2014年2月18日

ソニーVAIOモバイルノートのラストモデル『VAIO Fit 13A』発表

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ソニーブランドのVAIOとしてはこれが最後のニューモデル発表になります。モバイルノートの「VAIO Fit 13A」の春モデルが先ほどソニーさんから発表になりました。

今日の時点ではまだ秋モデルと春モデルを同時販売しており、パーツ在庫がなくなり次第、秋モデルの販売が終了する見込みです。

お得な秋モデルと、新型ソニーVAIOラストになる春モデルの違いをまとめると下記の通りです。

Fit 13A 比較	春モデル	秋モデル
ベースモデル価格	134,800円	114,800円
OS	Windows 8.1	Windows 8
Adobe Photoshop Elements	12 正規版	11体験版
無線LAN	802.11a/b/g/n/ac	802.11a/b/g/n
バックライトキーボード	選択可能（+5,000円）	標準搭載

ハードウェアスペックについてはほとんど変更はなく、違いはソフトウェア面のみ。

プレインストールされるWindows OSはWindows 8.1になっています。これがソニーVAIOのラストモデルと言うことで考えると、このモデルをずーっと長く使うことが想定され、何度かリカバリーをする可能性もあります。そのときにいきなりWindows 8.1でリカバリーができるのはとても時間が節約できるかも。

Windows 8から8.1にアップグレードするのに、一度VAIO Updateを行って、Windows Updateを行って、その後に8.1にして再度VAIO Updateを行って。。。ということをやっていると半日作業になりますからね。

それとVAIO春モデル共通でPhotoshop Elements 12の正規版が無償でバンドルされます。秋モデルの場合は体験版が入っていて、正規版にアップグレードすると+11,000円。ソニーさんのお話では無料バンドルになっていて価格はベースモデルに上乗せされてはいないということですが、こうして春モデルと秋モデルを比較すると計算には入れてしまいます。

ハードウェアで唯一違いがあるのは無線LANの規格で、VAIO Fit 13A春モデルには最新の無線LAN規格である802.11acがギリギリで搭載されるようになりました。従来だとMIMO 3×3で最大450Mbpsだったものが、理論値最大867Mbpsで利用できます。

これも最後のラストモデルだからってことを考えると大きなアドバンテージになるかもしれません。（なお、802.11ac対応になっているモデルは Tap11、Pro11、Pro13、Tap21シリーズのみです。それ以外のモデルではac搭載はされませんでした。残念。）

それと、目立たないところですが秋モデルではバックライトキーボードが標準で搭載されていたんですけど、春モデルでは選択可能になりました。+5,000円でバックライトキーボード選択をすることになります。

上記の内容でベースモデル価格は20,000円違っています。Photoshop Elementsで11,000円、バックライトキーボードで5,000円分違ってくるのでこれを計算に入れて比較すると差額は20,000円 →14,000円分くらいかな？　2月20日まで期間限定で15,000円安くするキャンペーンを秋モデルにうっているので、その分がまるまるお得ということになります。

今までの流れを見ていると秋モデルが完売するまでは春モデルは高値水準のままで、秋モデルの完売とともに春モデルがキャンペーンを投入してお買い得になる、ということがあるんですが、今回はソニーストアとしても最後のソニーブランドのVAIO販売になります。

どういう終わり方をするのかさっぱりわかりません。