2022年10月14日

【プレスリリース】20mm単焦点レンズ搭載のVLOGCAM『ZV-1F』発表 83,000円で10月28日発売

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ティザーページにて新型VLOGCAMの発表が予告されていましたが、先ほど23時に「ZV-1F」がソニーから発表になりました。

10月28日発売で推定価格：83,000円となっています。ZV-1のズームレンズを20mm単焦点にして、最新Cinemaカメラ『FX30』の操作性も一部引き継ぎ、さらに専用のスマートフォンアプリも発表になっています。ソニーの一番新しいVLOGCAMが登場です。

★ソニーニュースリリース『広い画角と大きなぼけで、主役が引き立つ映像を手軽に撮影できるVlogカメラ『VLOGCAM ZV-1F』発売』

こんばんは、店員佐藤です。

新型VLOGCAMが全世界同時発表になりました。2020年6月発売の「ZV-1」の後継モデルとか上位モデルとかではなく、20mm単焦点レンズを採用した別バリエーションのモデルという位置づけで登場したようです。ただ、発売時期が2年も違っていますので、ソニーの一番新しいカメラとしての進化もところどころに見られます。

価格もZV-1の99,000円より低価格な83,000円ということで、ソニーでは一番低価格なVlogcam、初心者向け、初めての方向けのVlogカメラになりそうです。

その一番の特徴は20mm単焦点レンズの採用です。ZV-1は24-70mmというサイバーショットRX100M7のレンズをそのまま流用したモデルでしたが、シューティンググリップを装着しての自撮りの際は、正直言って広角24mmではやや画角が狭い、というのがありました。

1型センサーに20mm F2.0の単焦点レンズというのはこのモデルが初になります。Vlogcamとしての「ZV-1」の大ヒットがあって、Vlogcam専用の単焦点レンズを開発してしまおう、というソニーさんの意気込みを感じます。

デジタル一眼の”α7”シリーズをVlogカメラとして使う方も多いのですが、その際も「SEL20F18」という単焦点レンズが大人気ですので、この20mmという画角はVlog撮影にはちょうど良いのかも。

写真撮影で20mmというとかなりの広角になりますが、Vlog撮影の場合、16:9の横長画角になるので写真の3:2で撮影するよりもやや狭く感じます。20mm単焦点で、写真で言うところの24mm的な感覚になると思います。

ちなみに20mmの画角って楽しいですよ。特にテーマパークとかに行くと最強の画角になると思います。狭い空間でも部屋の中の雰囲気がたくさん取り込めるし、寄れば焦点距離長めのレンズにも見えるし。

なお、ZV-1Fの最短撮影距離ワーキングディスタンスは5cm（レンズ先端から被写体までの距離）なので、相当寄れます。

ミラーレス一眼『α7 III』+『SEL20F18G』で撮る東京ディズニーランド＆シー

Vlog撮影にこれだけで挑むのもありだと思います。ズームがなければ操作がひとつ減るわけで、ズームが使いたいシーンでは自分の足で寄ればいいだけですからね。

それと直近の”α7”シリーズで好評の「クリエイティブルック」もなんとVlogcamに搭載されました。ZV-1や以前のサイバーショットでは「クリエイティブスタイル」と呼ばれていた「ビビッド」とか「ポートレート」「風景」という仕上げのエフェクトですが、これが最近は「クリエイティブルック」というより細かい設定が可能なエフェクトに変わっています。名称も「PT」とか「VV」など一見するとわからないように鳴っているのですが、これは「人を撮るときはポートレート、風景を撮るときは風景」と、言葉通りの設定をされてしまうよりももっと自由度をあげて撮影を楽しんでもらいたいから」という理由もあるようです。

最新“α”の機能も継承してきています。

そしてタッチパネルを使ったタッチ操作メニューが一新されている模様。ファンクションメニューが下からのスワイプで登場するのは明日発売になる新型Cinemaカメラ「FX30」で初登場した機能。

