いつもはあまりこういう情報は取り扱わないんですが、engadget japanにVAIOのニューモデルが流出とのことで、ギリシャの販売店から出てきたVAIOの2010年モデルの話が紹介されていました。

いつもだったら、こういうのはすぐに消えてしまうんですけど、まだギリシャも日本もお正月休みだからなんですかね？　14時現在でもまだサイトには新製品のページが掲載されています。

 

一番の注目は「VAIO Y」で13.3型液晶（1366×768ドット）にCore 2 Duo SU7300（1.3GHz）搭載、光学ドライブレスの薄型モバイルノートの登場。

VAIO第2章が登場したときにもVAIO type Yというのはあって、わずか1世代くらいでなくなってしまった記憶があります。そのときも光学ドライブを搭載せずに内蔵HDDのみ。ただ本体の厚さなどはそれほど薄いモノでもなく、ビジネス向けモデルというイメージでした。

VAIO Tシリーズが光学ドライブレスにしてパワフルな超薄型ノートで出てきたら。。。とは、おもうものの、画面サイズからいって、これはどちらかというとVAIO Sシリーズのドライブレスモデルって位置づけになるでしょうか？

 

そのまま販売しているノートブックで「SONY」の検索をすると、VAIOが続々と出てきます。09年夏に登場したVAIO Wシリーズから、フルモデルチェンジをすると型番が「VGN-xxxx」だったものが「VPCxxxx」というものに変更されています。なので、ここでも型番を見てみると、他にFシリーズ、Sシリーズがフルモデルチェンジしていることがわかります。

こちらはおそらく新型の「VAIO Fシリーズ」です。

ギリシャ語はまったくわからないものの、PCの仕様表は英語になっているのでスペックをみるとなんとかおぼろげながら性能がわかります。プロセッサーには「Core i5-520M」という表記が見つかりました。

「Core i5」というのは次世代のプロセッサーブランド。今はCore 2 DuoやCore 2 Quadなどが主流になっていますが、Pentium IIとかPentium IIIなどから変わったように、今度は「Core i7」「Core i5」「Core i3」というプロセッサーに変わります。内部構造がさらに進化することになるんですが、すみません、構造的にどう違うのかというのはどこかでググッてください。

「Turbo Boost」テクノロジーという、シングルで動かすときにオーバークロックで処理を行う技術などが搭載されているそうで、複雑な計算をしているとき以外もスピード感が味わえるのかな？

その新しいプロセッサーを搭載して登場するのが新Fシリーズ。ボディカラーはグレーとホワイトがあるそうです。

ディスプレイサイズは16.4インチ。見るとキーボードにはテンキーも搭載されているので、ひとまわり小さなVAIO Aシリーズ、ということになりそうです。

こちらがグレーカラー。仕様詳細は細かく掲載されているんですが、日本の場合はおそらくこれがVAIOオーナーメードモデルになって、いろいろいじれるようになるはずなので、興味がある方は、ギリシャのお店にて。 

 

こちらはVAIO Sシリーズです。13.3型ディスプレイにプロセッサーは「Core i3」搭載。HDMI端子も装備しています。

大幅なデザイン変更はないようですが、これがきっと日本で発表されるときには、魅力的ななにかが一緒に紹介されるんでしょうね。

 

以上の情報は海外のものですので、日本国内で発売されるかどうかはわかりません。またラインナップについても、皆さんお気づきの通り、「VAIO Zシリーズ」「VAIO Tシリーズ」のことがなにも掲載されていなかったりします。

1月7日からラスベガスで開催される「International CES 2010」にて、またこれらのVAIOニューモデルの続報が入ってくると思います。さて、今年はどんなモデルが出てくるのか、それまで楽しみにしていましょう！ 

※この件で日本のソニーへ問い合わせることはご遠慮ください。ここに掲載しているのはすべて海外の話であり、国内販売の予告をするものではありません。また、当店の販売ルートで入手した情報ではありませんので、当店でもこれらの製品の販売を保証するものではありません。ご了承ください。

 

☆engadget 日本版「ソニーVaioの新モデル流出、Y11 / S11 / F11などが登場へ」

☆当店blog　09.1.9「ソニー『2009 International CES』について」

 

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