2022年4月8日

Xperiaで使うワイヤレスネックバンドスピーカー『SRS-NS7』の話

tecstaff BRAVIA & Home AV, Home AV & PlayStation ネックバンドスピーカー, SRS-NS7 0 Comments

昨年10月に発売されたワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NS7」を今週は自宅に持って帰って使わせてもらっています。「BRAVIA XR」搭載のテレビと接続してドルビーアトモスを楽しむためのネックバンドスピーカーという紹介をしていましたが、このモデルは普通にBluetooth接続ができるのでスマートフォンやPCとつないで利用する事もできます。

今回はそっちの使い方を試してきましたんですが、音楽とか鳴らしてみるとかなり良い音で鳴るのに気づきました。ちょっとご案内させてください。

こんにちは、店員佐藤です。

本日金曜日はテレワークで自宅作業をさせてもらっています。午前中にビデオ会議もあったので、いつも使っている「WF-1000XM4」の代わりに使ってみました。PCのマイク設定をWF-1000XM4用にしてしまっていて、本番で音声が出せなくて焦ってしまったんですが、音声は非常に聞きやすいですね。これ。

スピーカーと耳の位置が非常に近いので耳元でしゃべってもらっている感覚でした。

「SRS-NS7」はちょっと特殊なモデルで、ワイヤレス伝送のネックバンドスピーカーなんですが、ソニーの2021年モデルで登場した「BRAVIA XR」プロセッサーと連動することができて、「BRAVIA XR」搭載モデルと光デジタル＋USB接続したレシーバーから音声を飛ばすと、ドルビーアトモスが再現できるというモデルになっています。

「BRAVIA XR」を搭載していないテレビとの接続ではドルビーアトモスの再現はできなくて、普通のネックスピーカーになる、というと、なんか残念な感じになってしまうんですが、その音質についてはネックバンドスピーカーの中でも最上位モデルになるかと思います。

音質が元々よいところに持ってきて、スピーカーの位置が人間の耳のすぐ近くに配置されるので、ものすごく聞き取りやすく、耳元でしゃべってもらっている感じになります。

今回のテレビ会議、すごく話が頭に入りやすく感じました。

その後も午後から通常のテレワーク作業を行うのですが、せっかくなのでPCで音楽再生をしながら作業をしているんですが、その音質もかなり良い感じ。

ここ最近、新型ウォークマンの「NW-WM1ZM2」と「NW-WM1AM2」ばかり聞いているので、相当耳が肥えているはずなんですがw SRS-NS7の音質もなかなか。

重低音は鳴らないモノの無理のない低域の音が感じられるのと、バスレフ搭載でボディソニック風に振動も伝わってくるので、聞こえていない低音も感じられます。高域もナチュラルな音質で耳に刺さらない音で聴けます。

LinkBudsと同じで耳を塞ぐ形ではないので、長時間の利用も全く苦になりません。

仕事中ではありますが、ちょっとだけスマートフォンに接続し直して、Xperiaシリーズにプリインストールされている「アスファルト9」をほんのちょっとだけプレイしてみるのですが、なるほど、これは良い感じですね。

Bluetooth接続だと大なり小なり遅延は発生するはずなんですが、音ゲーとかでなければあまり気にならないレベルで使えます。

これも本当にちょっとだけですが「Call of Duty」もプレインストールされているのでプレイしてみると、なるほど、こっちの方が効果が高いかも。

こうしたシューティングゲームだと周りの音が非常に重要でフィールドの状態を知る手がかりになります。画面の外の情報がリアルに伝わってきます。

ネックバンドスピーカーに配置されているスピーカーはやや耳の後ろに位置するので背後の音がかなりリアルに聞こえてきます。

Xperiaの場合、高音質で遅延の少ない「LDAC」コーデックで接続されるので、それもあって音質が良いのかも。

スマートフォンのゲームアプリと合わせて使うのが実はすごく相性の良い使い方かもしれません。

接続は電源ボタン長押しでペアリングモードにして、スマートフォンのBluetooth設定からペアリングをするのですが、ソニーの「HeadPhone Connect」アプリに対応しており、WF-1000XM4やLinkBudsの様に使うコトができます。

HeadPhone Connectから接続をすると、そのまま「360 Reality Audio」の設定に入ります。なるほど、SRS-NS7でも360 Reality Audioの立体音響が再現できるとは。しかもamazon music Unlimitedみたいな一般値を使うのでは無く、自分の耳型測定をしたデータを使えます。

360 Reality Audioのサンプル楽曲をいくつか再生してみましたが、なるほど、広がりのある音が楽しめました。

360 Reality Audioも登場からそういえば1年経ちます。サービスがスタートした当初は海外アーティストの曲ばかりだったものが「日本のアーティストでも注目している人達がいて、これから続々と邦楽でも対応曲が増えると思いますよ」という案内をされていましたが、おそらくそのアーティストというのが「Yoasobi」だったんでしょうね。昨年秋から続々と対応曲をリリースしてくれています。

amazon music unlimitedで、yosasobiの360 reality Audio対応曲を再生しつつ、アプリで360 reality Audio機能をオンオフしてみると、違いがよくわかりました。

機構上、これは音漏れしまくるので通勤電車などで使うコトはできませんが、自宅でヘッドホン代わりに使うというのはおすすめです。

【2023年2月1日価格改定になりました】


ワイヤレスネックバンドスピーカー SRS-NS7		ソニーストア価格： 39,600 円税込

発売日	2021年10月29日	メーカー商品情報ページこちら
延長保証	５年ワイド：3,300円(税込) ３年ワイド/５年ベーシック：2,200円(税込) ３年ベーシック：無償
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