2015年4月28日

ソニーストアから『SeeQVault Player for Windows』発表

ソニーストアからオリジナルアプリケーションとして「SeeQVault Player for Windows」が発表になりました。

SeeQVault対応製品の再生アプリケーションとなっていて、nasneと連携して著作権保護技術を使ったテレビ番組再生を行うためのアプリとなっています。

特に難しい話ではないんですが、どういうシーンでつかるモノなのかイメージがわかない方もいらっしゃると思うので、簡単にご案内させていただくと、ネットワークレコーダー「nasne」をつかってPCでテレビ番組の録画予約、視聴を行うアプリケーションとしてS-VAIO（ソニー製VAIO）時代には「VAIO TV with nasne」が。V-VAIO（VAIO(株)製PC）時代になってからは「PC TV with nasne」というソフトがあります。

こちらはホームネットワークで接続された「nasne」にアクセスして番組視聴をすることができます。

その「PC TV with nasne」が5月20日に「SeeQVault」機器への書き出しに対応するアップデートがある、という発表がありました。

こちらは「PC TV with nasne」をお使いの方は無料で利用ができます。

そして今回発表になった「SeeQVault Player for Windows」は再生専用のアプリケーションです。

「PC TV with nasne」をつかって「SeeQVault」機器へ書き出したテレビ番組を再生するときに使う再生専用のプレーヤーソフトになります。

動画で説明を読むと手っ取り早いのですが、新発売の「MRW-BS1」というSeeQVault対応のメモリーカードリーダーライターを使ってSeeQVault対応のメモリーカードに番組データを書き出し。

そのメモリーカードと、リーダーライターを別のPC、もしくはスマートフォンに接続して再生ができるということになります。

ご存じの通り、日本のテレビ録画番組対する著作権保護はかなり厳しいモノがあります。今までも「PC TV with nasne」や「VAIO TV with nasne」を使うと利用しているPCの中に番組データを転送することはできて、転送に使ったPCを持ち歩けばPC内で番組再生ができていたのですが、例えば、録画した番組を友人に見せてあげたい、もしくは家族や兄弟に見せてあげたい、となったときに今までだとそのPC毎人に貸してあげないといけなかったりします。

SeeQVault対応機器を使うと、そういう制約がなくなり、SeeQVault対応のメモリーカードの貸し借りだけで番組転送をしてあげることとかができるようになります。

ソニー製品で見るとSeeQVault対応機器に録画できるのは「PC TV with nasne」を使ったときだけとなりますが、他社製のBDレコーダーではすでにSeeQVault対応をしているそうで、BDレコーダーからの転送や再生もできるそうです。（ソニーのBDレコーダーは現時点ではSeeQVault対応はうたわれていません。今後のアップデート対応があるかどうかも不明です。）

今までだとSeeQVault対応のソニー製品というとポータブルワイヤレスサーバーの「WG-C20」しかありませんでしたが、これでテレビ番組の視聴に関する貸し借りがもうちょっと融通が利くようになると思います。

今までディスクに焼いてやりとりするしかなかったシーンがメモリーカードの交換で対応できるようになる感じですね。

★ソニーストア　ポータブルワイヤレスサーバー「WG-C20」のご案内はこちらから　
☆当店blog　13.10.3「そうか、貸し借りできるのか！『SeeQVault』製品レポート」　
☆当店blog　13.9.30「nasneの番組転送にも対応するポータブルワイヤレスサーバー発表」　

ご興味ある方はこちらにて製品チェックをお願いします。

再生アプリ「SeeQVault Player for Windows」は1ライセンスで1,000円となっていますがMy Sony IDをお持ちの方あてに50%オフクーポンを配布しているそうです。6月30日までの期限で50%オフのクーポンが配られていますので、アカウントサービスのチェックもお忘れなく。

★ソニーストア　Windows PC用SeeQVault再生アプリ「SeeQVault Player for Windows」のご案内はこちらから

★ソニーストア　SeeQVoult対応 microSDカード「SR-SA」のご案内はこちらから