先週、本体ベースモデル価格が1万円の値下げになり、ついに本体ベースモデル価格が99,800円～になったVAIO Zシリーズ。

このモデルはファンも多く発売直後にオーダーされるお客様がかなり多いので、あまりこういう記事は作りたくないんですが、今回は購入をお悩みになっている方向けに心を鬼にして、今、どれだけオトクになっているのか、Windows 8の発売前にとどめのblogエントリーを作ってみたいと思います。

発売当初と比べて、今、どれくらいオトクになっているのかを比較してみました。

 

ベースモデル価格が1万円も下がってしまったのが先週でした。キャンペーンが含まれていて本当は109,800円～なんですが、メモリーキャンペーンとストレージキャンペーンを足すと99,800円～という非常にお買い得な価格設定になっています。

ただ、ベースモデル価格ってそうやってキャンペーンで安くするとアップグレードした価格は高いままだったりするわけで、VAIO Zシリーズの場合、フルスイング仕様で購入される方も多いためあまり気にしないでよいところではあったりするんですが、それが今回はそうでもないんです。

キャンペーン価格などの資料が今回はまだしっかりと取ってありますので、夏モデルとしてモデルチェンジした6月4日時点での価格と本日9月13日の価格を比較してみたいと思います。

【本体ベースモデル価格】
選択項目	6/4ベース価格	9/13ベース価格
正式価格	124,800円	109,800円
キャンペーン込み価格	121,800円 （3,000円オトク！）	+99,800円 （10,000円オトク！）

まずはベースモデル価格ですが上記の通りとなっています。価格の大幅ダウンは2回ありました。7月11日と9月6日になります。

ちなみに今回も安曇野「VAIOの里」ツアーがあり7月22日までの購入で抽選対象になる特典がありました。毎年、参加されたお客様の声を当店で聞けたんですが、今年はそういうお声もなかったなぁ。当店のお客様が当選されているとよいのですが。(^^)/

ベースモデル価格は正式価格とキャンペーン込みの価格がありますが、ここではもちろんキャンペーン込みの価格で比較。まずはベースモデル価格で現在は22,000円オトクになっています。

 

【Power Media Dock】選択
選択項目	6/4アップグレード価格	9/13アップグレード価格
ブルーレイディスクドライブ搭載	+35,000円 （5,000円オトク！）	+30,000円 （10,000円オトク！）
DVDスーパーマルチ搭載	+30,000円	+20,000円 （10,000円オトク！）
無し	+0円	+0円

 

Power Media DockはVAIO Zならではの選択項目になります。単なる外付けドライブではなく、グラフィックボードを内蔵しており、これをつなぐことで最大4面のマルチディスプレイ環境を構築できます。私もこれのおかげで3面マルチで仕事ができています。

今時なのでやはりBDドライブを選択される方が多いのですが、現在はあえてドックを装着せず軽量モバイルノートで購入される方も増えてきています。

なお、ソニーストアの場合は本体カラーの選択によってメディアドックのカラーも変更されます。グロッシープレミアムカーボンカラーを選択するとブラックアウトしたベゼルまで全てブラックのPower Media Dockが入手できます。グロッシープレミアムカーボンにしたらPower Media Dockは付けたいですかね。装備するとBDドライブの場合5,000円オトクになります。

 

【プロセッサー】選択
選択項目	6/4アップグレード価格	9/13アップグレード価格
Core i7-3612QM （2.10 GHz）	+25,000円 （5,000円オトク！）	+19,000円 （11,000円オトク！）
Core i7-3520M （2.90 GHz）	+22,000円 （3,000円オトク！）	+14,000円 （11,000円オトク！）
Core i5-3320M （2.60 GHz）	+14,000円	+7,000円 （7,000円オトク！）
Core i5-3210M （2.50 GHz）	+7,000円 （2,000円オトク！）	+4,000円 （5,000円オトク！）
Core i3-3110M （2.40 GHz）	+0円	+0円

 

モバイルノートで初めてクアッドコアの搭載ができるようになった今回のVAIO Zです。Core i7-3612QMの搭載がダントツで多いんですが、プロセッサーキャンペーンもこうしてみるとずいぶん大盛りになっていますね。

