2013年12月12日

ウォークマンF880本体アップデートで『DSEE HX』を試してみました

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昨日アップデートになったウォークマンF880シリーズの「DSEE HX」機能の搭載ですが、私も早速試してみました。

これはかなり効果が高いかもしれません。

試してみたのは昨日の閉店後です。昨日も多数のお客様がご来店くださり、おそらく当店の店頭史上最高額のお買いものがあるすごい1日になっています。店頭のご利用、本当にいつもありがとうございます。

そんなこともあり、ウォークマンのアップデートをしたのは22時くらいです。Androidの案内でシステムアップデートのお知らせがあるので、これをタップします。

対象モデルはF885、F886、F887の3機種です。同意しますのチェックをして、その後ダウンロードを選択。

昨夜の時点でダウンロードにかかったのは15分ほどです。ファイルサイズは293.2MBとなっています。結構な大きさのファイルでした。

その後、再起動してインストールが終了します。

☆インプレス AV Watch「ウォークマンZX1/F880で“圧縮音源もハイレゾ相当”にする「DSEE HX」の狙いと効果」

その効果についてはメーカーさんからインプレスさんの方に情報提供があったようで、先月のうちに案内があり記事になっていますので、正確な効果についてはこちらの記事をご覧になるのがよいと思います。

私も通勤途中にMDR-10RCを使ってMP3やCD楽曲の再生をして試してみましたが、なるほど、確かに音に厚みが出る感じです。もともとハイレゾで提供されている楽曲ではないものを聞いているのでハイレゾと比べてどうとかいうのはわかりませんが、16bit→24bitになっている効果なのか、ボーカルやピアノの残響音が普通なら「スッ」と消えるところが「スーッ」となる感じ。

「今まで聞こえなかった音が聞こえてくる感じ」というのは私は感じなくて、でも、あれ？こんな響きのある曲だっけ？と、DSEE HXを切ってノーマル再生で聞きなおしてみると、確かにそういう音はしていた、という気付きがあります。今まで気づかなかった音に気づかせてくれるようなイメージがあります。

なるほどー。これは楽しいです。今まで持っている楽曲すべてをハイレゾ楽曲で買いなおす、なんてことをしたくてもまだハイレゾ販売していない曲が大半だし、仮に全部ハイレゾ販売が始まったとしても今の価格設定ではいくらお金があっても足りません。

手持ちの楽曲をこうして若干ハイレゾ風にして聞かせてくれる、というのはありがたい。お気に入りの曲を全部これで聞きなおしたくなります。

昔はVAIOを使って演奏時間の4～5倍の時間をかけてDSD化してハイレゾ再生を楽しんでいたのに、これからはウォークマン単品で、それに近いことができるとは。。。いやぁ、便利になりました。（中でやっていることは違いますけどね。）

バッテリー消費についてはインプレスさんの記事によると倍くらいの消費をするそうですが、確かに1時間の通勤の往復だけでバッテリーマークがちょっと減っているのがわかるくらいなので派手に電力を使っている感じはしました。

それでもスマートフォンよりは全然バッテリーのもちはよいわけで、ちょっと気にして使えば問題なし。

ウォークマンのスタミナテストとかもしてみたいなぁ。