それに加えてタッチパネルのアイコンを使ったメニュー操作ができると、自撮りしているときにバリアングル液晶の操作だけでカメラ設定が変更できることを意味します。

これはかなりの進化ではないでしょうか？

サンプルの映像を見ると録画操作までタッチパネルでできるようになっているようです。

それとアイコンを見ていると動画のセルフタイマー機能も搭載されているみたいですね。操作性がどんなものになっているのか気になります。

そして細かい話ですが動画撮影時にショットマークというのを付けられるとのこと。長い動画撮影をした際も、ここぞというワンシーンにショットマークを付けることで、その前後、15秒、30秒、60秒だけを切り出してスマートフォンに転送できる機能とのこと。

これは完全にTikTokとかYouTubeのショート動画向けですね。動画の縦撮りにも対応しているそうなので、もう、これはスマートフォンの外部カメラみたいな使い方ができそうです。

そして、なんと、ZV-1F専用のアプリとして「Imaging Edge Mobile Plus」が登場するそうです。すでにサイトも出来ているんですがQRコードを読み込んでも、アプリのダウンロードページにはいけませんでした。明日以降、リリースされるですかね？

新アプリを使うことで、スマートフォンに画像転送できたり、転送する画像のセレクションができたり、カメラの撮影設定をすることができたり、従来の「Imaging Edge Mobile」と同等の働きをするのですが、アプリのUIが専用設計になったもの、という感じなんですかね？

”α7 IV”も1機種だけアプリ連動の方法が変わっていたのですが、これが今後のソニーカメラのデフォルトアプリになるのかも。気になります。

そしてZV-1と比較したときにちょっと気になるのが「コールドシュー」になっているところ。ZV-1ではデジタルオーディオインターフェースまで装備したホットシューになっていて、ここに対応するマイクを装着刷ればコンデンサーマイクへの電力供給や、音声信号の伝送までシューの端子で行っていたのですが、ZV-1Fはアクセサリーを装着することは出来るのですが信号伝送や電力供給はできません。

マイクを装着した際は別途、ステレオミニ端子を使って音声ケーブルを接続したり、USBケーブルで電力供給する必要があるので注意です。

それとオートフォーカスですが像面位相差AFが搭載されていないみたいで、コントラストAFのみでの駆動となっています。RX100シリーズでいうとM4くらい相当になります。ただ、AFに弱いかというと、20mmの広角レンズなので、被写界深度をそれほど気にする必要もなく、コントラストAFだけで十分使える、という判断なんですかね？

写真記録の機能も若干制約があり、ZV-1ではRAW撮影ができていましたがZV-1FはJPEGオンリーとなります。また連写スピードもZV-1が秒24コマまで撮れるのに対して、ZV-1Fは秒16コマまでとなります。

動画記録では今はもうあまり使われていないと思いますがAVCHDでの記録はできません。これはほかのカメラもそうなってきているので世代的にドロップした感じです。

ZV-1よりも16,000円もプライスダウンになったカメラですが、やはりそれなりのコストダウンはされているようです。

★ソニーストア　発売前先行体験・展示について

ソニーストア店舗での先行展示は今週末の土曜日からの予定となっています。

ソニーストアでの先行予約販売は来週水曜日の10月19日10時からを予定しており、発売は10月28日となっています。

販売価格は推定市場価格の83,000円になるかと思います。My Sony IDをお持ちの方でしたら10％オフの74,700円。そして10月末まではソニーストアにて「秋のラッキー抽選会」があるので、当選確率の高い1,500円クーポンを使って73,200円で購入できるかと思います。

※ソニーストアの販売価格は82,500円になりました。AV商品10％オフクーポンを使えば74,250円になります。

予約購入の際は忘れずにご利用ください。

予約オーダーは10月19日の朝10時からです。


デジタルカメラ VLOGCAM ZV-1F		ソニーストア価格： 82,500円

発売日	2022年10月28日	メーカー商品情報ページこちら
延長保証	５年ワイド：8,800円３年ワイド/５年ベーシック：4,400円３年ベーシック：無償
ソニーストア購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフイージーラッパー特別価格販売
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