく、落下、水没などの事故までカバーしてくれるワイド保証がついてきます。

これだけで商品価格の10%以上をサービスしてもらっているようなもの。

ソニースタイルのワイド保証ですが、買ったお店に持っていかなくてはいけないとかではなく、保証を利用するのも簡単。ソニーショップなどのソニー製品取扱店、ソニーのサービスセンターで普通にメーカー保証を受けるのと同じ要領で「ソニースタイルワイドです」と、証書、購入明細書、メーカー保証書の3点を添えて出すだけです。

修理出しも簡単なんです。(とはいえ、量販店などは自分のところの手数料が入ってこないのでソニースタイル保証の修理は受け付けない方針の様ですので、ご注意を。)

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納品書にはしっかりと5年ワイド保証の記載があります。

正直、ウォークマンやサイバーショットだと「5年も使わないしなぁ。。。」なんて思えてしまうんですが、αレンズは別。平気で3年保証の保証期間を過ぎても現行モデルのままなので、5年どころか10年保証とかも欲しいくらいです。

4月から3年ワイドに戻ってしまうんでしょうけど、有償になってもαレンズだけは5年ワイドを利用したいですね。5年ワイドがどれくらいの値段に設定されるのか気になります。

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さて、パッケージから取り出したパーツは上記の内容。花形フードにレンズキャップ、レンズ本体が入っています。

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焦点距離が近いレンズだと28mm単焦点レンズの「SAL28F28」があります。価格的には29,400円と58,800円と、倍近い値段になるし、中に入っているレンズも5群5枚から9群10枚と倍のレンズになっています。

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さらに言えばフィルター径も49mmから72mmに拡大。たった8mmの焦点距離の違いなだけなのに、こんなにも仕様が違っています。

実際にα550に装備してみましょう。

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こちらが28mm単焦点の「SAL28F28」です。APS-Cレンズだと1.5倍計算で42mm相当の画角になり、標準レンズ50mmにかなり近い画角になります。

α100を購入してデジタル一眼レフを始めたばかりのときは、単焦点レンズを絞り解放で使うことで得られる背景ぼけぼけ写真が気に入って、しかも切り取りがやりやすい42mm画角も使いやすく、このレンズばかり使っていました。私のデジタル一眼レフ歴の最初の1年間はこのレンズの作例ばかり。

レンズ重量が185gでαレンズの中でもかなり軽量な部類に入ります。手軽に持ち歩いてスナップ撮影専用に使うのにはもってこい。

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で、こちらが20mm単焦点の「SAL20F28」を装備したところ。ボディにレンズがちょこんとついている感じはせず、見た目のバランスはこちらの方が遙かによいかも。

レンズ重量は285gなので標準レンズよりもやや重いのですが仕方がありません。なんせフィルター径72mmの大口径レンズですから。

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ということで、早速ですが試し撮りをしてみましょう。日曜日にお店で行ったαセミナーの時に用意していただいたバラの花があるので、これを使ってVAIOを撮ってみます。

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使ってみて気がついたんですが、このSAL20F28って、最短撮影距離が25cmとかなり撮影距離が短くなるんです。サイバーショットと違って、αレンズの最短撮影距離というのは、レンズ先端からの距離ではなく、光学センサーからの距離になります。

CMOSセンサーからレンズ先端まで12cmくらいありますから、サイバーショット的に言うと最短撮影距離は約13cmくらい。

こんなにぐっと寄ることができます。

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APS-Cカメラなので画角は20mmではなく1.5倍の30mmになってしまうんですがそれでもいつも使っていた28mm単焦点レンズ、そして最近使っている30mmマクロと比べてもかなり広角に使えます。

なるほど変な歪みもないし、これってテーブルフォト、リビングフォトに使うと楽しいかもしれません。

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三脚を用意せずに手持ちで適当にパチパチと撮っているんですが、これは楽しいですねぇ。時間を忘れてしまいそうです。

イメージは次の当店主催の店頭αセミナーを案内するときに使うイメージ写真なんですが、楽しいぞ! 三脚を用意してもっと本格的にやってみたいんですけど!

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天気も良いので、そのまま四谷界隈を写真散歩です。午後から予定があるのでお昼に急いで回ってきました。

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こういうスナップ撮影も、いままでの28mm、30mm、50mm単焦点ではちょっと引くなりしないと全体が入らない被写体も楽々撮れます。なんだろう、サイバーショットでスナップ写真を撮っている感覚に近いかも。

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こういう広い構図なんですが、こういう時にこそα550のオートHDRが効き目を発揮してくれます。天気が良いとコントラストが強すぎてどうしても木の肌が真っ黒くなります。画角が広いとそういうポイントがどうしても入ってしまうんですが、オートHDRが助けてくれますねぇ。

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日曜日のαはじめてセミナーの時もこれくらい天気がよければなぁ。。。

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私の得意技「絞り開放」撮りもこんな風に気持ちよくほどよくぼけて立体感を出してくれます。

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なるほど広角30mm画角のスナップ撮影、おもしろいぞ! これからしばらくはこのレンズだけであちこち遊びに行きそうな予感がします。

※Picasaに撮影データのオリジナルを掲載しました。blogに掲載している写真はフォトショップで補正をしていますが、Picasaには無修正の写真を掲載しています。ご興味ある方はご覧ください。

☆Picasaウェブアルバム「SAL20F28」はこちらから 

 

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本当は世界遺産の定点観測をしている「α CLOCK」のマネをして風景写真を撮りたい!とか思っていたんですが、α550では本来と違った使い方をすることになりそうです。

でも「α CLOCK」のまねごとはしてみたい。α900ボディは手元にありませんがレンズの本来の威力を発揮する広角20mm撮影にはこのカメラを利用してみようと思っています。

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あまり紹介していませんが、私のサブサブカメラです。昨年春に500円で買ったフィルムカメラのα7700iがあるんです。これだったら20mmのオリジナルの画角での撮影が可能です。これを使って、どこかに風景撮影に行くのが4月の私の目標です。

 

ということで、新レンズのつたない開梱レポートでした。

ソニースタイルでは明日31日17時までαボディ、αレンズの5年ワイド保証のキャンペーンを行っています。スタメンクーポンを使えばただでさえ安価になっているソニースタイルのαレンズですが、5年ワイド保証をやっている間はお買い得度がフルパワー状態になっています。

是非、この機会にαレンズコレクションを1本、増やしてみては!?

 

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★ソニースタイル 単焦点レンズ「SAL20F28」のご案内はこちらから

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