2021年4月14日

【レビュー】2021年モデルのソニーブルーレイディスクレコーダー実機のショールーム展示レポート

2年ぶりにモデルチェンジするソニーのBDレコーダーの実機がソニーショールーム／ソニーストア銀座で特別先行展示をスタートしています。

気になる新機能をチェックさせてもらってきました。2021年モデルの進化ポイントを全て紹介したいと思います。

こんにちは、店員佐藤です。

昨日から2021年モデルの「BRAVIA XR」シリーズの展示がスタートし、同時にBDレコーダーの新型モデルも展示されています。

ほとんどのブラビアにBDレコーダーも映像の再生装置としてつながっているんですが、現時点ではまだ新型モデルの接続にはなっていませんでした。

ショールーム5F入口の正面にでーんと設置されている83型のA90Jと、75型のX95Jのうち、X95Jの方につながっているのが、新型のBDレコーダーでした。現時点では新型の2021年モデルのBDレコーダーはこれ1台だけなんだそうです。

今回のモデルチェンジでは外観の変更はなく機能面だけの進化となっています。

見た目は2019年モデルと違いがないのですが、中身を見ていきたいと思います。

まずは最強の先録機能がさらに進化。「特番ドラマ」対応というのが進化ポイントその1になります。

通常、EPGによる8日先までの番組しか録画予約はできないところが、ソニーのBDレコーダーはインターネット経由で「ザ・テレビジョン」からの情報提供を受けていて、こちらを使うと連ドラ、アニメなどの新クールスタート1ヶ月前の、放送日時や放送局が決まっていない段階から予約ができる機能を搭載しています。

2021年モデルでは単発のスペシャルドラマ、特番ドラマ、3話までの短いドラマも先録出来るように進化しました。

こちらは昨日時点で特番ドラマを表示したところなんですが、えーと、この時期、特番ドラマがなかったのか、それか情報提供元であるkadokawaからのデータ発信がないのか1週間先までの番組しか表示されていないのですが、特番が多い4月、7月、10月、1月の期変わりには多数登場するはず。

新作ドラマ・アニメガイドから、そのまま番組説明を見たり、録画予約をすることが可能。

録画モードなどもここで決めることができます。

もちろん4K放送にも対応しているので、地上波、BS放送よりもハイビットレートで高画質に放送されるBS4K放送があれば、そっちで予約するのが吉なんですが、ここにBS4K放送も表示されるかな？　NHK大河ドラマの「いだてん」などはここでBS4Kが選べました。

ちなみに、この「先録」の便利さについては女優の松本まりかさんがわかりやすく5分ちょっとで説明をしてくれる動画が用意されています。

動画で説明してもらうと理解が早いですね。

ちなみに学習機能のついた「おまかせ・まる録」という機能も搭載されていて、使い込むうちにユーザーの好みを分析して自動で録画予約をしてくれるようになっていきます。

キーワードなどを入れて特定の人物、グループの録画を自動で行う様に設定することもできるんですが、グループを指定したときにその中のメンバーがソロで出演する番組もフォローしてくれる機能がついています。

それはさすがに学習をしているわけではなく、おまかせ・まる録用の辞書を搭載しているらしいんですが、その辞書部分も2021年モデルは進化しているそうです。

2019年モデルが発売されたのは2019年の11月くらいだったと思います。それから1年半の間に登場した「NiziU」とか「YOASOBI」とか「ミルクボーイ」「きつね」などの個人名が辞書登録されているですかね！？

内容は明らかにされていないんですが、そういう期待ができるそうです。

そして4K放送に対応した早見再生機能も新搭載。オプションボタンから早見を選択すると音声付きでの時短視聴ができます。

4K放送の録画番組再生中にリモコンの「黄」ボタンを押しても早見再生が可能。

1.3倍の早見再生ですが、HDD容量が逼迫してきてしまって、早く録りためた番組を消化して消していかなくちゃ、というときに便利そうです。

そして「4Kインテリジェントエンコーダー」も新搭載です。4K放送の長時間録画モードの画質を改善する機能で動きの激しいシーンで出やすいブロックノイズを低減させるとのこと。

実際に放送中の番組を最高圧縮モードの「EER」で録画して試してみました。「EER」モードはHEVC 3Mbpsでの記録をするモードです。通常の4K放送のDR録画が33Mbpsなので10倍圧縮に相当します。

試したコトがある方ならご存じの通り、静止しているシーンは割と高画質なんですが動きがあると一気に崩れるというかブロックノイズが盛大に出ます。

このシーン、画面全体がパン（横移動）していて、全体が崩れる非常にきつい状態なんですけど。。。

中央で追っている人物を見るとそれほどブロックノイズは出ていないようです。というか、今思ったんですが、これを映しているのが「BRAVIA XR」搭載機種なので、XRプロセッサーのAI認知による高画質化も入っているかも。

すみません、ブラビアXRと是非、セットでご購入ください。w

そして、ソニーのBDレコーダーの操作が可能なスマートフォン、iPhone用アプリ「Video & TV SideView」は6月から番組再生機能も無料で利用できるようになります。

レコーダーの発売日が6月1日なので、発売後に使い始めたら無料で「外から視聴」「来ヤレスおでかけ転送」が利用できるかと思います。こちらのアプリの使い始めは少々お待ちください。


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発売日	2021年6月1日	メーカー商品情報ページこちら
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