昨日発表になったバランスド・アーマチュアドライバーを採用したBAシリーズヘッドホン。今日から銀座ソニービルショールームで先行展示が始まっていますので、これも見てきました。

一応、特別な許可をいただいて撮影、WEB掲載をしていますが、それでも普通にお客様がいらっしゃるショールームですので、控えめに撮影、控えめに試用しています。レビューとか、こんなところでやるものではないので、展示状況のご案内だけいたします。

 

展示されているのは2F部分にあるウォークマンの展示フロアになります。ここにヘッドホンの展示部録があって、ここが現在は6本のBAヘッドホンの展示になってました。

展示台の右からXBA-1SL、XBA-2SL、XBA-3SL、XBA-4SL、ノイズキャンセリングの「XBA-NC85D」、スポーツタイプの「XBA-S65」となっています。

それぞれにウォークマンSシリーズが接続されていて、数曲のサンプルが入っています。自分のウォークマンを持って行ってジャックをつなぎ替えることもできます。ざっとサンプル曲を見てみたらマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」からビリー・ジーンがあったので、これで試聴。

しかも収録されているのはリニアPCMです。これ用意した人、わかっているじゃないですか。さすが。ということで、特に自分のウォークマンを持って行かなくてもビリージーンを知っている人でしたら、これで十分ではないですかね？

おすすめはディスプレイ台の右からXBA-1をスタートして順に聴いていく方法なんですが、他のお客様もいらっしゃるし、そういう風に希望通りの順番で試聴するのは難しいですかね。

今日は台風も来ているし、朝一番で行っているので休日どうなのかという目安にもならないんですが、今日の12時段階ではこのコーナーには私ともう一人のお客様しかいませんでした。

試聴セットは1機種について1組しかありませんので、ここも週末は人であふれかえりそうです。

 

それと、こちらが注目度の高いBluetooth対応のBAヘッドホンです。「XBA-BT75」というモデルなんですが、これがキャリングケースです。ヘッドホンをはめて蓋を閉めると中にあるヘッドホンのランプが赤く光るので充電をしているようです。

ヘッドホンに電池ボックスがなくなって、ヘッドセット自体にバッテリーを仕込んでいるXBA-BT75。本体には3.5時間のスタミナ性能しかないんですが、ケースに収納することで約2時間で満タン充電が可能。ヘッドセットを約2.5回分フル充電するそうです。

蓋をあけるとチャージボタンが消えて充電を止めます。

なるほど、ちょっと角張ったデザインになっていましたが、それはこうしてキャリングケースに収めた時にぴったりとしたデザインになるためのものだったんですね。

バランスド・アーマチュアヘッドホンですが、今までのダイナミック型ヘッドホンとはかなり違った聞こえ方をします。私の聴いたところでは繊細な音、小さな音を拾ってくれる反面、パンチに欠けるというか大音量が鳴らないわけではないし、パワフルにも鳴らすことはできるんですが、なにかパワー感がダイナミック型には劣るのかな？という気がします。

どちらが良いとかではなくて、これは好みの問題なんだと思います。クラシックやJAZZなどで鳴らすのに向いているかも。

XBA-1、2、3、4と聞き比べてみましたが、やっぱり私はXBA-3SLが良いかなぁ。トゥイーターが搭載されているされていないでずいぶんと音のデラックス感が違ってくると思います。

こればかりは実際に聴いてみないと伝わらないと思いますので、この3連休に銀座までお出かけになる方は是非、銀座ソニービルショールームへ立ち寄ってお試しになってみてください。

まずはソニーストアのメール登録をどうぞ。Bluetoothヘッドホン以外は11月10日発売予定となっています。 

 

 

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