昨日プレスリリースになったワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」が早速、本日よりソニーショールーム／ソニーストア銀座にて先行展示をスタートさせているとのことで、お邪魔させてもらってきました。

実機の様子をレポートします。

 

こんにちは、店員佐藤です。

久々の新製品です。前回は完全ワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM4」の時にお邪魔したときなので、あれからもう1ヶ月も経ってしまいました。例年、レギュラーシーズンであれば4～6月に新製品が続々と発表になり、7～8月は商戦期ということでそれほど新製品の発表はないのですが、ここ1～2年はコロナウイルスの感染拡大があり変則的になっています。

7月の新製品はちょっと変わったタイミングではあるんですが、内容をみると、なるほど、これはテレワークを中心にしたステイホーム需要から生まれた商品で一刻も早く世に出したかった製品、という気がします。

今日から先行展示を始めたソニーショールーム／ソニーストア銀座でも、この手のオーディオアクセサリー製品としては珍しく、オーディオエリアのメインカウンターにズラッとVAIO～スマートフォンと並べて、実際に通話ができるような展示を行っています。

製品は肩掛けスタイルでPCやスマートフォンとBluetooth接続を行い、オンライン会議や音楽再生をこれで楽しんでください、というものになっています。

イヤホンを装着するわけではないので、自宅で使っている時はインターホンや家族からの声かけにも気がつけるし、来客時にも音声をオフにするだけで脱着をせずに普通に会話をすることができます。

狙いとしてはオープンイヤータイプのヘッドセット「SBH82D」ととても似た製品になりますが、こちらのオープンイヤータイプのヘッドセットは次々と生産終了になっていて、現在では「SBH82D」のブラックが残るのみです。

オープンイヤーステレオヘッドセット SBH82D		ソニーストア価格： 9,880円+税
発売日	2019年6月8日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ

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「SBH82D」はソニーモバイル製品ということで、対応製品がスマートフォンのみとなりPCはサポートされていなかった（一部VAIOでは利用ができたんですが、PCでの動作は保証されていません）のですが、ソニー製の「SRS-NB10」ではPCでの利用もサポートされているのも違いになります。

ボディカラーはチャコールグレーとホワイトの2色展開です。ネックバンドスタイルで根元にかなり近いところにスピーカーがあり、ここから音声が鳴るのですが、耳にかなり近い位置になるので、聞こえ方はヘッドホンに近いモノがあるかも。

本体裏側には、スピーカーの背圧を抜くためなのか、こちらにもパンチ穴があり、もしかして、これで重低音を鳴らしているのか！？と、期待をしてしまうところですが、製品としてはそうしたHi-Fiサウンドを鳴らす製品ではありません。

音質はかなり軽めで、あくまで「通話」品質を良くするのが目的での加工みたいです。

アームの左側には音量のプラス、マイナスボタンと、通話開始、停止ボタンが配置されています。

アーム右側には電源ボタンとマイクミュートのボタンが見えます。

充電はUSB type Cで行い、充電端子はこちらにあります。満充電に3時間かかるのですが、バッテリースタミナ性能が約20時間という破壊力満点の性能を誇ります。

1日使いまくった際も寝ている時間に充電しておけば良いだけの話で、起きている間中使い続けることができるようになっています。

万一、バッテリー切れの際も10分充電出来れば60分使えるそうなので、オンライン会議の10分前にチャージすれば大丈夫。

ソニーショールーム／ソニーストア銀座ではPCとの接続の他、スマートフォンでも接続していてオンライン会議アプリ「ZOOM」を使って、隣のPCと通話することができるようになっています。

スタイリストさんがお付き合いくださり、実際にPCとスマートフォンでZOOMを使った通話をさせてもらいましたが、なるほど、普通に会話ができますね。

ZOOMならではというかオンライン会議システムでの遅延が大きいので、電話みたいにサクサクした会話にはならないんですが、声の聞き取りについてははっきりと聞こえます。

