VAIO SAシリーズ ほぼフルスペックバージョンの開梱レポート
今日はVAIO夏モデルの新型が4台まとめて届いています。今日のうちに全部開梱してレポートしたかったんですが、週明けでいろいろ別件のご用がいっぱいあって、結局、箱を開けることができたのは夕方になってからでした。
開梱レビュー!というほどのものではありませんが、駆け足で、今日から当店店頭で展示する現在の最高モバイルノート「VAIO SAシリーズ」の様子を紹介したいと思います。
モデルはソニーストアさんから店頭展示用におくられてきたものになります。スペックについてはこちらから希望を出しているわけではないんですが、ソニーショップの店頭に展示するモデルとして、こういう最強ノートに関してはほぼフルスペックのものをお貸し出しくださいます。
一昨年もVAIO Xの貸し出しの際には店頭展示用には普通、必要がないと思われるXバッテリーをつけてくださったり、そういう味なことをしてくださる(おかげで私は21時間のスタミナテストに旅立ったわけですが)こともあります。
このSAノートもまずは外装がイメージカラーになるグロッシーブラウンカラーで到着。後ほど、ブリスコーティングでピカピカにしてあげたいと思います。
春モデルで登場したSBシリーズを私はレビューしていないので、新しいSシリーズの本体を使わせてもらうのはこれがはじめてになります。
シェルは六角形になっていて、この角のところで強度をあげるということをしているとのこと。
長野にVAIOの設計部隊、製品企画部隊が移って、最初に作るモデルになったのがこの新型Sシリーズで数値的なスペックよりも、実際の使いやすさを重視した究極のモデルにしよう、ということで開発されたと聞いています。
1366×768ドットのSBノートでそういうのを作りたかったはずはなく、部材の関係で発売が遅れてしまい、本来はこのSAノートで新しいVAIOのフラッグシップモデルというアピールをしたかったんだと思いますが、それが夏モデルにちょっと遅れてしまった感じがします。(メーカーさんからはそういう話は聞いていませんが、ま、誰の目から見てもそういうことなんだろうなぁ。という私の予想の話です。)
先代の丸いSシリーズ、その前が直線的なSZシリーズでした。Sシリーズのデザインはこうして直線的なものと曲線的なものが入れ替わりで採用されるんですかね。
で、そのSAノート本体の下からはなにやら、ポーチみたいなものが出てきました。むむ? これはなんでしょう? 当然SAノートは入りそうもありません。
さらにその下からは。。。出ました。拡張バッテリーです。新型VAIO SAシリーズはシートバッテリーを採用しており、今までのシリンダースタイルのものではなくなっているんです。これを底面に装着することでバッテリーを大容量化させます。
そんなに奇抜なアイデアには見えないかもしれませんが、ノートパソコンの場合、底面はすべて放熱のために利用をするので、実現が難しい技術だったりします。さらにモバイルノートの場合、ポートリプリケーター、ドッキングステーションなどとの接続もあるので、底面には端子が必要だったりします。それを、こうやって真ん中をくりぬく事により解決したり、実はこれ、アイデアに満ちあふれたバッテリー形状なんです。
きましたねぇ。これで最長19時間のスタミナ性能になります。これ持って、どこか行ってきてくださいって声が聞こえてきます。
そしてACアダプターを取り出してみると。。。なんと、これはスティックACアダプターじゃないですか! しかもUSB端子が二つついているという、新型のやつ。
わーい、ますます、これ持ってどこかに実機体験しなければいけないような気になってきました。先ほどの小さなポーチは、このスティックACアダプターのものだったようです。
ということで、ハードウェアだけですが、同梱されていたものを並べてみると、これだけあります。
まさにモバイルノートの購入を考えている人には垂涎のセット内容になっています。なお、中身はどんなスペックになっているかというと。。。
ハードウェアのオーナーメードだけで261,300円になります。無線WANを内蔵していないところ、それと、ストレージが鬼の1TB SSDではなく、クアッドSSD最安の256GBになっているところが抜けている以外はほぼ、全部フルスイング状態になっています。
実際にはこれにOffice 2010もつけていただいたので、総額で286,299円になる(2011年6月20日現在のキャンペーン込み)、超豪華仕様になっているんです。
これを私が自由に使って良いとは。。。これを店頭展示で、お客様に実機の体感をしていただくことになります。
ということで、早速、組み立てて最初の充電を開始しつつ、初期設定をおこなっていきます。
これは夏モデルからですかね? VAIOはじめる前の準備でユーザー登録などを行う画面が出ていますが、これはWindows 7の初回起動時にOSのデスクトップが出る前に表示されるようになっていました。
Windows が起動してからVAIOのオリジナルアプリが起動するのではなく、流れの中でVAIOユーザー登録の案内が出ると、Windows がソニー製みたいな錯覚になります。
で、驚いているところが3点ほど。まずはこのバックライトキーボードですが、節電中の当店店内は照度が暗いようで、キーボードのバックライトが点灯するんですが、ACアダプターを装着している際は常時点灯しっぱなしになっています。
夏モデルから仕様が変わったそうで、バッテリー駆動時にはキー入力があるときだけ点灯。ACアダプター駆動時には常時点灯にすることができるんです。
これはなんかきれいですねぇ。バックライト対応のキーボードウェアをかぶせてあげたくなりました。後でかってあげよっと。
そして内蔵シートバッテリーと拡張シートバッテリーですが、ご覧の通り、電源を見ると二つのバッテリーが見えます。
この状態の場合、まずは内蔵バッテリーを80%まで急速充電して、その後拡張バッテリーにシフトしてそちらを急速充電で80%まで充電。その後、また切り替えて内蔵バッテリーを100%、拡張バッテリーを100%までと、4段階の充電を行うことで、極力短い充電時間で極力多い充電量をマネジメントします。
別に検証作業をしているわけではないんですが、説明の通りの充電マネジメントをしているので、これもいいですねぇ。
そして3番目の驚きなんですが。。。先ほどからWindows Updateや、VAIO Updateを行っていて、何度も再起動をしているんですが、その再起動がむちゃくちゃ早い。
クアッドSSDだからとかいうレベルではなくて、まるで別のOSのPCみたいに早いんです。クイックブートってこんなに威力があるのか。これもなにか別のモデルと比較してみないといけませんね。
ということで、まずは当店にやってきたVAIO SAシリーズの開梱セッティングの様子でした。
震災がなければこんなロケを今回は企画していたので、これを持って毎度おなじみの過酷な旅を楽しませてもらってくるはずだったんですが、今回は予算もないですし、なにかお金のかからない企画を考えたいと思います。(^_^;)
せっかくのこんな使いやすそうなノートPCが登場したですから室内からの紹介ではもったいないですしね!
★ソニーストア ハイパフォーマンスモバイル「VAIO SAシリーズ」のご案内はこちらから
☆ソニー製品情報サイト「VAIO SAシリーズ」の製品情報はこちらから
☆当店blog 11.6.7「新型VAIO SAシリーズ ニューモデル速報」
☆当店ホームページ「VAIO SBシリーズ オーナーメードレポート」
※春モデルのSBシリーズの案内となっています。ご注意ください。
☆当店blog 11.4.20「震災のため公開延期になっていた『POWER PLAYER』コンテンツ」