店頭展示のPlayStation 5 Proの実機試用レポートです。

先週末に発売になりとりあえず旧型との比較展示をしています。まだ二つともブラビアに接続していて、交互に電源を入れてプレイ比較できるようにしています。今週も仕事中に少しずつプレイをさせてもらっているんですが、今回はPlayStation 5 Proならではの違いを探ってみましたのでレポートします。

 

こんにちは、店員佐藤です。

ゲーム大好きで遊びたいんですが、なかなか時間が作れずプレイ出来ない日々を送っています。最近、一番プレイしたのはコロナ禍のときにソニーさんが無償で配布してくれた「Horizon Zero Dawn」で、あのときは時間もあったし、だいぶワールドを探索させてもらいました。

最近になってリマスター版が発売されて、PS4バージョンを持っている人は999円で購入できるというので最初に購入しました。こちらのソフトはPS5 Proに対応した「Pro Enhanced」のタイトルになっているんです。

PS4版との違いは一目瞭然で、こんなに解像度の高いゲームだったっけ！？状態です。たくさんの草が生えているシーンなどはPS4版だと10本くらいの草がまとまって風になびいていましたがPS5対応リマスター版はちゃんと1本1本が別々に動いているように見えます。

水面の表現なども確実にリアルになっているように見えるんですが、ノーマルPS5版とPS5Pro版の違いまではわかりません。PS5Proの方がスムーズに動いている様には見えるんですが、こういうの2台のモニターを並べて比較しないとわからないレベルなんですよね。

もっとゲームをやりこんでいて目が慣れていれば「ぜんっぜん違う！」とか言えるんだと思いますが、素人目には自信をもって違いが言えません。

ちなみにPlayStoreで、PlayStation 5 Proに対応した高画質機能を織り込んでいるソフトには「Pro Enhanced」というマークが付くようになっています。

これがついているソフトであればノーマルPS5とPS5 Proで画質や機能の違いがあるはず、ということになります。

無料のソフトで「FORTNITE」もPro Enhancedになっているんですが、プレイしてみると、あまりやり慣れていないもので、ただ遊ぶだけになってしまう状態になります。

ハードウェアのレビューレポート作成のための作業、と、言いたいところですが、やっている本人もこれは遊んでいるだけだなーと思っています。いやー、時間がいくらあっても足りません。

昨日発売になった「ドラゴンクエストIII そして伝説へ」のリメイク版が話題になりまくっていますが、こちらはHD-2Dという2Dドットのゲームをハイクオリティグラフィックにしたタイトルとなっています。みると「Pro Enhanced」のマークはないので、そういうハイレベルなグラフィックではないみたいですね。

「Pro Enhanced」対応になる予定の「グランツーリスモ7」ですが、こちらはまだアップデート待ちみたいで、現時点ではまだ「Pro Enhanced」にはなっていない模様。

「Pro Enhanced」対応になると車体に隣の車の色などが映り込む「レイトレーシング」機能が使えるようになるそうで、おそらくそれを体感するためにハイエースが車種として加わったんだと思います。ハイエースなら車体の大半が平面なので、映り込みが見やすいですし。

ですが、現時点では窓ガラスへの風景の映り込みだけで、他車の車体の映り込みなどはありません。一見、窓ガラスに風景が映っていてスゴい！とはなるんですが、これはバックミラーの表示もできるグランツーリスモです。それを応用しているだけで、車体の形に合わせた映り込みとはなっていません。

一番、わかりやすいタイトルだと思っていたんですが、残念。アップデート待ちです。

なお「グランツーリスモ7」は今までディスク版で店頭デモをしていたんですけどPlayStation 5 Proにはディスクドライブが搭載されていません。別売りのディスクドライブもまったく購入できる目処が立っていないのでオンライン版を買い直しました。ディスク版はゲーム屋さんに持って行って買い取ってもらったんですが4,000円になったので、割と高額だったかな。

ゲームソフトは当面、全部買い直すつもりで、ディスクソフトは全部売ってきています。

多数のゲームタイトルを試したくて「PlayStation Plus」のプレミアムメンバーに1か月だけなってみました。PlayStation Plusのメンバーになると特別価格でソフトウェアを購入する事もできるそうで「ホグワーツ・レガシー」が特価になっていたので購入。

これももちろん「Pro Enhanced」対応ソフトです。

グラフィック設定を見ると「高画質なレンダリングモード」というのがあるので、これがPlayStation 5 Proで恩恵を受けられるグラフィックモードなんでしょうね。

ですが、これもノーマル版でプレイしていないので、その高画質グラフィックに圧倒されるばかり。というか、これ、PlayStation 5 Proのおかげで高画質なのか、最新モデルの「BRAVIA 7」のおかげで綺麗に見えているのか判断がつかないです。

PlayStation 5 Proの発売の直前に展示テレビも入れ替えてしまっているので、もうなにがなんだか。

ただ「ホグワーツ・レガシー」ですが、学校のシーンに入ってからは窓の外の光があるシーンなどがあり、そのときの眩しい感じとか、すごいんですよ。mini LEDの威力を感じまくりです。

HDRの効果がmini LEDだとかなり増強されますね。

 

ということで、こんな感じで先週末は店頭にてPlayStation 5 Proの体験会をしていました。複数のお客様がお越しになって見て行かれたんですが、結局は単にゲーム大会になってしまって、PlayStation 5 Proならではの画質をアピールすることができずに終了。

ですが、今週もいろいろチャレンジして、やっと見つけました。PlayStation 5 Proならではの違いをやっと説明出来るようになりました。

ゲームタイトルは「ラチェット＆クランク パラレル・トラブル」です。これも最後までは行っていませんが、途中までプレイしている好きなゲームタイトル。「Pro Enhanced」になっています。

