2011年2月16日

ソニーカード決済5%オフキャンペーンがスタート

ソニーストアにて、恒例のソニーカード決済5%オフキャンペーンがスタートしました。2月28日までの期間中、ソニーストアでのソニーカード決済でのお買い物がすべて、VAIOでもサイバーショットでもデジタル一眼αでもハンディカムでもブラビアでもブルーレイディスクレコーダーでも電子書籍ReaderでもPS3でもウォークマンでも、なんでもかんでも5%オフになります！

恒例とは言いつつもこれは定期的に行われているキャンペーンではありません。初めて行われたのはソニースタイル5周年の2005年で、その時に聞いた話ではダメージが大きすぎて二度とできない、って言われていたんですが、その2年後に復活。ボーナス商戦にかかったり、こうした春の新生活シーズンにかかったり、いろいろなシーンでタマに不定期で開催されます。

ソニーストアでの購入時には反映されず、クレジットカードの引き落とし請求時にソニーストアでの期間中のお買い物が5%オフになるというものなので、現時点でのお買い物時には実感がないんですが、カード明細が届くとそこには【5%オフ】という文字が入って請求額が5%も安くなるという、まさに魔法の様な期間限定キャンペーンになります。

普段は割引きのないVAIOもゲーム機プレイステーションも、関係なく決済時に5%オフ。高額商品であればあるほど効き目が絶大！

なお、分割払いとクレジットカード決済を混同されてしまうケースがたまにあるんですが「ソニーカード決済」というのは、ソニーカードでのクレジットカード決済のみを指します。12回払いとか24回払いの分割クレジットは別の決済方法になるので分割クレジットでは5%オフにはなりません。（たまに間違えられたご質問をいただくことがあるので）

2009年春まではソニーカード決済ではなくeLIO決済という暗号化通信をしたものだけが対象になっていたんですが、今はeLIO決済がなくなりソニーカードであればOKと、ちょっと規制緩和されています。(^_^)v

さて、そのソニーカードの話をちょっとすると、これはソニーグループのクレジットカードです。現在はソニーファイナンスが運営していますが、先日、ニュースで伝えられているんですけどソニー銀行にクレジット業務を譲渡するそうで、今年の4月以降、おそらく何らかの動きがあるはず。

ソニーファイナンスさんでは事業縮小という方向で動いていて、正直、サービスがちょっと手薄になってきていたんですが、ソニー銀行さんでは銀行業務との連携で事業を拡大していく方向の様ですのでこれからサービスがかなり期待できるカードになります。

で、現時点では。。。

年会費がかかるクレジットカードなのでご注意ください。初年度会費は無料ですが、翌年以降は1,312円の年会費がかかります。

支払い方法は翌月1回とリボのみ。

で、普通のクレジットカードと違うのがポイント制度です。ポイントリワードと言って、普通1,000円使うと1ポイントとかポイントがつきますよね？そのショッピングポイントなんですが、自分でコースを選択して申し込むことで倍のポイントがもらえるようになったりするんです。

通常は1.0倍コースで追加年会費もかからないんですが、年会費を787年上乗せすると1.5倍のポイントがもらえるように。+2,099円払うと2.0倍のポイントがもらえる計算になります。

たとえばですが10万円の買い物をしたときにどれくらいオトクになっているのか？をそれぞれシミュレーションしてみます。

	年会費	ポイントコース	合計額	ソニーストアで 10万円購入時	一般で 10万円購入時
1.0倍コース	1,312 円	0 円	1,312 円	3,485円	500円
1.5倍コース	1,312 円	787 円	2,099 円	3,727円	750円
2.0倍コース	1,312 円	1,837 円	3,149 円	3,970円	1,000円
2.5倍コース	1,312 円	4,987 円	6,299 円	4,212円	1,250円

上記の表がそのシミュレーション結果になります。ソニーカード決済はキャンペーンの5%ではなく通常時の3%で計算しているんですが、見ての通り、年間10万円の買い物をソニーストアでするならそれだけで2.0倍コースが一番オトクになります。

ポイントコースって結構敷居が低いんです。

新型ソニーカードのショッピングコース1.0倍というドノーマル状態で計算してみますが、年会費1,312円をペイするためにはソニースタイルで 37,647円の買い物をしたら、それだけで、年会費分のお得をゲットできます。一般カードで元を取ろうとすると262,400円の買い物をしないといけないので、ポイントプログラムだけを見てソニーカードを利用するのにはちょっと向きませんが、明らかにソニースタイルで年に4万円以上の買い物をする可能性があるなら、ソニーカードは持っておいた方がお得、といえます。

ちなみにショッピングポイントコース1.0倍の場合、還元率3.485%を元に、年会費1,312円÷3.485%＝37,647円で導き出せます。（損益分岐点・・・って呼んでいいんでしょうか？）

これをすべてのカードの年会費、還元率で計算してみたところがこちらです。

	年会費＋ショッピングコース	ソニーストア利用損益分岐点	一般利用損益分岐点
1.0倍コース	1,312 円	37,647	262,400
1.5倍コース	2,099 円	56,318	279,866
2.0倍コース	3,149 円	79,319	314,900
2.5倍コース	6,299 円	149,548	503,920

ということでソニーストア利用ですが毎年15万年以上は間違いなく使う、というなら2.5倍コース。8万円以上の買い物はしているな、というなら2.0倍コース。ウォークマン、サイバーショットくらいかな？という方なら1.0倍、1.5倍コースくらいで利用されるのが良いようです。

で、これは年会費無料にするための計算。ではソニーカードを使った方がオトク！と言えるのはいくら以上使う場合なのか計算してみなければいけません。

ということで、エクセルに還元率と年会費の計算式を入れて、10万円ごとにシミュレーションしてみたのがこちらの表です。

なるほど、これを作ってみて一目瞭然でした。表の中の黄色いセルがより上位のコースに乗り換えたほうがお得な買い物金額なんですが、これによると1.0 倍コースよりも1.5倍コースの方がお得になるのが約40万円のところ。2.0倍コースの方がお得になるのが50万円のところ。そして、130万円使ったときに一番お得になるのが2.5倍コースとなります。

ソニーストアだけで使って3%オフ割引特典を含めて計算もしてみたんですが、その結果が下記の表になります。

	年会費	ソニーストア損益分岐点	ソニーストアおすすめコース	一般利用損益分岐点	一般利用おすすめコース
新型 1.0倍コース	1,312 円	37,647	4万円	262,400	30 万円
新型 1.5倍コース	2,099 円	56,318	40万円	279,866	40 万円
新型 2.0倍コース	3,149 円	79,319	50万円	314,900	50 万円
新型 2.5倍コース	6,299 円	149,548	140万円	503,920	130 万円

はい、これが今回の結論です。

ずばり、ソニースタイルでの年間お買い物額が37,647円を超えるようでしたら、ソニーカードを利用した方がお得です。で、年間40万円を超える買い物をする人ならば1.5倍コースにした方がお得。さらに年間50万円を超える買い物をするなら2.0倍コース。140万円以上の買い物をする方だけが2.5倍コースをおすすめ、という結果になります。

ソニースタイル利用の場合、損益分岐点が極端に下がるので年間4万円以上ソニースタイルを利用する人ならば、損はしません。10万円以上はまず買うな、という方なら2.0倍コースにしても問題なし。

というか、クレジットカードの特典って別にポイント制度だけではないので、ソニープロダクツ保険が1年間つくだけでも、私なんかは年会費がチャラになっている計算なんですけどね。（ソニーストアのワイド保証ではカバーできない盗難に1年だけ対応してもらえます。）

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