この夏の4Kブラビアキャンペーンでプレゼントされていた「Mastered in 4K」のBDソフトが12月20日より発売になります。

 

「Mastered in 4K」のディスクはこの夏のキャンペーンで4Kブラビア購入者にプレゼントされていたBDソフトです。

4K映像が記録されたソフトではなく、あくまでもマスター映像が4Kのものになっていて、それをダウンコンバートしてハイビジョン画質のブルーレイディスクソフトにしたものなんですが、4Kブラビア向けに作られたちょっと特殊なブルーレイソフトになります。

私もまだ自分のお店で4KマスターのBDソフトを見せてもらったことがなくて、12月20日発売のタイトルで初めて見られるようになります。

違いは上記の通り。どうやら普通のBDソフトに収録されている特典映像などがなくて、その分の容量もすべて本編映像のデータに割くことをして、通常ソフトよりも高いビットレートでの収録をしたり、広色域の収録をしていたりするようです。

特典映像を収録せずに本編映像のデータ領域を増やして高いビットレートを確保する、というとDVD時代にも「SUPERBIT」シリーズがありましたが、あれのBD版とも言えるのかも。

4Kブラビアでしか見られないブルーレイソフトではなく、通常のハイビジョンテレビでも高ビットレートの恩恵を受けられる高画質ソフトとなっています。

さらにここが肝なんですが、4Kマスターの映像をハイビジョンにダウンコンバートする際にソニーピクチャーズで使っているアルゴリズムをほぼそのまま4Kブラビアに搭載。同じアルゴリズムを用いて4Kブラビアにアップスケーリングするそうで、4Kブラビアにて「Mastered in 4K」のBDソフトを再生すると一番効果的な再生ができるという話なんです。

4Kソースをハイビジョンにした映像だと毎月第一日曜日にだけ放送している「THE世界遺産4K」がありますが、あちらはSPEのアルゴリズムを使っているわけではないそうで、それよりも効果は高いとのこと。

11月20日には一足早く「アフター・アース」がMastered in 4Kソフトとして発売になっているんですが、12月20日には12タイトルが一挙に発売されます。

4Kブラビアオーナーさんは是非、その画質を比較されてみてはいかがでしょう？　うちでも「天使と悪魔」の通常版があるので、これのMastered in 4Kディスクを買って画質比較をしてみたいと思います。あと、昔懐かしい「ゴースト・バスターズ」とか無性に観てみたいなぁ。

 

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