【実機検証】ついにできた! XperiaのUltra HDR写真をBRAVIAにHDRキャストする方法

お待たせしました! Xperiaで撮影した、あのキラッキラのUltra HDR写真を、ついにBRAVIAの大画面で楽しむ方法が見つかりました。
使うのはAndroidアプリ「RAW / True HDR viewer」。Ultra HDR写真をHDR10映像に変換してキャストすることで、BRAVIAでもHDRならではの明るさを楽しめます。
まだハイライトの白飛びなど改善の余地はありますが、BRAVIA 9 IIとX75WLを使った実機検証、画質比較、アプリ開発者とのやり取りを交えて、詳しくご紹介します。

XQ-GE44, Sony Xperia 1 VIII 4mm, f/2, 1/400s, ISO 50
こんにちは、店員佐藤です。
長年の夢だった、Xperiaの画面でしか見られなかった、あのキラッキラ写真が、ついにBRAVIAでも楽しめるようになりました。Ultra HDR写真をHDR10映像に変換してキャストする方法ですが、大画面でHDRならではの明るさを楽しむことができます。
「Ultra HDRってなに?」という方も多いと思いますが、これはGoogleが推進している新しい画像フォーマットです。Android 14から対応が始まった画像規格で、通常のJPEG画像に「ゲインマップ」という高輝度成分を重ねて記録しており、対応デバイスで再生するとHDR画像として表示。非対応デバイスでは通常のSDR画像のJPEGで表示されます。
実はこのblogエントリーに掲載している上記の写真もXperia 1 VIIIで撮影したUltra HDRの写真です。
Ultra HDRの表示に対応したXperiaでChromeブラウザからご覧になると、空の明るさがいつもと違って見えると思います。HDRディスプレイを使ってWindows 11のChromeブラウザ、Edgeブラウザでご覧になっている方もHDRフォトでご覧になっていると思います。

α7R VI, FE 24-70mm F2.8 GM II, 24mm, f/8, 1/400s, ISO 125
Ultra HDRの撮影ですが、ソニーのスマートフォンではXperia 1 VIIとXperia 1 VIIIが対応しています。デジタル一眼αの場合もRAW撮影をしたあとにAdobe Lightroomを使ってUltra HDRフォトを出力することが可能。
なお、GoogleフォトにもUltra HDR写真の編集機能が用意されています。対応する環境では、HDRの明るさを調整することもできます。
Ultra HDRで撮影すると、通常は白飛びしてしまうような明るい部分に階調が残り、さらに明るく表示され、しかも色や階調も残っているというダイナミックな写真表現ができます。
ただし、再生デバイスはなんでも再生ができるものではなく、制限があります。OSが対応していることと、ChromeブラウザやGoogle フォトなどGoogle製のアプリに加え、Instagramなどの一部のアプリのみの対応になっています。

