2012年11月1日

SDHC UHS-I メモリーカードのプライスダウンと新製品

SDカードのUHS-Iメモリーカード（Class 4）で販売されている「SF-U4」シリーズが値下げになりました。

32GBモデルの「SF-32U4」が7,480円→5,480円。16GBの「SF-16U4」が3,880円→3,280円になっており、比較的大きなプライスダウンになっています。

それと新製品ということで、SF-U4シリーズの上位モデルとして「SF-UY」シリーズが登場。Class 10のベーシックモデルとなっていて、転送速度は最大で40MB/sとなるそうです。

SDカードのカテゴリーをみると、すごいですよ。今ソニーのSDカードってレギュラーサイズのものだけでも6シリーズがそろっています。どれを買えばよいのか、これではお客様も判断がつかないと思います。というか、そもそも「UHS-I」って何だ？という方も多いはず。

私もよくわからなくて、以前、発売時には時間をかけて自分で手動計測をして転送速度を測っていたりします。

で、要は「UHS-I」というのは最近になって登場した規格で、従来のSDカードスロットでも読めるんだけど、スロット側がUHS-I対応になっていると転送速度がすごく速くなる、というものになっています。

ただ、UHS-Iに対応している機器は少なくて、カメラ側では私の知る限り“α77”“α99”の2機種しか対応していないのと、VAIOについてもカタログに載っていないので自分で実機確認をしたところではVAIO Z（SVZ131）が対応しているくらい。

外付けのメモリーカードリーダライターなどを使うと転送速度も速くなると思いますが、ちょっと環境を選ぶ規格になってます。

それでも“α99”“α77”などの上位モデルで大量にシャッターを切る方にはすごく重要な問題で大容量データを転送するのに何分かかるのかは、結構気になります。そういう方はUHS-I規格のものを。そうでない方は価格で選んでもよいのかも。

どういう価格体系になっているのか私もよくわからないので、比較する表を作ってみました。