3月31日まで開催しているPetaMapの電測大会。一部で非常に盛り上がっており、参加隊員さんも392名まで増えてきています。賞金は総額100万円ということになっていて、現時点で単寿運山分けをすると2,551円！　今なら1ポイント取るだけでも推定2,000円くらいの賞金がもらえる、非常に利益率の高いキャンペーンになっているんです！

で、その電測大会に、ついにVAIO Pが登場。直接、ポイントを取ることはできないんですが、とあるフリーソフトを使って電測に役立ててみよう、ということをしてみました。

 

さて、電測大会なんですが、私はすごい盛り上がっています。これは昨日の総合ランキングですが店員佐藤は第9位に入っています。前日は10位、その前は12位、その前は7位と、トップテン付近を行ったり来たりしていて、上位10名様までにプレゼントされる勲章目当てで、このあたりは日替わりで順位が入れ替わる大接戦になっているんです。

トップの方はちょっと飛び抜けた得点になってしまっていますが、2位以下は接戦状態になっていてちょっとサボるとすぐにランキングから落ちてしまいます。今や箱根駅伝のシード校争い並の熾烈さになってます。

普通、こういうWEB系のイベントって大抵すごい人が出てきてしまって、普通の人には太刀打ちできないようなポイントで争われてしまって全然参加ができないんですが、このPetaMapの電測大会はちょうど良い具合に参加している人が少なくて、私みたいな普通の社会人でもランキング参戦できてしまうところが良いんです。

累計で13000ポイント以上が必要になりますが、まだ、これくらいなら1週間通勤通学の行き帰りに長めに電測をすれば追いつけるくらいです。まだ電測していない方も今なら参戦するのに遅くはありませんよ。

 

で、当店の常連さんとも連絡を取り合って、メタボ対策の通勤帰りの一駅前から歩く運動、夜のウォーキング運動で電測ポイントを競っているんですが、電測している時点でポイントがわからないので、どこで新規のAPがあるのか、どこで無線LANを捕まえているのかわからない、という声があがっています。

確かに電波は目に見えませんし、1日1回のポイント集計だけでは効率の良い電測の方法がわからないんですよねぇ。

で、そんなところにこんなソフトウェアを見つけてきました。

☆softnic「inSSIDer」のダウンロードはこちらから

海外のフリーソフトになりますが「inSSIDer」というソフトウェアです。これはどんなソフトウェアかというと、PCの内蔵無線LANを使って周りの無線LANの電波をモニターするソフトウェアです。

起動して、LANの「START」ボタンを押すと受信したアクセスポイントをリストで表示。さらに電波の強さをグラフ化して画面下窓に見せてくれるんです。時系列でグラフが描かれているので、これを移動しながら使えば、どこで無線LANの電波がたくさん飛んでいるのかわかる、という仕掛けです。

あいにくPlaceEngine用に用意されたものではありませんので、どれがPlaceEngineに登録されていて、どれが登録されていない電波なのかまではわかりませんが、それでもこれで電波がどこでどれくらい飛んでいるモノなのかを見ることは可能。

昨日、VAIO Pにインストールして早速試してみました。

VAIO Pの横長ワイド画面がこういうときはすごく生かされます。まるで純正の電波測定器みたいな使い方ができます。

で、自宅から駅まで歩く間を電測してみた結果がこちら。

住宅街を歩いて行くだけなんですが、それでも歩いている場所によって電波の濃いところ、薄いところがわかります。なるほどこうやって見てみても無線LANの電波が途切れているところなんてないんです。なにかしらのアクセスポイントの電波が出ているのでこれだったら歩きながら電測していても途切れることがないわけです。

ですが、電測大会のログは一カ所での電測で複数の新規APがあればその分だけポイントがもらえます。効率良く新規APを探すなら、やはりマンションが狙い目。マンション地帯の電波の濃さは半端ではありません。

ちなみに、自宅から駅までの約7分間の計測で356AP見つけられました。無線LANの数ってすごいです。

 

続いて、効率的に電測してやろう！ってことで思いつくのが電車の中。走行中の電車の中でなら周りの住宅の無線LANが効率的に取れそう、と思うところですが、これは正確なAP位置を入れることができないですし、あまりPlaceEngine的にはやってもらいたくない行為のはず。

で、その走行中の無線LANの様子を見てみると。。。

この横にすっ飛んでいるような線は計測してすぐに切えてしまっている電波。瞬間瞬間で受信しては消えてしまっているので、実は走行中のAP取得はほとんど意味がないというか、数も少なくて期待ができません。電波の濃さが住宅街に比べると全然薄いんです。

これはあまり意味がないというか、数多くのAPはこれでは取れません。高得点は期待できないと思います。

 

続いては地下街です。地下鉄の中は東京メトロさんいわくあらゆる計測行為を許可していないとのことですので、公式には電測不可能ということなので、ここでは地下街での電測を試してみます。

地下鉄副都心線から地下鉄丸ノ内線へ新宿三丁目駅で乗換をしますので、ここで電測してみるんですが。。。

東京メトロでは全駅で公衆無線LANサービスを提供しているので、地下鉄駅には絶対に無線LANが飛んでいます。しかも見ての通り、さすが電波強度もばっちりなんですが。。。電波の数は劇的に少なく、まったく美味しくないことがわかります。

それはそうなんです。地上の場合は建物の2階、3階、4階などからの電波も期待ができるんですが、地下の場合はワンフロアだけ。電波が飛んでいないわけではありませんが、数は地上に比べると比較にならないほど少なくなります。ほんの1分ほどの計測ですがAP数は30個のみ。

高得点を狙うのであれば地下街もあまりオススメではありません。

 

そして、最後は四ッ谷駅から会社までの8分間の移動時間を計測。途中で吉野家さんに寄ってお弁当を買っているもので、2分ほど滞在してしまっていますが、こんな感じでした。全体に無茶苦茶電波が濃いんです。たった5分の移動で約200APもあります。

ちなみにウチの会社の事務所で電測させてみると、5Fの事務所の中でだけで、APの数は40個も見つけられてしまうほど。

商店街というかビジネス街もやはりすごい電波の濃さなんです。

 

ということで、大体の予想は出来ていたんですが、やはり狙い目はマンションのある住宅街です。できれば一軒家よりもマンションの近くを通って電測するのが必勝法。

そして繁華街、商店街などを歩くときは極力地下街をさけて、地上を歩くのがポイントです。

 

PetaMapの電測大会に参加するのに必要なのはPSPと、x-RADER用の地図（最低単価500円）が必要になります。地図代として500円かかってしまいますが、今のところ、それ以上の賞金が戻ってきそうですので、実質地図代はタダにできるはず。（当店で保証はしません。）

ゲーム感覚で参加できる電測大会にあなたも参加してみませんか？

 

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