そんなところで発売になったソニーの2026年モデル「BRAVIA 9 II」がAndroid 14を搭載して登場しました。スマートフォンでもAndroid 14からUltra HDRの再生対応になっているので、これはもしかしてUltra HDRフォトの再生ができるんじゃないか?と、期待をしたんですが、Chromeブラウザを使うことができないのと、Googleフォトについてもアプリで対応しているのではなく、Googleフォトの写真データをスクリーンセーバー代わりに使えるだけで、どうやらUltra HDR対応にはなっていないようでした。
OSが対応しているのと、ディスプレイがHDR対応になっているBRAVIA 9 IIなんですが、Ultra HDRに対応したアプリがないため、再生ができないという結論になりました。
せっかくのAndroid 14搭載テレビなんですが、うーん、惜しいなー、というところで諦めていたところで、こんなアプリと出会いました。
■Ultra HDR写真をHDR10に変換してBRAVIAへキャスト
☆Google Play「RAW / True HDR viewer」
アプリの機能として「 Ultra HDR(ゲインマップ付きJPEG)およびRAW写真をHDR10形式でGoogle TVにキャスト。(Android 14以降のみ)」ということが案内されています。
今回、当店で試したBRAVIAではUltra HDR写真をそのまま再生する方法が見つかりませんでしたが、なんと、このアプリは動画で採用されているHDR10形式に変換してキャストすることで、HDR画像をテレビで楽しめるようにしてくれます。
キャストするだけであれば、簡単に使えます。
アプリを開いたら「ファイルを開く」から希望の写真を選択。写真が表示されたら右上の3点リーダーをタップして「テレビへキャスト」するだけです。
これでホームネットワーク内にあるお店の「BRAVIA 9 II」や自宅の「BRAVIA X75WL」にHDR画質でキャストすることができます。
アプリには他にもエクスポート機能があるのですが、こちらもユニークでHDRとSDRのプレビューができたり、ゲインマップのハイライト表示のしきい値を自分で変更することができます。リアルタイムに下に表示される画像が見られるので、ゲインマップの働きを知るのに勉強になります。
なお「RAW / True HDR viewer」はRAW画像にも対応するアプリですが、私が試した環境では、ソニーαで撮影した画像をうまくHDR表示できませんでした。一方、Xperia 1 VIIIとXperia 1 VIIで撮影したUltra HDRフォトについては、正常にキャストできています。
■BRAVIAでのHDR表示を比較してみた
さて表示されるブラビアの画像をここでシミュレートしてみます。
XQ-FS44, Sony Xperia 1 VII Wide Camera, 6mm, f/1.9, 1/125s, ISO 320
↑こちらが元画像です。Xperia 1 VIIで撮影したUltra HDRで、フロント部分のLEDがキラキラです。
↑こちらはGoogle フォトからキャストしたときの見え方を再現した比較画像です。BRAVIAの画面をデジタル一眼αで撮影し、Lightroomを使ってSDR表示に近い明るさになるよう調整しています。
↑こちらは「RAW / True HDR viewer」からキャストした画像です。少し、見た目に近いように調整していますが、明らかにフロントのLEDラインの輝度が明るくなっていて、Ultra HDRのゲインマップ部分の輝度が上乗せされている感じになります。(αでBRAVIAのパネル撮影してUltra HDR加工してアップロードしています。)
Ultra HDRをそのまま表示できているわけではありませんが、HDR10に変換された「動画」ファイルとして表示されています。
そうなんです。実は、この写真に見えるものは動画ファイルに変換してキャストされていて30秒ごとに再生を繰り返す仕組みになっています。なので、じっくりと静止画として見たい場合は、BRAVIAのリモコンを使って一時停止すると落ち着いて見ることができます。
また、Ultra HDRからHDR10に変換される際にコントラストやガンマカーブがかなり変わるみたいで、そのままだと見た目にかなりコントラストの高いどぎつい画になります。
なので、そこはBRAVIAの画質調整で見た目に近いように調整する必要があります。
そうそう、この画質調整のところで右上に「HDR」という表示があります。再生されている画像がHDR映像であることの証明になります。
【追記】
記事作成後にもアプリのアップデートがあり、HDR10への変換時のガンマカーブを調整し、よりUltra HDRに近い印象の映像が表示されるようになりました。BRAVIA側の画質調整は必要ないかもしれません。
■アプリ開発者とのやり取りで表示が改善
XQ-GE44, Xperia 1 VIII 4mm, f/2, 1/125s, ISO 50
↑こちらはXperia 1 VIIIでこの夏に撮影してきた庄内平野の夕焼けです。今年、私が目にしたもので一番キレイな空だったかと思います。Ultra HDRで記録すると色だけではなく、その明るさまで記録できます。感動の1枚でした。
↑こちらはGoogle フォトでキャストした写真です。正確に色や階調も表示していますが、やはりSDRになって圧縮されている感があります。
「RAW / True HDR viewer」からキャストすると、太陽の眩しさを感じるほど明るく表示されます。すごいアプリを見つけました。
ただし、このゲインマップで明るくなっている部分ですが、正直言うと白飛びしています。Ultra HDRみたいな階調が残っている感はなく、ゲインマップ部分は現在は輝度だけあがっている感じになっています。
しかし、このアプリはまだ発展途上です。実はこのアプリを見つけたのは1ヶ月以上前なんですが、開発の方にメッセージを送ると数日後には返事がきてアップデートしてというのを3回くらい繰り返しています。私が見つけた当初はHDR10で送っているものの、ハイライトの輝度が上がっているようには見えなかったんです。
ですが、それが改良され、ヒストグラムもHDR成分が反映されていないことを伝えたらそれも改良され、Android 17になったらキャストができなくなってしまった問題も報告したら改良され、現在のバージョンになっています。
不具合がドンドンなくなってきていますので、このアプリはまだまだ完成度があがっていくと思います。
あと、お店の「BRAVIA 9 II」と自宅の「BRAVIA X75WL」を比較すると、BRAVIA 9 IIの方が輝度は遥かに高く、HDR感が強く感じられます。自宅のX75WLはかなりマイルドな表示になるのですが、ここはパネルの性能がモロに出るところかもしれません。
高画質モデルのBRAVIA 9 IIや、BRAVIA 7 IIなどをご利用になっていると感動も大きいかもしれません。
現在、当店でUltra HDR撮影を確認しているソニーのスマートフォンは「Xperia 1 VIII」と「Xperia 1 VII」です。
私の使った感想ですが「Xperia 1 VIII」はUltra HDRのチューニングが抑えめになったみたいで、派手にキラッキラ写真が撮れるのは「Xperia 1 VII」の方でした。「Xperia 1 VIII」でもルックを「ビビッド」にすると、キラキラ写真になりやすいので、それで撮影してBRAVIAにキャストしてみると、大画面でのキラッキラ写真が楽しめるようになると思います。
BRAVIAがご自宅にない方は、当店にお越しいただければ「BRAVIA 9 II」へのキャストを実際にお試しいただけます。Ultra HDRフォトにご興味ある方は一度、遊びにおこしください。
Ultra HDRフォト、楽しいですよー♪
![]() |
||||
| Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VIII (XQ-GE44) |
ソニーストア価格: 235,400円~ |
|||
| 発売日 | 2026年6月11日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| ソニーストア 購入特典 |
2万円キャッシュバック(~1/11) ソニー提携カード決済で3%オフ ラッキー抽選会対象商品 |
|||
| テックスタッフ ご利用特典 |
詳細は店頭にてご案内しています | |||
★Xperia 1 VIII SIMフリーモデル限定 年末年始20,000円キャッシュバックキャンペーン | Xperia (エクスペリア)スマートフォン | ソニー
★エントリー全員にその場で当たる! ソニーストアご利用感謝 ラッキー抽選会はこちらから






