Core i7-3612QMの搭載で6,000円オトクになります。

【メモリー】選択
選択項目	6/4アップグレード価格	9/13アップグレード価格
8GB（4GB×2）	+16,000円 （7,000円オトク！）	+10,000円 （13,000円オトク！）
6GB（4GB＋2GB）	+13,000円	+5,000円 （8,000円オトク！）
4GB（2GB×2）	+0円 （3,000円オトク！）	+0円 （3,000円オトク！）

 

VAIO Zは構造上、あとからメモリーの増設をすることができないモデルになっています。最初の購入時に搭載するメモリー量が全て。なので、メモリー搭載量もフル満タン仕様で購入される方がほとんど。

8GBメモリー搭載で6,000円オトクになっています。

 

【ディスプレイ】選択
選択項目	6/4アップグレード価格	9/13アップグレード価格
13.1型ワイドフルHD 1080 1920×1080ドット Adobe 96%	+2,000円 （3,000円オトク！）	+3,000円 （2,000円オトク！）
13.1型ワイド 1600×900ドット NTSC 100%	+0円	+0円

 

以前はVAIO type R、VAIO type A、VAIO FシリーズなどでAdobe RGBの色域までカバーできるモデルがいくつかあったんですが、現在は表記されているのはVAIO ZのフルHDパネルだけとなっています。

VAIO Zを購入することでしか13.1型フルHDパネルの利用もできないため、ディスプレイのアップグレードも選択率の高いパーツ。こうして皆さんフルスイング状態にして購入されるわけです。ディスプレイについては発売当初の方がキャンペーンで安くなっています。最初に購入した方が1,000円オトク。

 

【ストレージ】選択
選択項目	6/4アップグレード価格	9/13アップグレード価格
第3世代 SSD RAID 512GB	+87,000円	+45,000円 （42,000円オトク！）
第3世代 SSD RAID 256GB	+25,000円 （12,000円オトク！）	+10,000円 （27,000円オトク！）
第3世代 SSD RAID 128GB	+7,000円	+0円 （7,000円オトク！）

 

ストレージについてはおそらく相場変動にもよっているのかもしれませんが、かなり価格が落ちています。特に512GBのSSDは42,000円もオトクになっています。

実際には512GBと256GBで差額が大きいので、大量のデータを持ち歩く必要がない方は256GBのリーズナブルなサイズにされるケースも多い様子。256GBの場合は15,000円オトクになります。

 

主なオーナーメードパーツで上記の様な価格の差があり、ここで電卓を使って計算してみると512GB SSDのフルスイング仕様で80,000円ものオトクに。。。256GBのほぼフルスイング仕様でも53,000円のオトクになっています。

Windows 8登場直前のこの時期ですが、VAIO Zの場合、ビジネスで使われる方も多いでしょうし、ヨーロッパのプレスリリースを見るとVAIO Zのタッチパネルモデルは出てこないみたいですから、あえて、Windows 7で買っておいてキーボードメインで使うようにしておく方がモデルの性格からすると理にかなっているように思います。

そして、なによりも忘れていけないのは。。。

このモデルはVAIOの15周年記念モデルだということです。

今回のこのモデルでしかVAIOの15周年記念モデルにはならないんです。こんな貴重なモデルが今ならこんなに安く買えるんです。

これ、チャンスですよ。

おすすめはグロッシープレミアムカーボンカラー。

このモデルをPower Media Dockなし、クアッドコア、8GBメモリー、フルHDパネル、256GB SSDにして最強モバイルPC仕様にしたところで価格は151,800円になります。

今なら9月22日お届け目安での購入ができますが、本当のモデル末期になってくるとパーツ選択ができなくなったりする可能性があります。まだ日本では正式な発表がありませんが、10月末に発売されるとして、10月に入るとWindows 8搭載モデルが発表される可能性があります。（っていうのは当店の予想で、メーカーさんからはまだ何の発表もありません。この件でソニーさんに問い合わせをするのはご容赦ください。）

15周年記念モデルのVAIO Zを買うなら今です！ 

 

★ソニーストア　新型VAIO Zシリーズのご案内はこちらから

☆当店blog　12.6.12「新型『VAIO Zシリーズ』当店のオーナーメードレポート」　
☆当店blog　12.6.6「VAIO Zシリーズ『15th Anniversary Collector's Edition』開梱レポート」　
☆当店blog　12.6.4「クアッドコア搭載を可能にした新型『VAIO Zシリーズ』発表」