さて、これは日本で発売になるのかどうかが微妙なんですが、日本で発売されると新しいカテゴリーになる製品。「bloggie Camera」です。

 

以前、サイバーショットにMシリーズというモデルがあり動画を撮るためのサイバーショット的なものがあったんですが、これはそのスタイルをそのまま動画撮影様に発展させた形なんでしょうか？

ボディは4.5オンスとなっていますが、グラム変換すると127gになります。これに2.25インチのワイド液晶を搭載。

撮影できるのはフルHD解像度の1920×1080ドットあるものの、記録は30P。もしくは1280×720の60P、30P、そしてSD解像度で、記録フォーマットもAVCHDではなく、MP4（H.264）となっています。

AVCHDと比べて画質的に不利になるのではなく、記録方式があくまでもそうなっているということ。

YouTubeなどへのアップロードにはこういう方が有利なのかもしれません。

記録はメモリースティックPRO Duoを利用し、本体にUSB端子を内蔵。USB端子のサイズを見ると本体サイズのイメージができると思います。USB端子幅しか奥行きがないというのはちょっとすごいかも。

やや大きめのICレコーダーってイメージです。

このUSB端子を介してデータの転送はもちろん、本体のバッテリー充電ができるというのは新しいですね。旅先でPCがあれば充電器とかが必要ない、というのは今までにないビデオカメラの使い方です。

初代サイバーショットのFシリーズのごとく、カメラは回転式で270度、向きが変えられるそうです。

デジタルズームで4倍とのことで、なるほどコンパクトさを取るために光学ズームなどはすべて搭載を見送っているようです。

PMB ポータブルというのは以前、日本で発売されたサイバーショット「DSC-T2」にも搭載されていました。ソフトウェアをサイバーショットに内蔵していて、それをUSBで接続したPCで実行。借り物のPCでもWEBへの写真を簡単にアップロードできる、という、みなさんご存じのPMBとは違うソフトウェアです。

 

性格的にこれはブルーレイディスクに焼くためにとか、高画質なムービーをきちんと撮影したい、というよりは、手軽に動画共有サイトに動画をアップロードするためのカメラ。普段から持ち歩く事ができるようにするための小型サイズというものになります。

サイバーショットTシリーズでもAVCHDのフルHD撮影ができるようになっている今、さて、これってどういう棲み分けをするんでしょうね。

というか、これ、日本でも発売になるかなぁ。。。自転車に装着して旅風景を撮影したりするのに良いかも。

 

☆ソニーUSA「ブロギーカメラ　MHS-PM5」の製品ページはこちら（英文）

 

★ソニースタイル　ハンディカムのご案内はこちらから