自分のXperiaを接続して音楽再生も試してみました。重低音がなる、というものではなく、音質はBGM向けの軽いモノになるんですが、耳のすぐ近くで鳴ることもあり、左右の分離感はすごいです。

ステレオ感は普通のステレオスピーカーを左右の耳につけて鳴らしているみたいな感じで、すごい快感が得られます。ただし、音質は軽め。仕事中のBGMに使うのにはこれくらいの方が良いかもしれません。

音量もそれほど大きくなるモノではないのですが、逆にそうでないと、これを装着したままで周りの音は聞き取れなくなります。音量全開にすると、普通の会話もちょっと難しいくらいです。

なお、音漏れについては見た目通りのそのまま外部に音をまき散らして使うモノなので、これを通勤電車で使っても周りに迷惑はかからない、ということはありません。音は周りに筒抜けです。使い方を間違えないようにどうぞ。w

オンライン会議ではなく普通の音声通話も試してみたかったので、Skypeを使ってテスト通話もしてみました。

サウンドテストサービスを使って、自分の声を録音してモニターしてみたりしましたが、なるほど、自分の声も普通に聞き取れます。マイク性能もそこそこ良さそう。

Bluetoothということで遅延が若干発生するというアナウンスがありますが、スマートフォンでYouTube再生をする分にはそんなに気にならないレベルだと思います。

こうした肩載せスピーカーというと伝説的なヒットを記録している「SRS-WS1（写真右）」を思い出しますが、こちらとはそもそも性格の違う製品になります。

「SRS-WS1」はテレビアクセサリーとして開発された製品で開発者の信念で「遅延があってはならない」という作りのため、Bluetoothなどを使わず独自の伝送フォーマットを使って、テレビ音声だけを伝送する製品に開発されています。

自宅で座ったまま利用することが想定されているためある程度大型化されていて、音質や音場にこだわった作りになっています。

今回の「SRS-NB10」はオーディオ製品として開発されていて、音質重視というよりも使い勝手重視。開発期間からみて、ソニーの社員さんがテレワークに入ったところで思いついて、自宅でのテレワークをしながら開発されていったように想像できます。

音質よりも装着感や連続使用時間についてこだわって、こうした作りになっていったんでしょう。

SRS-WS1が335gあるのに対してSRS-NB10はたったの113gで、ほとんど装着感がない、という軽さです。つけていることを忘れてしまうような軽さ。これなら本当に1日中、つけっぱなしで生活ができそうです。

開発された社員さんの「こんなのあったらいいな」がそのまま製品になってきたイメージですね。

スピーカーということで、これを肩にかけずにそのまま音楽を鳴らすとスピーカーとして使うコトもできるかも。（音質はあくまで軽めですが）

こうした肩掛けスタイルのスピーカーは置き場所を取られてしまいがちなんですが、こうして壁などにフックが用意できるとそこを置き場所にすると良いかも。

カラーはチャコールグレーとホワイトの2色展開です。マットな質感で肌に触れても不快感はないと思います。

以上、オンライン会議などのテレワーク向けワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」の実機レポートでした。

発売は7月30日となっています。オンライン会議で使うヘッドホンにどうしても慣れなくて、という方にオススメです。

 

ワイヤレスネックバンドスピーカー SRS-NB10		ソニーストア価格： 15,400円 円税込
発売日	2021年7月30日	メーカー商品情報ページこちら
延長保証	５年ワイド：2,200円(税込) ３年ワイド/５年ベーシック：1,100円(税込) ３年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭入特典	10%オフクーポン（併用不可）プレゼント中 3年ワイド保証半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内

 

 

■テレビ視聴などが主目的であればこちらのモデルがおすすめ

ウェアラブルネックスピーカー SRS-WS1		ソニーストア価格： 27,368 円税込
発売日	2017年10月14日	メーカー商品情報ページこちら
延長保証	５年ワイド：3,300円(税込) ３年ワイド/５年ベーシック：2,200円(税込) ３年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭入特典	10%オフクーポン（併用不可）プレゼント中 3年ワイド保証半額クーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内

 

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