2017年3月16日

『Vegas Pro』の4K動画編集セミナーと、S-Logセミナー開催のお知らせ

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今週土曜日の当店店頭セミナーのお知らせです。

今月はVegas Pro 14の特価セールが行われています。非常に操作しやすい動画編集ソフトなのですが、ちょっとしたコツがわからないと先に進めないソフトとも（私がそうでした）思えるソフトです。1時間程度のセミナーで基本的な操作方法をお伝えします。

さらにとっつきにくい「S-Log」撮影についても基礎的なお話をすることができます。Vegas Proにはあいにくカラーグレーディングの機能はないのですが、無料で使えるソフトで「ここぞというワンシーン」だけ使えるテクニックをお教えしたいと思います。

こんにちは、店員佐藤です。

なかなかハードルが高い4K動画編集ですが「VEGAS
Pro
14」とPCがあれば、それで4K動画は自分で作れます。4K記録ができる”α7R2″や”α7S2″がなくても、”α7″や”α6000″の写真ファイルから4Kスライドショーを作って、完成した動画ファイルをUSBメモリーにコピーして、自宅の4Kブラビアに大画面で映すことも可能。

ただし、正しいやり方がわからないと非常に手間と時間がかかります。私も最初に4K動画作品に挑戦し始めてから4Kブラビアに映し出すまでに1年かかりました。いろいろ実験を重ねた末、メーカーさんからも応援していただいて、ようやく自分で理解できた編集方法を1時間に凝縮してお伝えします。

一番重要なのは完成したプロジェクトからの書き出し方法なんですが、Vegas Proに用意されている「XAVC S」での書き出しだとビットレートが150Mbpsという4Kブラビアでの再生が難しい巨大ファイルになってしまうんです。

これをソニーの4Kブラビアでちゃんと視聴ができるファイル形式で書き出す方法までご案内します。メーカー推奨の方法ではありませんのでWEBではご案内をしていませんが、店頭セミナーにご参加いただいた方にはレシピをお配りしていますので、こちらも是非ご利用ください。

	Vegas Pro 14 Edit	Vegas Pro 14	Vegas Pro 14 Suite
価格	47,287円 ↓ 6,980円	69,887円 ↓ 9,980円	92,487円 ↓ 12,800円
収録ソフト	Vegas Pro Edit	Vegas Pro Edit DVD Architect 7 Mercalli V4	Vegas Pro Edit DVD Architect 7 Mercalli V4 Sound Forge Pro 11
備考	編集ソフトのみ	オーサリングソフト手ぶれ補正ソフト付き	オーサリングソフト手ぶれ補正ソフト音声編集ソフト付き

3月31日まではソースネクストさんで85%オフの特価販売をおこなっています。これを買っても使いこなせるかどうか自信がなくて。。。という方も、当店のセミナーを受けて理解できれば自信を持って購入できると思います。

☆ソースネクスト「新発売 Vegas Pro 14 セール」のご案内はこちらから

☆当店blog　16.12.12「Vegas Pro編集で残像が出てしまうのを消したい」
☆当店blog　16.7.23「Vegas Pro 14の販売予告」
☆当店blog　15.9.24「4K編集ソフト『Movie Studio 13』がアップデート」
☆当店blog　15.6.5「『Vegas／Movie Studio』入門ムービーが間もなく発売」　
☆当店blog　15.2.14「『VEGAS Pro 12』を使った”α”4Kスライドショー作成講座」

4K動画を個人的に作ると言ってもどんな作品を作れば良いのかわからなくて、という方も、当店のお客様が昨年制作されたファイルをいくつかご用意していますので、そちらも是非、ご覧になってみてください。

“α7R2″や”α7S2″、”α99II”、”α6500″をお持ちで、まだ4K動画撮影をしていないなんて、もったいないですよ。

Vegas Pro 14を使う4K動画編集セミナーは3月18日の13時から開始いたします。

それと「S-LogとHDR」セミナーですがこちらは15時から開催します。「S-Log」とか聞いたことはあるけど、どういう意味？と、普通の方はその役割すらご存じないと思います。そう、普通には使われなくて業務用機器の世界でだけの話だったんですが、現在は”α7S”以降のソニーデジタル一眼”α”シリーズに普通に搭載されていて、さらにはサイバーショット「DSC-RX100M4/M5」でも利用ができます。

プロにしか利用が出来なかったフォーマットが民生用のカメラに搭載されてしまっているんです。

「S-Log」が難しいのはその概念もそうなんですが、撮影後に「カラーグレーディング」と呼ばれる色を戻す作業も必要なことも扱いにくくしています。ですが、威力を発揮するシーンで利用すれば、動画での映像表現の世界は格段に広がります。

2018年12月から始まるBSでの4K放送の時には、もしかしたら当たり前の様に採用されているかもしれない「4K
HDR」でもLog撮影は必須。4K
HDRの映像を自分で作れる時代はもうすぐやってくるかもしれません。そのときにHDR編集に使える素材がないとね！

という概念の話をしつつ、世界でもっとも簡単にカラーグレーディングする方法もご案内します。映像作品として完成させられるお話までは私にはできないのですが、その入りグリまでをナビゲートしたいと思います。

先週、横浜で開催されていた「CP+2017」のソニーブースで登壇されていた江夏由洋氏のトークショーでも後半はS-Logのお話で盛り上がりました。今年、私がお話を聞かせていただいたセミナーの中で、個人的に最高のトークショーでした。しかも、2日目の15時枠のたった1回しか開催されない貴重な枠だったんです。