2007年1月9日

2007 International CES開幕

アメリカ・ラスベガスにて現地時間の1月8日に「2007 Interntional CES」（コンシュマー・エレクトロニクス・ショー）が開催されます。一般公開に先立ち、プレス向けの入場があったようで、ニュースサイトでは最新情報がいろいろ掲載されているみたいです。

まずは報道資料として日本国内向けにソニーさんからのプレスリリースも出ています。

★ソニープレスリリース「2007 International CESについて」

アメリカのCESというのはデジタル家電の展示会ということになっているようで、日本でいうところの、10月に開催されるCEATEC JAPANみたいなイベントなんでしょうね。

ソニーさんからのプレスリリースによるとハイライトとして「インターネットビデオHDTV」という、ハイビジョン映像の映像コンテンツをインターネットから手軽に楽しめるシステム、次世代テレビとして有機ELテレビや82型の超大型液晶テレビの技術展示などがあるみたいですね。

でも、一番の注目は。。。

☆米国向けVAIOの新製品を展示（PC Watch）

☆今年も出ましたっ！「こっ、これは？」なVAIO（ITmedia News）

昨年もこのCESで切り替え式のグラフィックシステムを搭載した、VAIO SZノートが登場し、その後、日本でも「VAIO type S SZノート」として1月下旬より販売がありましたが、また、今年も変わったものが登場したみたいですね。

まん丸いVAIOで、これはオプション製品でもなんでもなく、記事によると、VAIO本体になる模様。HDMI端子を搭載しているので、そのままテレビに接続も可能で、搭載OSはWindows Vistaになるみたいですね。

なお、ソニースタイルでもいきなり「Coming Soon!」ということで、この円形VAIOの案内がスタートしました！写真掲載があるだけなんですが、メール登録受け付けが本日からスタート。これは日本でも発売されるみたいですね！

ソニースタイルの案内はこちらから

リモコンで操作できるブラウザが付属するというのは、type X Livingの流れを汲んでいるようですし、PSXみたいな使い方が出来ちゃうVAIOなんて期待をしてしまいそうです。

ちなみに日本の「type X Living」に相当するであろう「VGX-XL3」というモデルの展示もあるそうで、こちらにはBDドライブが搭載されているとのこと。見たところ本体デザインに変更はないようですので、これも07年春モデルとして日本で発売される可能性が高そうですね。

あと「VAIO type U」にVista Bussines Editionを搭載しているモデルもあるとか。日本向けのモデルで考えるとこのブラックボディはゼロスピンドル版。1GB内蔵メモリと、32GBフラッシュでならWindows Vistaも快適に動作させることもできるでしょうし、これも日本で発売になるでしょうか？

VAIOの周辺機器として「VGF-WA1」というモデルも発表になっています。無線LANを経由してサーバーに保存された音楽を鳴らすためのシステム。

PCにはDLNA準拠のメディアサーバーの機能が必要になるそうですが、VAIO Mediaのサーバーソフトウェアもバンドルされているそうで、他社製PCとの接続も可能なんだそうです。日本では多少仕様が変わってくる可能性がありますが、今までのNet Jukeよりも手軽に音楽がたのしめそうですね。

他にも「VAIO Cシリーズ」「VAIO Nシリーズ」などの日本では未発売のモデルが展示されているようで、特に「VAIO Cシリーズ」なんて、カラーバリエーションを超えた、模様が描かれているものまで、アメリカにはあるんですね。

☆HDネットテレビに大画面有機EL、ソニーのテレビが面白い（ITmdeia）

そして、こちらはBRAVIA。70インチの「KDL-70XBR3」というモデルだそうです。住宅事情が日本とアメリカではかなり違っているようですので、これがそのまま日本で発売されるということはないと思うんですけどね。。。

で、こちらが参考展示で注目されている有機ELディスプレイです。有機ELディスプレイというのは、液晶テレビとは違いバックライトが必要なく、自己発光する次世代ディスプレイ。液晶に比べて高コントラスト、広色域、高速応答などが特性なのですが、パネルにバックライトがないため、薄い板だけというこの外観というかパネルの薄さもスゴイですよね。

初めて見たのは2001年とか2002年頃だったと思うんですが、それからしばらく姿を見ないなぁ、と思っていたんですけど、27V型、11V型で登場。開発はしっかり進んでいたんですね。