PlayStation 5 Proでグラフィック設定をすると「忠実度優先（Pro）」なる表示になっています。どうやらPS5 ProとノーマルPS5では、このグラフィック設定の項目が違っているみたいで、ここに「レイトレーシング」の設定項目などもあります。

他にパフォーマンス優先（PRお）モードもあるんですが、そちらではレイトレーシングは行わない様子。レイトレーシングが使えるのはPlayStation 5 Proならではの機能となっている模様。

「VRR」とか「120Hz出力」とか難しい事が書いてありますが、接続しているのが最新の「BRAVIA 7」ならなにも考える必要はありません。すべて全対応になっています。ソニーの純正テレビならではの使い勝手です。

さて、こちらはノーマルPS5でプレイしているところです。注目は目の前の池のところなんですが、ツルツルしたテクスチャーにはなっていますが、奥に見える木の映り込みなどはありません。

こちらはPlayStation 5 Pro でレイトレーシング機能をオンにしたところです。静止画だと感動が少ないんですが、木の映り込みがあるのが見えます。木だけではなく背景の風景がいろいろ映り込んでいて動画だと感動するんですけどね。

ピカピカしているだけになっていた池の表面もテクスチャー処理で、それっぽくしているだけではなく、ちゃんと光の反射が感じられる様になっていて、なるほど、こういうグラフィック処理ができるようになったのか。

こちらはノーマルPS5です。映り込みはなにもないのですが、これをPlayStation 5 Proのレイトレーシング機能オンで見るとご覧の通りです。

柱だけではなく、向こうに見える宝箱類や柱なども映り込んでいます。上手く撮れなかったんですが、ここに上空の飛行物体が通り過ぎて影ができると、その影の部分だけ映り込みが色濃く出ていたり、リアルさがかなりアップします。

なお、これはノーマルPS5でのビデオ設定画面です。レイトレーシングについての設定項目はなくなっています。

PlayStation 5 Proで動作しているとビデオ設定の設定項目事態が変更される仕組みになっているのがわかります。

今後はしばらく、ラチェット＆クランクを使って店頭デモをしたいと思います。わかりやすいので。

 

そして、個人的に一番恩恵を受けているのは「リモートプレーヤー PlayStation Portal」じゃないかと思えます。

「リモートプレーヤー PlayStation Portal」は8月まで、全然手に入らない入手困難製品だったのですが9月に入ってから需要に供給がやっと追いついてきたようで、現時点ではいつでも購入するコトができるようになっています。

リモートプレーヤーなので、PlayStation Portalだけでは動作しなくて、PlayStation 5と連携させてプレイするモニター付きコントローラーになっています。インターネット越しにプレイすることができるので、例えば、お店に置いてあるPlayStation 5 を自宅に持ち帰ったPlayStation Portalでインターネット越しに接続してゲームプレイする、ということができます。

ですが、泣き所というかインターネット越しでなくても、Wi-Fi経由のホームネットワーク接続でも回線接続がイマイチで、時々信号が切れて映像が止まってしまったりカクついたりすることがあります。どうも個人的にはVRRという可変フレームレートが悪さをしている様な気がしていて、RPGとか時間にゆとりのあるゲームなら良いんですがグランツーリスモとかだと致命的な操作感に思えていました。

ですが、今回、PlayStation 5 Proに接続してプレイしてみると、グランツーリスモ7でのプレイでも一切、途切れたりカクついたりすることなく、ずっとスムーズなプレイができます。ええ！これってやはりVRRというかフレームレートの出力の問題だったのでは！？と思えてしまいます。

なお、当店店頭ではネットワーク環境も入れ替えていて無線ルーターをWi-Fi7にしています。PlayStation 5 ProもWi-Fi 7対応になっているので、これが効いているという可能性もあるのですが。。。

店頭展示しているPlayStation 5 Proは9月30日の予約販売以来、ソニーストアでは未だに再販売はされていません。次回入荷予定などもわからず、ある日突然販売を再開するモノと思われます。

 

超劇的な品薄になっているディスクドライブも同様で、PlayStation 5 Proの発表があった夜にソニーストアで完売してからは、在庫復活しても瞬間的に完売してしまう状態になっています。

9月11日　多数販売 ← PS5 Proプレスリリース直後　在庫一掃
9月30日　多数販売 ← PS5 Pro 予約販売日　時間をずらして午後から販売
11月6日　若干数販売 ← PS5 Pro 発売日前日
11月12日　本当に若干数（キャンセルの復活分？）

ソニーストアで販売されたディスクドライブの販売状況は上記の通りです。まだ不定期での販売になっていますが、大体1か月に一度の販売＆出荷になっていくかもしれないですね。

リモートプレーヤー PlayStation Portalは9月の値上げ後から、入荷数が激増しているようで、かなりの数のオーダーが入っているんですが、それでも在庫販売を続けています。いつでも手に入れられる状況になっていますが、PlayStation 5 Proとの組み合わせで使うと最高の操作感が味わえるかと思います。（もしかしたらWi-Fi 7 ルーター必須）

販売状況については、また新しい情報がありましたらお伝えしていきたいと思います。

 

【9月30日10時より受注開始】

PlayStation 5 Pro  CFI-7000B01		ソニーストア価格： 119,980 円税込
発売日	2024年11月7日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭ご利用特典	☆テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内

 

 

ディスクドライブ CFI-ZDD1J		ソニーストア価格： 11,980 円 税込
発売日	2023年11月10日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ

 

 

PlayStation Portal リモートプレーヤー CFIJ-18000		ソニーストア価格： 34,980 円 税込
発売日	2023年11月15日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭入特典	テックスタッフ店頭ご利用特典

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